頸城野点景
残念の中に快心もあったゴルフ 妙高山 素晴らしかった雲。
11組ものゴルフコンペが松が峰カントリークラブであり、壊れた靴を新調して臨んだ。
曇りから晴れとなり、102という成績はビリに近かったが、中には快心の当たりもあり気持ち良い一日だった。
ダイナミックな雲で山頂が隠れている妙高山(コースから)。
私が入れた池が見える。
〝裾を見て頂きを知る〟という言葉があるどうか分からないが、山の雄大さが窺われる素晴らしい眺望だ。
家に帰る直前に寄り道した田んぼ(向こう左に米山、右尾神岳)
よく来ている所だが、用水路が合流しているのを初めて見た。
町のY字路(三叉路)と同じく、このような眺めは何故かわくわくする。
昭和40年頃か、今27ホールの松が峰カントリークラブが9ホールだった時、一人で訪ねた。
その日埼玉県から来たという知らない人と一緒に回った。
その人は紳士で、ヴィンテージ風のクラブを使っていた。
当時はただただプレーに夢中、妙高山などの景色を見ている暇など全くなかった。
倉石隆「男の像」の額装 すっきりしている関川の路傍。
4月下旬に倉石隆作「男の像」が樹下美術館の新たな作品として加わりました。
当初、作品は額が無く簡易な仮枠がついていました。
数日後、展示に向けて額を付けたいと考え上越市本町の大島画廊さんで枠を選び額装をお願いしていました。
これまで何度もこの様な作業を行ったことがありますが、いつも難しいと感じます。
見栄えが良すぎるものでは作品が冴えなくなり、個性が強すぎると不調和が生まれます。
本日額装が出来上がり取りに伺いました。
彫り模様がついた細めの渋い銀色の額が付きました。
欲求不満の大男がやや可愛くなったようでした。
私としてはうーん少々締まりが足りなかったかな、と感じましたが、
展示向きに控えめな飾りを施させて頂いたということで納得する事にしました。
さて画廊の帰り道稲田橋にさしかかると、関川と妙高山が大変気持ち良く見えました。
そこで稲田小学校の方へ土手の道を曲がって見てみました。
山や川はもちろん美しかったのですが、足下のシロツメクサがイネ科の草に混じって揺れるのも可憐でした。
可憐な路傍の草花。
感じが良かったので、ブログのヘッダーにしばらく用いることにしました。
路傍が荒れずにすっきりしているのは、市がほどよく草刈りを行っているからでしょう。
県道なども含めほかの地域にも、このような配慮が行われてほしい、と心から思いました。
頸城野の天地やさしく春暮れて 田に虹かかり藤香り立つ。
本日小雨がちの日中だったが夕刻に上がった。
夕陽の頃、くすんでいたあたりに色が付いて風景が優しくなった。
樹下美術館の帰り道、虹が出そうなので田んぼへ出ると間もなく大きく架かった。
美術館のスズランの中にピンクがかったものが混じっていた。
遠慮がちにいじらしくしている。
夕陽に染まる水路のハルジオン(手前と向こうの赤い花がそうです)。
頸城野の天地優しく春暮れて 田に虹かかり藤香り立つ
こんな日の夕暮れは道草ばかり。
幾星霜流れたが、幼い日のままの瞳をしている人がいた。
連休中の人の往き来がようやく終わる。
そんな本日、樹下美術館は切れ目ないお客様に恵まれた。
過日取材して頂いたJCVの放映効果が出ている模様で、感謝を禁じ得ない。
午後美術館の帰り道、ネギ畑で収穫するI氏を見た。
近づくと奥さんと若い女性が手伝っている。
奥さんも久し振りなら、傍らの女性は何とも懐かしいMちゃんだった。
以前書きましたが、I氏はその昔私たちのヨットの艇長だった。
ちょうど今頃佐渡へのクルージングで、三女のMちゃんは3才くらいではなかったか。
ぐずりもせず皆としっかり乗り組み、時にはラダー(舵)を操るI氏のヒザに乗った。
本日作業着の彼女は、幼い日のままの大きな瞳をしていた。
氏のご一家はみな目がきれいだ。
思い思いの憩い、大潟水と森公園。
風薫るこの時期の連休は大抵お天気にも恵まれ行楽日和になる。
賑わうイベント場所に繰り出すのも良いが、私は野辺のピクニックが好きだ。
いわゆる遠足気分が好きなのだろう。
赤ちゃん、老人、若者、犬、ギター、ボール、自転車。
本日の上越市大潟区の県立大潟水と森公園には思い思いの憩いがあった。
来ていた長男たちと水辺を歩き、あずま屋のテーブルを囲みサンドウィッチなどをほおばった。
園内の一角、気持ちの良いシダの群生。
ほかに小型のスミレ、レンゲツツジ、アマドコロ、貴重な野性ランの自生が見られた。
さて、最近は夕凪が終わるとひんやりとした山風(陸風)がそっと流れてくる。
風は落ち葉や土や樹木などの心地良い山の香りがする。
日中の診療所の庭でコムクドリが巣箱の掃除にいそしんでいた。
掃除が終われば新しい巣材を搬入し、営巣するのだろう。
鳥は見るからに清潔好きに見える。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
松本、新潟、新潟、足立、上越、上越、本日昼、樹下美術館の駐車場で見た車のプレートでした。
連休の恩恵は私どもにも与えられているようです。
お陰様で4月の来館者数は昨年同月より47%増でした(音楽イベントを除いています)。
皆様に深く感謝いたしております。
心身に美味しい大潟水と森公園の新緑。
連休が近づいて何とも良い季節になってきた。
数日で新緑がどんどん広がり、半日で花が開く。
生き物に対する「光と暖かさ」の作用は素晴らしい。
さて昨日午後の休診日は新潟県立大潟水と森公園を散策した。
ランニング、ウオーキングから私のようなぶらぶら歩きまで大変自由だ。
数カ所の入り口の中で、西駐車場へ向かうのはタイムトンネルをくぐるようで楽しい。
一帯は縄文弥生の古代人が住んでいた場所で、当時の生活と風土感が漂う。
水上回廊から見るミツガシワの群生。
生命の進化を促した水辺は心身を癒やし、さらに元気をもたらしてくれる。
クラシックの独奏や歌曲の名演。そしてダイナ・ショアから江利チエミまで、
電機を使わない手回し蓄音機の、懐かしいレコードを楽しみましょう。
一日8人様でまだお席が沢山あります、ふるってご参加ください。
(21日は埋まりました、有り難うございました。)
陶齋の器に盛ったお料理をご一緒に楽しみましょう。
ああ天然の恩寵。
本日日中わずかの寒さはあったがさしたる風もなく爽やかだった。
昼休みに柿崎区の海岸を歩いた。
見上げるだけで壮大な造形を目にする事が出来る、何という恩寵だろう。
暮れる頃、美しい夕焼け空を見ながら福祉施設の衛生委員会に向かった。
きれいな写真を撮った人も多かったのではないだろうか。
JCVの取材「樹下美術館のカフェはピクニック」 穏やかな夕暮れ ギター教授佐々木忠さんのご来館。
本日昼休みにJCV(上越ケーブルヴィジョン)の取材がありました。
樹下美術館のような小規模な個人美術館にとって、
地域の新聞や本日のような取材など民間広報は本当に有り難いのです。
レポートやインタビューをされた女性の質問や感想は分かりやすくとても適切だと思った。
カフェでは席が半地下的に低いことを「目線が低くてまるでピクニックにきたみたい」と仰った。
思いもしなかった素晴らしいコメントでした。
明日は上越文化会館で、明後日は当館で演奏されるギタリスト佐々木忠さんが今夕お見えになりました。
穏やかな紳士で展示作品を熱心にご覧になり、明後日予定の演奏会場を評価してくださいました。
私たちは上越文化会館の演奏も楽しみに聴きに行きたいと思っています。
本日賑やかにして頂いた樹下美術館 北陸道大潟SIC-柿崎ICの春錦(はるにしき)。
20名以上で賑わい、30名以上で大入りの樹下美術館ですが、本日40人名様を越える入館がありました。
およそ4分の3の方達が展示をご覧になったそうです。
展示もカフェも小規模ですが、皆様のお陰と深く感謝いたしてます。
大潟SIC-柿崎ICの間、高速道路に沿った桜。
ゴルフ帰りの夕刻でしたが、花の色と濃淡に変化があり、春錦と呼びたいほどの美しさでした。
ゴルフは100の成績で3位賞をいただきました。
もう少し頑張ります。
高田の県立大学と県立病院の桜 樹下美術館近隣の新堀川公園の桜 陶齋の母は素晴らしい人だったという。
ようやく晴れた日、気温はさほど上がらず引き締まった感じの好天でした。
高田の病院に見舞いの用があり、帰りに付近を散策しました。
澄んだ大気のもとで、若々しい桜が咲きほこる爽やかな景観を堪能しました。
新潟県立中央病院の外観はピンクでなく桜色なのが良く分かりました。
そして以下は今日の新堀川公園です。桜の数はそう多くないのですが、命盛んで明るい光景でした。
本日、新堀川公園の右岸から。
本日見附市から来られたご夫婦は熱心に展示をご覧になりお褒め頂きました。
昨年に続き新堀川の桜を見てから当館へ寄られたということでした。
来られたご主人のお父様は齋藤三郎さん(陶齋)のお母様をよく御存知だったそうです。、
お母様は陶齋の少年時代に洪水で亡くなられますが、大変に素晴らしい人だったと、父から聞いていたと仰いました。
齋藤(陶齋)さんの美しい花の器や、兄・泰全師の出家は母の不慮の死が関係しているのでは、とますます思いました。
本日ご来館の皆様、まことに有り難うございました。
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