雨降りの頸城野は代掻き、一部で田植も。

2017年5月6日(土曜日)

連日暖かく穏やかに晴れたが本日は予報通り雨降りと
なった。
樹下美術館を囲む頸城野(くびきの)の水田の処々で
代掻き(しろかき)が見られた。
耕した田に水を張って馴染ませた後に行われる代掻き
は田植え前の重要な作業。
田の土質や栄養、水などを均等に馴らして田植えに備
えるが、最初に「あら掻き」、後日「仕上げ」の二回を行う
という。

1
↑自分には仕上げをしているように見えた頸城区の代
掻き。

 2
気温は上がらず寒い一日、山裾は春がすみではなく、ゆっ
くり霧が流れている。

3
吉川区町田集落で見た苗代。運び入れたのか、ハウスの
被いを外したのか、軟らかで愛らしい苗がびっしり揃って田
植えを待っている。

4
同地に白と紫のヤマフジ。左下すみにウワミズザクラも咲
いている。

すでに田植えをしている人達もいた。
寒い日の水田の冷気はひとしおであろう。
見ている分には美しく情緒ある水田だが農業はとても繊細
な仕事に見える。
(繊細な仕事ゆえ美しく情緒ある風景が生まれるのでしょう)

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