頸城野点景

本日は一夫一妻のキジ 緑の蜘蛛ヶ池

2016年4月29日(金曜日)

昨日は二羽の雌と一羽の雄による睦まじいつがい?を記載
した。
そしてキジは一夫多妻と書かせて頂いた。

その筆の先も乾かぬうちに本日は一夫一妻のキジに出会った。
こちらの方が落ち着く感じだったが、この先まだ奥さんが増え
そうな予感もする。
場所は樹下美術館の近く、上越市大潟区は蜘蛛ヶ池のあぜ
道だった。

このところ鳥ばかりで、美術館館長の内容としていささか問題
であろう。

 

1
↑日射しの中、雄はいっそうあでやかで、一方雌に鬼気迫る真剣
さが見られた。
(だが雄の眼差しは滑稽で真剣みが無い。そのことが余計に雌を
惹きつけるのか、今で言えばチャラ男の骨頂かもしれない)。

キジの後、目と鼻の先にある蜘蛛ケ池を訪ねた。

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↑緑濃くなり水が涼しい。

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↑水辺は生き物の故郷。

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流れと10数年の愛車プログレ。

ここで終わるはずだったが、、、。

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↑向こうからコブハクチョウが岸辺に寄ってきた。
コブハクチョウはかって近くの鵜の池や朝日池で見ている。
いつも一羽だが同じ鳥なのだろうか。

連日の鳥(あるいは蝶)で背中に羽が生えそうだ。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日は風強く不安定なお天気で、午後の晴れ間の後に
雷が轟き激しい雨になり細かいアラレが混じった。
夜遅くも雷をともなう雨が降った。

上越市頸城区は茶臼山の春 オシドリもあらがう。 

2016年4月23日(土曜日)

暖かく、野も花も鳥も春を謳歌した一日。
昼食後に近くの茶臼山の林道を車を走らせかつ歩いた。
樹下美術館から近く、小高い山を回る道は短いが、
下方に隠れるように沼があるため植生は豊かなようだ。

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↑新緑の道。

1
↑イワカガミに取り付いていたキアゲハ。

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↑路傍にワラビが沢山出ていて一束採らせてもらった。

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↑チゴユリ

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↑馴染みのタチツボスミレ。

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↑群生する小さなスミレ、こちらはツボスミレと言うらしい。
白っぽい花のサイズはタチツボスミレの半分くらい。

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↑白さが麗しいウワミズザクラ。

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↑樹下美術館にあるアオダモに似た花。

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↑のどかな里の春。

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林道に行く前の用水池でオシドリを見た。
「ガーガー!」
メスの取り合いをしたらしく、一羽のオスが他のオスを威嚇した所だった。
追われたオスは堤に逃げ、追った方はメスに添った。

オシドリ1
↑お分かりでしょうか、突然の騒ぎに全くピントが合いません。

オシドリ2
↑ライバルを追い払ったオス。

オシドリ3
↑オシドリらしい風景。

オシドリ4
↑つがいを見送るオス。

人もうらやむオシドリ夫婦とは言え修羅場があるらしい。
追われたオスはつがいを眺めていたが間も無く遠くへ飛び立った。

“つがはねどうつれる影をともとして
鴛鴦すみけりな山川の水”.
その昔、西行は孤独なオシドリを自らに重ねて歌っている。

長くなりました。

雑木林の草花 ズボンに止まったヒオドシチョウ 荒天のゴルフ。

2016年4月17日(日曜日)

昨秋、近くの雑木林に神社と寺を結ぶ小径を見つけて歩いた。
春に歩こうと考えていたので昨日空いた時間をみて散策した。

路傍の野の花が可憐だった。

 

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↑新緑の道

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↑見慣れた花だがカキドオシの名があるらしい。

3
↑アケビの花、秋には実と出会えるだろうか。

4
↑花の写真を撮っていると蝶が来てズボンに止まった。
ヒオドシチョウということ。
羽がぼろぼろなのは越冬したためらしい。。
何処で冬を越すのか、またその間は冬眠するのだろうか。
痛んではいたが、元気よく飛んで行った。

昨年秋は沢山の赤とんぼがズボンに止まったが、今度は蝶とは。
いずれも白ズボンだった、トンボや蝶は白が好きなのか。

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↑キランソウというらしいが、色が濃くなかなかきれいだ。

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↑タチツボスミレであろう。

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↑自生するヤマザクラは柔らかで上品な感じがする。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

さて本日は大荒れの一日。
ゴルフコンペが予定されていたが、集合時、多数決で中止になった。
しかし決行に賛成した四人でラウンドした。
ボールはキュウキュウと曲がったが、嵐の中パートナーシップが爽
やかで、お腹も空いた。

IMG_9100
美術館の近くであたりを覆う畑の砂塵。
明日はガラス拭きと庭掃除が大変であろう。

 

吹き出すような新堀川の桜。

2016年4月12日(火曜日)

樹下美術館から10分ほど歩くと新堀川沿いの桜が見られる。
川は犀潟駅の東向こうを流れている。

何十年も前の町長の発案で川沿いに公園が作られ桜が植栽され、
風致公園の趣がある。

一体は雪が少ないため樹は伸び伸びと枝を伸ばし、吹き出すごと
く花に勢いがある。

以下は本日の写真です。

 

1

毎年シートを敷いた一団が花見をし、本日は施設の方達が車
椅子を並べ、若い自転車の女性がさっそうと走った。

また樹下美術館に来られると必ず帰りに寄られる県央のご夫婦が
おられ、先日は高田の人が滋賀県の方をお連れし、素晴らしかった、
と仰った。

2
↑大らかに吹き出すような勢い。

3
↑なんという種類だろう、銀色の幹が何本も立ち上がって広がる。
若草とあいまって明るく清々しい。

満開を過ぎて間もなく花吹雪を迎えよう。

強力な春の魔法。

2016年4月5日(火曜日)

 

拙詩)
いつも春の魔法は強力だ
この前モジモジしていると陰口を言ったら
いきなりあっちもこっちも花だらけにした
いまや「参りました」という感じだ

 

1
樹下美術館の一角で

 

2
裏手の一本桜も大きくなってきた。

 

5
摘み取ったクリスマスローズはカフェのテーブルへ。

 

6
近くの新堀川公園も満開まじか。

 

7
同公園のコブシは圧倒的な白さ。

齋藤三郎・尚明親子展 20数年振り高田公園の夜桜。

2016年4月2日(土曜日)

夕刻高田は本町の「ギャラリー祥」さんへ齋藤三郎・尚明親子(初代、
二代陶齋)展を観に行った。
前々から気になっていたのが会期が長かったため本日間に合った。

初代は何度見ても飽きず、二代は更に新境地を拓いていた。
尚明氏の斬新な椿の湯呑を二つ買った。
大きめの器で、もう少し安ければ買いたい物が幾つもあった。

ギャラリーのオーナーは女性だが、いつも熱意に脱帽させられる。
夕暮れの本町通りを見下ろす大きなガラス窓のテラスで楽しい話を
聞きお茶を頂いた。

1
↑夕暮れの駅前交差点。高田は美しく進化していると思う。
今は踏んばり時かもしれない。

ギャラリーを出て高田公園へ、知り合いの駐車場をお借りしてから桜を見に行った。
花見会場を歩くのは20数年振りだったが、良い意味で変わっていた。

 2↑会場の西部に位置するさくらロードは初めてだったが、さすがだった。
ふた筋が並んでいて上掲のロードは白色光の照明。

 

3
↑反対方向は桃紫色の照明が当たり息を呑む美しさ。

 

4
期間が始まって二日目、混雑も無く花は新鮮、静かで良い時間を過ごせた。

 

7
↑路傍の露天は魅惑する。

 5
↑甘栗を買った。

 

8↑黄色の信号は好きだが、点灯時間が短くてシャッターチャンスが少ない。
(帰り道の交差点で)

広い会場は幾つかに区分けされ、バリエーションを楽しめるようになっている。
本日は賑々しい音楽や失礼ながら酔った人にも出会わず、想像以上に楽しめた。
但し満開の頃はまた別の顔になるのだろうが、それはそれで良いと思う。

【感想】最も魅力的な「さくらロード」は将来さらにスケールアップされたなら文字通り
「日本三大夜桜」の名実を誇れるようになる。
もう「百万人の云々」は要らないのでは、頑張れ桜、頑張れ高田!

ギザギザした西頸城(糸魚川市)の山へのあこがれ。

2016年3月8日(火曜日)

以下の写真は柿崎、大潟、など頸北地区の海
岸部から西を見た山々の一部です。

同地の西方と言えば先ず妙高山、火打山、焼山
の連山と手前の南葉山の大きな山塊が目に入り
ます。

しかしそれらの更に右、つまり南葉山の裾をより
西方に目を移すと遠くに写真のようなギザギザし
た山並みが見えるのです。

 

1
昨年3月2日の写真。

これまで何度か西頸城方面へ用事やゴルフで足を
運んだ事があります。
しかし写真のような特徴ある山々を目の当たりにした
ことはありませんでした。

遠くからよく分かるのに、近づくとどこにあるのか分か
らない。

いずれにしても西頸城地域の遠いギザギザは子供の
ころから不思議で、魅惑的な眺めでした。

ところで2月28日に記載しましたシャルマン火打スキー
へ行った時初めて権現岳を目の当たりにしました。
当地から西頸城地域に入ると最初に出会う大きな山
です。
冒頭の写真で右端に写っている山が権現岳ではない
かなと思いました。

2
さる5日、二回目のスキー場訪問で間近に見た権現岳の
山塊(鉾ケ岳と繋がっています)。
大変に存在感のある山でした。

 

3
5日のスキー場の後、早川の上流で念願のギザギザ山
と出会いました。
とてもエキゾチックで、冒頭の写真にあった山の一つでは
と思い、感激しました。

調べてみますと正面が烏帽子岳でその右が前烏帽子岳、
左肩に掛かった小さなトンガリは阿弥陀山というのでしょう
か(自信がありりません)。

 

4
さらに上った焼山温泉の背後の山。
妙高山を小ぶりにしたような山容ですが、前掲の
烏帽子岳、前烏帽子岳と左奥の小さな阿弥陀山?
がこのように見えていたのでしょうか。
あたりには尖った山がいくつもありました。

さて短時間車に乗っての山見物でした。
しかし漠然とあこがれていたギザギザ山の一部と
思われる所へ行くことが出来ました。
糸魚川市には東西二つの海谷(うみたに)山塊が
あり、今回見たのは東の一角だったようです。

山に詳しい人なら直ちに全て分かる事でしょう。
何も知らない私はいつかもっとよく見える場所に
行ってみたいと思いました。

新潟焼山の緊迫感 水文字など能生谷早川谷の民家の違い。

2016年3月6日(日曜日)

昨日は、午後から出かけた糸魚川市は能生川
を遡って着いたシャルマン火打スキー場と、
リフト終点の眺めなどを書かせて頂いた。

その後能生ICへ戻り高速道路を糸魚川で降り、
国道8号を梶屋敷まで走り、早川沿いを上った。
行った先の焼山温泉付近から見た焼山は眼
前に迫りもくもくたる噴気の動きが見てとれた。

 

4
焼山温泉付近で見た噴気に活火山の緊迫感が
あった。
(ズームレンズで撮りさらにトリミングして拡大し
ています)

 

5
上の写真を撮った温泉付近の民家。
大棟の合わせの下部にある「和」に似た文字は
「水」の崩し字。丸囲いは拡大です。

6
この家は「水」とそのまま書かれている。
7部分の拡大です。

8
堂々とした大棟の先に同じく「水」とあった。

9

 

さて焼山が近い早川谷で見た民家の「水」文字
は興味深かった。
もともと防火祈願の現れとされるようだが、早川
では目の前にある焼山の安全も祈っているよう
に感じられた。

一方で「水」を書くのは関西に多い習わしのよう
だ。
一帯に及んだ関西文化の一つとみることが出
来るかもしれない。

 

民家で言えば能生谷の古い家も特徴的だった。

10
寄せ棟風?の妻側に台形の設えがあり、
明かり取りか風通しか、小窓が切られている。

11
同じく能生谷で見た小窓の設え。
二軒とも複雑な構造だが、なかなかの格調だっ
た。

上記いずれの民家も屋根の下に茅葺きをその
まま残していると思われる。
同じ茅葺き屋根でも川一筋違えば様式が異
なっていることは文化のあり方として大変に
興味深かった。

いずれの川も以前走ったことがある。
しかし当時何を見たていたのか、山も家もほと
んど記憶がない。

最後ですがもう一つ、長く自分の興味を引いて
いた西頸城のギザギザした山並みについて次
の機会に書かせていただければと思います。

二回目の能生谷 シャルマン火打スキー場へ。

2016年3月5日(土曜日)

去る2月28日日曜日に能生川沿いに運転して
シャル
マン火打スキー場へ行った。

一応目的めいたものがあり、
1噴気を強めていると言われる焼山を見たいこと。
2当地の沿岸から見られる西頸城地方のギザギ
ザした山を間近に見たいこと。
3あるいは民家や石垣を見たいなどだった。

前回は日曜日のため早くスキー場のリフトが終了、
期待した肝心の山々を見ることができなかった。
そこで本日午後もう一度車を走らせた。
何日も経たない再訪だったが、楽しい午後だった。

 

1
ゴミ集積場にもなっている堂々たるお堂。
先日は気がつかなかった。
小見のお堂のバス停といい、不思議な文化だ。

二回目にして入場したスキー場は本当に良かった。

 

2
コース最高点は1000メートルを少し越える。

 

3
リフト終点の向こうの大パノラマ。写真正面が火打山、
右方に焼山。写真にはないが左に大毛無山山頂、ほ
か名を知らぬ沢山の峰が見えて本当に素晴らしい。

4
ズームで撮った焼山の噴気。

5

6

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何度も転びながら降りてきた女性。
キャーキャーと叫んで楽しそうだった。

スキー場とはこんなに気持ちが良い所だった
だろうか。
一種懐かしく遠くなった“健康的”という言葉。
それがここでは明るく生き生きと残っていた。

2本リフトのコンパクトなスキー場で、非圧雪、
パウダースノーを詠っている。
真っ白な自然に囲まれ看板やスピーカーなど
余計なものが見当たらない上品な施設だった。
関西ほか遠くの車輌で賑わっていて、常連を
集めそうな雰囲気を感じた。

 

スキーといえば20数年前、高校生の娘とその友
達と妙高パインバレーに行ったのが最後だった。

そして今日いつしかスキーを履かずリフトに乗る
年になっている。

「まだまだ-、ハイここで降りて!」
リフトの係員たちは私や妻をとても気遣った。
スキーをしない写真目的の人もいる模様だ
が、何より老人への配慮だったに違いない。

本日はこのあと梶屋敷から早川を遡り、笹倉温
泉まで足を伸ばした。
民家の様子や山々も雰囲気が変わり興味尽き
なかった。

続きを明日また書いてみたい。

冬の終わりを告げる雪か。

2016年2月25日(木曜日)

このところ冬型の気圧配置ということで寒さが戻っている。
零下何度も下がるほどでは無いが、昨夜からの雪が10
センチ近く積もっていた。

 

031
午後いつもの四ツ屋浜から西の直江津方面。

025
上掲と反対、柿崎の方角。

冬の天気予報で日本海側の雪マークは本当に目立つ。
今週なども週末までずらりと続いていた。
それでも今年は少し降っては止むを繰り返し全体として
少ない。

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