ああ長崎のお客様。

2013年11月24日(日曜日)

もう少し庭にモミジをと考え、ホームセンターから小さな苗木を三つ買っていた。
本日夕刻、皆様の邪魔にならないように一鉢植えた。モミジは成長が早いので楽しみだ。

窓辺の落ち葉カフェの窓辺の落ち葉。

終わって美術館に戻ると駐車場に新潟ナンバーのワンボックスカー。
6名のお客様だった。
「新潟市からですか」、カフェに出て挨拶をさせていただいた。
「いいえ、長崎です」
え、長崎!意表を突かれて驚いた。なんて遠くのお客様だろう。

短いおしゃべりだったが、以下のようなお話をお聞きして為になった。
・一両年続けて上越市を訪ねている。
・交通は飛行機で松本市あるいは新潟市へ降り、そこからレンタカーで移動。
・日本海が好きで、「日本海」と聞いただけで惹かれる。本日は鵜の浜温泉。
・新潟から六日町を経て来たが、道中は大変だった。六日町のお米はとても美味しかった。

一同はご親戚同士かも、小生の母もお隣の佐賀県だった。
小生自身、昨年3月に長崎県佐世保市から佐賀県鹿島市へ行ったばかりだ。
やはり空路で新潟から福岡へ、そこからレンタカーだった。
「私は佐世保に引き揚げました」。婦人が仰った。
あ小生もですよ。得に言われぬ親しみを禁じ得ない。

皆さんから折々に聞こえる九州弁も懐かしい。
「私たちはとても九州を誇りに思っているんです。若い人も同じで当たり前に九州弁を話します」
「九州弁は丁寧な言葉なんですよ」
ああ何ということだろう、これこそ九州と九州人を物語る全てではないのか。
故郷の誇り、、、65年間越後で暮らした母にも密かに同じものを感じていた。

「私たちの知人に高田高校の出身者がいて、よく高田のことを聞いていました」
それは私の母校です、ああ糸って繋がっているのですね。
「以前、秋に訪ねた高田はきれいな街でした」
こんどは是非とも桜や蓮をご覧頂ください、出来れば雪も。

皆さんはお医者さんご一家と大学教授でした。
旅慣れた姿でくつろがれ、お抹茶やコーヒーを飲んでいただきました。
「ここの器はすごいなあ」
豪快な織部を手にとって褒めて頂きました。
後で絵はがきもお求め頂いたそうですね。

遠くから、皆様本当に有り難うございました。

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近くの小川美術館の近くの潟川。

 

鯉川で音がして、若い釣り人が大きな鯉を釣り上げた。
もっと大きいのがいますよ、と言って彼はすぐリリースした。

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さて、まもなく上越も新幹線時代を迎える。様々な基軸が検討されていて、新駅→二次交通の議論も尽きない。
しかしレンタカーなど、皆さんは主体的に行動されることも一つの事実。

「日本海はあこがれ」、これも重かった。あとはもてなしの心.。何かと上から目線、お殿様ではほど遠いと思う。
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