倉石隆の「少女」が間もなく終わります。

2013年11月27日(水曜日)

本日県外から来館された女性が「樹下美術館の名前が良い」ことと、「倉石隆が素敵」だと仰ったとスタッフから聞きました。

二つの言葉とも真に有り難いものでした。お帰りに「来年も」と仰り、倉石氏の絵はがきを沢山お買いになったということです。

2013年の倉石隆展示質小ぶりのホールに油彩4点、版画5点、デッサン1点の展示。

 

お嬢さん展人の性(さが)や情念など大人向きのテーマが多い倉石氏作品。今年は愛らしくも多感な「お嬢さん」を展示致しました。

今秋、主体美術協会の主体展でpre50周年企画・「礎の作家たち」の特別展示がありました。
その5氏の物故会員の一人に倉石氏が選ばれ、当館から「琢也」が堂々出品されました。

初日のレセプションで多くの同協会の方たちとお会いしました。挨拶はじめ中堅ベテランの方々から口々に倉石隆の名前が出るのでした。優しさ、純粋さ、そして格好よさが共通して語られたのです。それらのことは倉石を飾る樹下美術館には大きな喜びと収穫でした。

 

版画・少女1998年の主体美術協会機関誌の表紙は倉石隆の版画「少女」でした。
同原画は現在館内で展示されています。

 

12月25日、今年の展示の最終日です。年末に向けて何かと忙しい日が重なりましょう。
しかし晴れても降っても、暇も多忙もそれぞれ美術館日和ではないでしょうか。
皆様のお越しをお待ち致してます。

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