花鳥・庭・生き物
冷たい雨の日曜日。
朝から冷たい雨の日。午後美術館に出かけた時の車が示していた外気温は7度だった。
館内は誰もいらっしゃらなかったが、雨中庭を撮っていると3組のカップルさんが次々いらした。寒い日なのに感謝したい。
風が無いだけ庭は穏やかにみえる。寒さ続きだが多くの草花がぐんぐん成長してきた。
賑やかなヒトリシズカ |
茎が緑色の青軸ヒトリシズカ |
昨年秋、福島県から来たシラネアオイ。新潟県の樹下美術館で無事1年を過ごし、来年も咲いてほしい。
ここへ植えてくださったのはスタッフのご主人ということだでした。
春の花ざかり 盛況な音楽会の申し込み。
地面が温まってきて花は勢いを増しています。見頃や見所を心得た花は慎ましくも見応えがあります。
みつばつつじ やぶ椿 福島のシラネアオイ 活けられた袖隠しという名の椿 |
クリスマスローズ- 赤い斑の椿 華やかな椿 チューリップとクリスマスローズ- |
参加ご希望数が54名様となりました。応募が増え続けていますので10席増やして70席をご用意することに致しました。
夜、用事で玄関を出ますと山や森の匂いがしました。
毎年訪れる良い香り、山も森も温まってきたのですね。
福島県の花が樹下美術館で咲こうとしていた。
本日夕刻、美術館隣接の庭の手入れをした。はびこる苔類を除き風で散乱した枯れ枝を処理して回った。
あるところで積もった落ち葉を除くと不意にシラネアオイのつぼみが現れた。沢山花芽が付いている。こんなところに大好きなシラネアオイがあったとは、一瞬戸惑った。
そういえば昨年晩秋、福島県は二本松市のあるお宅からスタッフが運んだのを植えたが、ここだったのだ。
二本松市からのシラネアオイ。茎を沢山付けて立派な株になって芽を出している
持ち主であるスタッフの縁者は高齢のため上越市に引っ越されている。残された庭に沢山の山野草が放置されたままだったという。そこで花好きのスタッフご夫婦が二本松へとで掛けて行き、運んできて樹下美術館も分けてもらったといういきさつだった。
晩秋の時雨どきに慌ただしく植えたので場所を失念していた。それが思わぬ生き生きとした姿で現れて正直驚いた。
樹下美術館の庭は乾燥する砂地のためシラネアオイは辛いところだ。だが、このたびの場所は南側の水路にかかる雑木の下でやや湿潤している。福島の花は絶好の場所を得たのかもしれない。これからがとても楽しみだ。
近くにもう一株のシラネアオイととショウジョウバカマが芽を出している。
あまつさえイカリソウまで付いていて、どんな花が咲くのだろう、とても楽しみである。
花は福島第一から50㎞は離れている自主避難区域からやってきた。
樹下美術館での安住と増殖を願っている。
嵐の後の草木。
本日の午後、まだ風が残っていたが一応嵐は去った。はがれたトタン屋根の音などで眠れなかったと仰る方が何人もいた。
午後の施設の往復の際、美術館の庭や新堀川の樹木{桜、ハクモクレン)を見た。美術館では移植した若い松は頑張り、芍薬の芽もしゃんとしていた。
上越市大潟区は犀潟の新堀川に沿って咲く大きなハクモクレンや桜に、嵐の痕が見られた。
毎年みごとな花をつけるハクモクレン。本日上部は茶枯れし、北向きに揃うはずの花はばらけている。近くでは桜の大きな枝がぼっきり折れていた。
樹木や花はひどい環境変化にも対応できるように進化している。しかし容赦ない嵐が去った後にはやはり痛々しい爪痕が見られた。満開の前だったので多くの桜は助かったのでは。
嵐の前の庭。
明日から明後日にかけて爆弾低気圧という嵐の予報が出ている。一昨日あたりから大々的に報道されていて台風なみだという。
名前からして威圧的であり近海で生まれた若い嵐という印象から、相当な荒れ方をする予感がする。
本日すでに朝から雨交じりの生暖かな風が吹き始めた。
東日本大震災のころ、たまたま震源地を向いていたとして掲載させて頂いた愛らしいお地蔵さん。ヒュウガミズキと若いヤブツバキの間にたたずんでいる。
マメザクラと言うらしい桜で、高原から来た品種のようだ。かつて寒い季節に富士のすそ野を走った時、同行の人からフジザクラと教えてもらった。
ソメイヨシノより小型の花はより下を向いて咲くという。移植後いっとき弱ったが、次第に元気が出てきた。庭の入り口で咲く風情はしおらしい。
午後美術館に寄っ.た。上掲のように隣接の庭は予報も知らぬげに静かだった。嵐は来てみないとなかなか実感しにくい。
幼い松を移植した。
樹下美術館隣接の庭に実生で育った小さな松が沢山ある。数本の古い松から落ちた松ぼっくりから育っている。落ち葉が積もる自然な環境は悪くないが日当たりが悪い。
それで一昨日、美術館の東側の草地(雑草地)へ移した。
元あったところで撮影した若木。子どもが遊んでいるような無邪気さ。
70歳を過ぎて松を植える、、、いつまで見届けられるのかと思う。しかしこの年になれば何をしてもみな同じ、良いと思うことを行えばいい。
9本移したが、大きなものは胸の高さくらいで、チビちゃんは膝くらい。
今夕仕事を終えて支柱を添えた。始まって20年は経つのか、松枯れの病は絶えない。新たな楽しみであるが無事な成長を祈るばかりだ。
枯れボクチくびきの四季に切れ目なし。
時々小雪が降る寒い日曜日。頸城区から吉川区の山沿いの道を走った。
冬を越え秋から春へ、季節は切れ目なく繋がっているようです。
いつしか竹の秋(春、地下のタケノコに栄養を渡し、自分は黄葉する)。
白鳥は優雅ばかりでない。
悪天候が続いた2月最後の昨日は気持ちよく晴れた。上越市大潟区の朝日池とその周辺で冬鳥を見るのは楽しみの一つになっている。比較的雪が少なくい田は広大で静か。大型の冬鳥たちのえさ場として好地らしい。
昨日木曜午後は休診、鳥を見に行った。
田に居た白鳥の群れは大きく実に活発だった。湖沼に休む優雅なイメージとは大違い、田に首まで浸かって稲の根をあさる姿は旺盛で動物そのもの。そして賑やかだったこと。群れはコハクチョウが主でオオハクチョウが混ざっていたと思われました。
春が、好天が鳥を活気づかせるのだろう。北帰行を前に日本の最後の冬を満喫する風だった。この日別の田で50羽のハクガンの食餌も見ることが出来た。
昨日、一昨日の夜間、悪化した往診先のお年よりを入院させてくださった二カ所の病院さん、ご親切な対応に心から感謝致しております。
乱雑のようでも便利 お菓子のようなロウバイ。
今まで出来ていたことが出来ない、やる気が起きない。お年寄りからしばしば聞かされる不満です。読書、書字、趣味、家事、外出などいろいろあります。聞いた私はお返事しなければなりません。
「調子の波というのではないでしょうか」
「時間は沢山ありますからあせらずゆっくりやりましょう」
「一生懸命やったのですからここで少し休んでは」
などと嘆きを否定しないように何とかお返事しています。
本日の訪問で、移動に障害があるおばあさんが乱雑になった自室のことを嘆かれました。
かつて多趣味だった方で確かにいろいろなもので混み合っています。
実際私と看護師はストーブをずらして座るスペースを作りました。
「こんなになっちゃって」,と元気がありません。
見渡すと一見乱雑そうでしたが、物の位置関係などどことなく理にかなったようにも思われました。
「いえいえ、ほかのお年寄りもみな同じです、散らかっているようでも便利ではないですか」
「ああ本当なんです、便利なんです!」
お顔が明るくなりました。
花びらが厚く、艶やかで半透明な花はまさしく蝋で作ったようだ。
お宅の玄関で見事に咲いたロウバイの大きな鉢を見ました。鼻をつけると何ともすっきり甘い香りです。
「外に出しておくと鳥が食べてしまいますから」と、若いおばあちゃん。
なるほど、お菓子のような花は鳥が好むかも。
その昔お茶の稽古に通っていた頃、寒中突然のようにこの花が茶室に登場しました。
遠いと思っていた春がいきなり飛び込んで来たような印象を受けたのを思い出します。
春は近いか 雀も軒端にやってきた。
大荒れの週末から本日は晴れ間が見えた。日差しの中のカモメ、冬木立の先の青空、春の気配だろうか。
例年のように軒下で数羽の雀が夜を過ごすようになった。繁殖を控えて、雀(鳥たち)は春に敏感にちがいない。
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