花鳥・庭・生き物
保育園で健診した みなそれぞれの個性で生きて行く。
本日保育園の健診があった。一歳未満から年長さんまで100人ちょっと、身体を診ながら子どもたちの さまざまな顔や仕草を見て来た。
子どもは一人一人本当に違った顔立ちと表情をしている。しかし違いは価値でもある。
色々あろうがこの先長く、それこそ墓に入るまで親からもらった顔と性格を密かな拠り所(宝物)としてそれぞれ生きて行くにちがいない。頑張れ園児!頑張れ個性!心の中で叫ばせてもらった。
コムクドリはオスのほうが振る舞いに愛嬌あるように見える。しかしいざ子育、えさ運びとなると猛烈に働く。
動物たちも性格や個性の違いがあるようだ。子鳥を飼っている人なら鳥にも個性があるというかもしれない。そのようなことでは特に養鶏場のかごの鳥たちは気の毒だ。
牡丹はかすかにゴボウの香りがするか コムクドリはのんびり。
本日の在宅まわりで伺ったお宅に黄牡丹が活けられていた。長かった認知症の混乱が鎮まってきた97才のおばあさんのお宅、花が置かれているのを見て少しほっとした。
帰りがけ見事な牡丹に鼻を付けて匂いをかがせてもらった。不思議なことにかすかにゴボウに似た香りがすると思った。みんなそうかなと思って奥さんにお尋ねした。
「奥さん、牡丹って少しゴボウに似た匂いがしませんか?」
「あら、今ゴボウ煮てるんですよ、先生って鼻が良いんですね]
いやいや、こういうのを鼻が良いと言うのでしょうか?
改めて牡丹の匂いを嗅いでみないといけないな、と思いました。
家の周囲で早くもスズメの雛がかえって啼いている。まだ虫が少ないので親たちは朽ち木で虫を探したり、草むらの死骸などを運んでいるようだ。
一方不思議の鳥、コムクドリはまだ抱卵の気配がない。
上がメス、オスは頬や胸に模様があり羽にメタリックなブルーが見られる。
時には他のオスやメスがやってきて、小さな諍いが見られる。
巣は決まったようだ。虫が出始めるまで子作りを待っているのだろうか。
スズメなどと同じくコムクドリは一日一個ずつ合計5,6個の卵を産むという。最後の卵を産み終わると初めて抱卵するらしい。もしかしたらこのペアのメスは産卵の最中か。
抱卵は雌雄交替で暖める。昨年の観察では一羽が巣に入ると一羽が飛び出した。時には巣から出て待つこともあったが、替りが来ないとまた戻った。
花 代掻き 草取り 夕月。
夕刻から二時間、妻と庭仕事をした。ネットで取り寄せた大好きなマツモトセンノウを三株植えてあとはすべて草取り。気温が上がり雨も降ったので一気に花の勢いが増したが、雑草も伸びる。
除草が必要な草は季節によって変わるが少なくとも7~8種類はあろう。この時期、触ったりあるいは近づいただけでパチパチと弾けて猛烈に種を飛ばすタネツケバナが凄まじい。雨によってすでに今年二回目の発芽をしたのではないかと思われるものまで生えている。
一方で突然増えるスミレ類や裏の芦、そして芝のはびこりも要注意だ。庭が荒れることは施設が荒れている事でもある。草取りは樹下美術館の大切な仕事で、一種修行のような気がしないでもない。
カフェ降り口は自家製の花。 あちこちで咲きそろったエビネ。 |
卯の花/ヒメウツギ。 ようやく花開いたスズラン。 |
日ぐれて静かになったすぐ裏の田んぼ。
しばらく前までエンジン音がしてトラクターが代掻きをしていた。
夏の花マツモトセンノウは10カ所ほど植わったことになる。ガンピなどとともにとても楽しみだ。
毎年母の日にと妻に届くアジサイが今年も庭に移植された。
上越市は牧区からウド コムクドリが巣作り。
いつしか連休も終了となる。これでと思っていた図録が終わらなかった。挨拶から書き直しているのだから仕方ないのか。
このたび牧区の縁者ご夫婦から新鮮なウドを頂いた。「親父もお袋も年をとったのに畑を作ったり山へ行ったり頑張っている」。連休に帰郷した息子さんの言葉に畏敬が込められていた。
私について言えば、かつて亡き両親特に父にはある時期からはっきりした老いを見るようになった。なにがしか昨日の延長であればいい、と漠然と思っているが、今日自分もそう見られているのだろう。
上越市牧区は府殿の山の幸、ウド。
沢山いただきましたが、分けています。
本日初めて巣材をウロへ運ぶコムクドリのオスを見た。(あわてて撮っています。)
つがいは昨年と同じかもしれない。特にオスは首周りの模様がとてもよく似ている。昨年夏、懸命な子育をてした後、鳥ながら老けたな、と思った。しかしすっかりリセットして今年の子育てに挑戦しているように見える。
野鳥には野鳥の厳しい生涯があるはずだが、日頃、ぼんやりしているせいか彼らに老いを見ることがない。自然界には感心させられる。
憲法記念日は樹下美術館の花 そして夕刻。
昨日は憲法記念日の祝日だった。70年近くも日本が平和で、今日も自分が生きられているのは現憲法のおかげでもあろうと日頃感じている。
平和と個人の尊さを希求した現憲法は日本ばかりか、世界の宝物ではないだろうか。
その日に樹下美術館と裏手の田んぼのツバメ、そして渋柿浜漁港の半日の写真を掲載しました。
スミレ チゴユリ キバナホウチャクソウとスミレの一種 チョウジザクラ 樹下美術館、夕暮れのデッキ。 ワラを運ぶツバメ。 |
マイズルソウ まだ開かぬスズラン イチリンソウ(八重咲き) ベニシジミ 夕暮れの樹下美術館。 田を飛ぶツバメ。 |

夕日に染まる小屋。
まことに寒い日。
まことに寒い日が続くなか、明日から連休の後半。少し気になる人がいるのであまり遠くへは行けない。
寒冷ながら庭の雑草は伸びつづける。昨夕およそ一時間半、暗くなるまで草取りをした。終える頃、西の空低くわずかに見えた茜、晴れるといいのだが。
仕事場の古い椿は落花の盛り、小さな崖を赤く染めていく。傍らで満開のヤマブキが見送っている。毎年ゴールデンウィークになると鮮やかなコントラストに眼を奪われる。
樹下美術館の花鳥とお茶。
寒い日が続き、風邪の方が絶えず、子どもさんたちに冬場に多い感染性胃腸炎が見られます。
お陰様で4月の美術館は昨年より多くの来館者さんがあったと聞きました。展示も好評で、斉藤さんの器に花を入れていること、倉石氏の「お嬢さん」を褒めて頂いています。
本日昼、出向いて斉藤さんの器と花を写してきました。花や枝は仕事場と樹下美術館の庭のものです。
白磁壺にクリスマスローズとアジサイの枝。 手桶花入れにアジサイの枝と白ツバキ。 |
辰砂(しんしゃ)の花瓶にガマズミの枝と白ツバキ。 辰砂の花瓶にヤマブキとアマドコロ。 |
大潟区の仕事場ではウグイスが連日鮮やかな鳴き声を聞かせてくれます。美術館のカフェのお抹茶はウグイスのお菓子でした。
ウグイスのお菓子は写真の姿にそっくりでした。
お菓子は上越市黒井の坂詰さん、お茶碗は解良正敏さんの三彩面取り茶碗、
白磁の銘々皿(お菓子皿)は斉藤尚明さんです。
山桜の老木にコムクドリ 花が似合う人。
午後、スズメが巣作りであろう、忙しくウロに枯れ草を運んでいた。突然一羽のコムクドリのメスが木に立ち寄ると、そばの小さくなってしまった山桜の老木に止まった。夢中でシャッターを押した。
間もなく散る老木の花。その花びらをついばむとは、なんておしゃれことだろう。
山桜にコムクドリ、あまりの相性の良さにびっくりした。そういえばもともと桜(ほかの花も)は鳥や蝶や蜂のために咲くんだ。鳥と花が美しく調和するのはうなずける。さて人間はどうだろう。
花が似合う人、たくさん居ると思うが出来ればそうありたい。
同じ合歓木にスズメとコムクドリが営巣するのだろうか。
仕事場の二階から正面に見える合歓木(ネムノキ)。若き日の父が往診の帰りに林から若木を持ち帰って植えた。それから60余年、かなり老化してあちらこちらが枯れてきた。
枯れ枝が折れた跡には空洞が開き、いわゆるウロ(洞)となる場所がある。樹には数メートル隔てて二カ所の大きなウロがあり、昨年その一つを使ってコムクドリが営巣し雛をかえした。
向かって左はしの大きなウロに、今年は意表をついてスズメが巣作りする気配がある。
昨日午後、盛んに出入りし枯れ草の巣材を搬入した。
あまつさえ雀はウロ上の枝で交尾行動を繰り返した。
彼らの巣は軒下だとばかり思っていたが、本当にここを巣とするのだろうか。
ウロは大きく、カラスやムクドリなど外敵が入りそうだが、はたして大丈夫か。
すると間もなく、ついにコムクドリのメスが現れた。昨年使ったウロの入り口に止まる。
はたして昨年のメスか否か、やはり非常に美人である。
一昨日のオスとの関係は、この日オスを見なかった。
今冬大きなウロのすぐ下にあった枯れ枝が落ちて、もう一つ入り口が出来た。
一生懸命そこを観察している。
さて繁殖を控えて鳥たちは命がけであろう。みな強靱な生命力をもっている。優しい合歓の老木でどんなドラマが展開するのだろう。
2013年、コムクドリがまた来た 夕刻の月と花。
昨年このノートにカテゴリーまで新設して大騒ぎしたコムクドリ。仕事場の合歓木(ネムノキ)の営巣で繰り広げられた愛くるしくどこか不思議な鳥の様子に夢中になった。
来年来るか、果たして今年は、案じながら内心また来ると信じていた。それが本日2013年4月24日、一羽のコムクドリが合歓の枝に居るのを見た。非常に嬉しく密かにどきどきしている。
花の蜜を沢山吸ったのか、くちばしの周囲が黄色に着色している。
草むらにおりた。顔~首の模様が昨年営巣したオスに似ているようでもある。
そうでなくとも構わない、どうかここで頑張ってください。
食事前のころ、松とヤマザクラの老木をかすめて月が昇った。26日が満月の模様。
お申し込みが65名様になりました。あとわずかの余裕ですが、よろしければお電話ください。
樹下美術館:025-530-4155
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