花鳥・庭・生き物

夜の庭。

2021年5月19日(水曜日)

雨、夕刻、夜、、、庭がもう一つの表情を見せる時間のようです。

 

本日午後6時15分ころの庭。

仕事が終わって芝生でコツンコツンとゴルフボールを打ちました。
その後の食事中、庭にメガネを忘れていたことに気づきました。どこかの枝に架けるのですが、それが何処か忘れてしまい、車の明かりを点けて探しました。メガネはありましたが、美術館の壁に映った草木の影や、花の雰囲気が良かったので撮ってみました。

 

劇場のような感じでした。

 

庭の灯りも点けてみました。

 

眠らないように見えますが、実際は眠っているのでしょう。

 

 

なにか特別な夢を見ているのでしょうか。

 

こんな色を授かっているのですから幸せな花です。
気のせいかまだ起きているような感じでした。

 

夕方の玄関先に置かれていた都忘れの花。
いくつもの優しい色を初めて見ました。
お持ち下さった方、お心遣いにとても感謝しています。

夕方や夜の庭は植物や昆虫たちの憩いが感じられ、どこかアール・ヌーヴォー風な雰囲気が漂います。
夜の庭で一人ウロウロ写真などを撮っていると通報されることがあります(かって庭仕事を通報されました)。いつか通報されないようにして、夜のベンチで食事をしてみたい、と思いました。

2日目のワクチン接種が無事終わりました。
昨日の方々ともども接種部位が痛いことでしょう。明日、明後日と軽くなるはずですのでどうか頑張って下さい。

田に水が入り水辺の樹下美術館になった 終わったクリスマスローズの手入れ。

2021年5月15日(土曜日)

毎年今ごろ田に水が入り田植えが始まる頃に以下のような写真を撮っている。
あぜ道を傷めないようそーと歩いて田んぼの方から撮る。そうすると水辺の小さな美術館という雰囲気になり気に入っている。

 

昨年入れたテーブル&チェア。

 

今年入れたベンチで中勘助の「鳥の物語」を少し読み進んだ。
本には雁、鳩、鶴、ひばり、鶯、鷹、雉ほか
全部で12の鳥の物語が集められている。
今読んでいるのは「白鳥の話」。
中国の戦国時代、白鳥を追いかけて果てしない旅をする小さな道化師
の物語だが、本日読んだ所から急展開し始めた。

 

さて先日書いたように、夕刻は花を終えたクリスマスローズの周囲をほぐして肥料をくべた。

 

いろいろな樹木の根がはびこっている。
普段もっと手抜きしますが、写真を撮るので丁寧に掘りほぐしました。

 あり合わせの用土や小石、トンプン、少量の石灰などを混ぜて撒いた。
クリスマスローズの用土も売っているがかなり高いので、
適当に作りました。

 

 

土をかけてたっぷり撒水。

本日12株を手当てしてみた。全部で70株はあるが来年の花を思って楽しく作業した。
庭仕事は先々まで計画と予定があり張り合いがある。

ところで時々花や苗をお持ち頂くことがありますが、現状の計画がしっかり詰まっており、あまりお持ち頂くとどうしても手が回りません。
お心遣いはとても有り難いのですが、どうか宜しくお願い致します。

クリスマスローズをみな切った 田植え ツバメ 童謡「木の葉のお船」。

2021年5月12日(水曜日)

日中暖かく高曇りだった日。
一昨日は長く庭を賑わしてくれたクリスマスローズを切りましたが、三分の一ほどまだ残っていました。本日それを切りシーズンが終わりました。

 

一昨日の切り花。
何人かの方が持って帰られました。

 

本日切ったのを加えました。さすがの鉢もいっぱいです。
クイズです:本日かなり強い風が吹き、植えたばかりの「バラ」が一枝折れていました。
それを鉢に挿しましたがお分かりでしょうか。

 

丸囲みがバラです。

大きくしてみました。
明瞭ではありませんがお分かりになりましたか。

これまでで一番良く咲いたクリスマスローズ。昨年花後に根の周囲をほぐして施肥をしたこと、石灰をくべたこと、などありますが、本当は何が良かったのか良く分かりません。ただ来年を楽しみに、今年も根の周囲の手入れは行ってみようと考えています。

 

裏手の水田で田植えが行われています。さる10日、大潟区のナショナルカントリーの皆様です。

すぐ後ろの高速道路を車が行き交っている。

 

昨日その水田で見たツバメ。

さて、枝に止まることもなく猛スピードで滑らかに飛ぶツバメは変わった鳥だと思います。時々数羽が連なるように飛ぶのを見ますが、巣立った若鳥が餌をもらうため親を追いかけているのではないでしょうか。
枝や地上で給餌すれば良いものを、空中を猛スピードで飛びながら餌のやり取りをするようです。急上昇や急旋回を繰り返すなど、あたかも子のトレーニングを兼ねているように見えます。

数千キロ離れた南の国から、前年の巣へ戻るのも信じがたいことです。

以下は幼少に聴いたツバメを歌った野口雨情作詞、中山晋平作曲「木の葉のお船」です。
父が買ってきたレコードで聴きました。海を渡るのに疲れたツバメが葉っぱに乗る、と聞いて可哀想だと思っていた気がします。

 


童謡とは思われない味わい良いコードが付いています。
△印はメジャー(Mまたはmaj)ですね。

 


歌:鮫島有美子
ドビュッシー風で余韻を持った素敵な編曲ですが、いかがでしょうか。
上のコードで演奏するとこんな風になるのでしょうか。

長く楽しませてくれたクリスマスローズの花を取った 叙勲の受章 乗り越えられるかワクチン接種。

2021年5月10日(月曜日)

樹下美術館の春を彩るクリスマスローズ。開館前の2月中旬から咲き、開館の3月15日には大方咲きそろい,今日まで開いていた。

 

以上二点は4月上旬の様子。花が立ち上がり後から葉が出て展開する。

 

昨日の花
受粉を終えめしべがしっかり膨らんでいる。

まるまる3ヶ月の長きに亘り楽しませてくれた花は随分疲れたことだろう。昨日美術館が終わった後大方切った。

 


切った花は鳥がやってくる水鉢に一旦入れた。

上掲2葉は花を切り落とした株。
これからは夏に向けて茎と葉が太く大きくなっていく。
花後の施肥と真夏の水やりや温度管理がかなり大変だが楽しみ。。

切り花はドライフラワーのようにしっかりしているので、欲しいという方にお分けしたり、館内に飾っている。

さてこのたび4月29日に叙勲の知らせを受けていました。本日上越タイムス紙に写真と記事が載り、痛み入っている次第です。仕事はただ長く続けていれば良いという訳ではありませんが、地域や個人的な事情から続けている次第で、この度の受章はお世話になった様々な皆様に向けられたものと考えています。

コロナによって伝達式などのために上京はできませんし、個人的な会なども致さないつもりです。
それより来週から自院で始まる6週で720回におよぶワクチン接種(私が打つ)、来月中から始まる集団接種会場への出務、さらに介護施設の接種など7月中までワクチン漬けの日が続きます。その後は年令を下げて続行なのでしょう、、、。

ほかに、このところ在宅で重体の方が複数おられ、本日からストレス頭痛に対してデパス(0,5㎎)を飲むようにしました。
叙勲受章はともかく、何よりこの年で、果たして事故無く無事にワクチン接種を乗り切れるでしょうか、一抹以上の不安があります。
庭いじりや、たまのゴルフでリフレッシュ出来ればと心から願っている次第です。

 

 

ご近所さんが打った麺で妻が作った祝いラーメン。

忙しかった午後 グループホームの美しいアメリカハナミズキ。

2021年5月7日(金曜日)

本日午後、小学校の健康診断があった。
学校は大潟町小学校で私は1954年、同校の卒業生です。当時は潟町村でしたので学校の名は「潟町小学校」、それが昭和の町村合併によって大潟町になると「大潟町小学校」になりました。
やや不思議なことに校名は「大潟小学校」ではなく、“町”が付いていました。
すると平成の大合併で大潟町が上越市の区になってもそのまま校名に町が残り、「大潟町小学校」です。
合併後は前の校名を用いる原則があるなら一応自然ということになりますが、少々奇異な感じを否めません。
そもそも昭和の合併時、何かよほどの因縁があったか、嬉しくて学校の名にも町を付けたのか、その辺を詳しい方に尋ねてみたい所です。

学校の後に3件の在宅訪問のほかグループホームで4人を診て帰るとすぐに午後の外来でした。普段の外来は忙しくありませんが、連休直後で、かなりの人が来られ、珍しく忙しい午後となりました。

 

真っ白なアメリカハナミズキの花が美しかった本日のグループホーム。

びっしり咲いていた花。
上向きに咲くこの花は二階ホールの窓を覗くように咲いています。
携帯を持たなかったため二階から写せませんでしが、きれいでした。

ここは元帝国石油の社員寮があったところ。同社社員は秋田県出身者が多く、退職後に園芸店を開いたり、転出時に育てた草花を掘って届けて下さるなど、おしなべて皆さま花を愛されました。本日の花の色が白ということも素晴らしく、抜群のセンスを感じた次第です。

愛宕グループが施設建設に際し、切らずに施工されたことも立派だった、と思います。

ハマダイコンの道 ほくほく線電車とアザミ 菊の下絵。

2021年5月5日(水曜日)

今日で4連休が終わる。行いたいことが色々あったが大したことは出来なかった。
考えてみれば何かと追われるようにしているので、こんな時くらいはゆっくり休めば良いのかと思うが、なかなか悩ましい案件。

午前は溜まっている書類を書き、野菜とヨーグルトを食べて美術館に向かった。本日は閑散、ポツリポツリというような人影らしい。
空もシトシトポツリと雨。このところ初夏の草花を沢山植え、芝の肥料を撒いたので、そちらには良い雨ということになる。

以下は美術館から車で1,2分の所に見られるハマダイコンの群生です。

小降りの中、時刻表を見て行きますと、電車がやって来ました。

 

アザミが混じっていました。
白いハマダイコンの群生の中、5,6株、品良く調和していました。

 

アザミは夏の花だと思っていましたらもう咲いているのですね。
こんなに初々しいのは初めてです。
ふとした時にアザミを見つけると、何故か嬉しくなります。

この時期まだ砂浜のへりや、土手、河川敷などでハマダイコンの群生を見かけます。行儀良い大きな群を見ますが、みな自生なのでしょう、大したものです。
白~紫色へ帯びる花はとても爽やかで、敢えて観に行く価値がありそうです。秀吉の「醍醐の花見」にあやかって「「ダイコンの花見」があっても良いかな、と思うほどです。
何カ所かを決めて見て回るのも一興かもしれません。
ダイコンの野生化したもの、あるいは元から少々異なっているらしい、などと諸説あるようです。大根様の根があり、オロシは激辛だそうです。

本日やっと描いた菊の下絵は、正月に始めてから6枚目です。
器は信楽で、花は白、黄色、オレンジ、紫の四種類。構図にもっと波乱が必要だと思いました。色々悩ましい所がありますが、器が良く、華やかな花の色など、この先楽しめればと思います。

来年度の樹下美術館の催しに、手許の3,40点の花の絵に今年予定の油彩を加え、拙い写真とともに展覧会を計画しています。上手く運びましたらどうか宜しくお願い致します。
催しの可否は作品の如何よりも健康一つに掛かり、あらてめてその大切さを感じている次第です。

エレガントなアオサギ、婚姻色がきれいなダイサギ。

2021年5月3日(月曜日)

お天気はいまいちですが、田んぼに水が入り、清々しい眺めになりつつあります。

昼過ぎにある方の見舞いにケーキ屋さんへ行った帰りの田んぼに二羽のサギがいました。普段なら近づくと直ぐに飛んで行ってしまいますが、珍しくじっとしていましたので撮ってみました。

 

装いとポーズがなかなかエレガントなアオサギ。

 

 

目元が美しいブルーのサギ。

 

拡大してみました。美しいブルーはダイサギの婚姻色だということです。

サギたちはこの時期に婚姻色が出るらしい。名前からあまり好きになれなかった鳥ですが、もう少しちゃんと目を止めてみたいと思いました。コサギはピンクになるそうです。まだ婚姻期内であればいいのですが、、、。サギは親子の情愛も深い鳥だそうです。

春の妙高山と大毛無山。

2021年5月1日(土曜日)

桜、桜と言っていたのがついこの間のこと。うぶうぶした庭の新緑がしっかりした色になってきた。

 

本日樹下美術館の西側の庭を見る。

 

さて本日午後から春の連休に入った。
休み期間中、お天気が期待出来無いということで、昼の晴れ間を見て中郷区辺りからの妙高山と大毛無山を眺めに行った。
普段高速道路や8号線を走りながら見ている山をゆっくり見ようと思い、それらしき農道を走ってみた。
山の上半分に雪が残り、山裾の里で新緑が眩しかった。

 

大毛無山

 

 

大毛無山。
新緑と春耕はとても良い組み合わせ。

 

 

黒い小屋と妙高山。

 

ヤマザクラと妙高山。

山は見る場所によって様々に表情を変える。本当は登りたいところだが、今となっては叶わない。道が良くなっているので、この先また色々な場所から眺めてみたい。

連休とは言え容態の悪い方がいるため出かけてもごく近辺だけ。しばらく休んでいた来年の展覧会に向けて下絵描きに再度手を付けようと思う。

三者三様の説明会参加。

2021年4月23日(金曜日)

今夕7:00から文化会館で個人機関におけるワクチン接種の説明会があった。
会場近くのAさんが現場へ参加、大潟区の二人は仕事場のPCで、私は自室のタブレットで参加した。このたび仕度した自院のインターネット環境や二か月前に購入した私のタブレットもいわばこの日以後のために用意したようなものだった。

ことコロナに関する情報や事務処理はせかされるようにIT化していく。この対応の準備費用と仕事量について過日不平を述べた。それでも何とか道具を追加し、(株)信越情報のお世話と、キーや頭を叩きながらフォーマットを埋め、幾つかのシステムのログインが可能になった。

 

私は自室でタブレットのリモート。
三回目目の参加で少し馴れて来た。

二人のスタッフは仕事場で参加。

ひとり説明会の現場に参加したAさん、遅くまでご苦労様でした。いち早く大切な追加資料を貰うことが出来たようで助かりましたね。月曜日には皆で再度のミーティングをしましょう。

IT環境の無い機関にはペーパーやFAXの対応が許容されるようだが、それもまた今どきの文化のあり方ではないだろうか。どこかの国ではないが、隅々一色にしてしまえば良い、と言う話でもあるまい。

さて先日、しばらく食事写真を休みます、と書いたばかりでしたが、新鮮な魚を頂いた事と、それが美味しかったことで、以下に載せてしまいました。

 

かっての芝居仲間から頂いた大きなアジ。
差し渡し30㎝は楽にあった。

 

たたき。

大きくて肉厚なフライはとても美味しかった。

 

 

僅かに肌寒かった本日。八重咲きイチリンソウが明るい陽を浴びていた。
もうじき終わる頭上のクリスマスローズと賑やかに話をしているようだ。

一気に新緑 可愛い花たち。

2021年4月21日(水曜日)

早いもので、最後のヤマザクラが散るや庭は一斉に新緑になった。

背丈の低い可愛い花を載せてみました。

鳥が水を飲みに来る水盤に落花している。
直系60㎝ばかりの水盤に寄って撮りました。

 

 八重のヒトリシズカは大勢で咲いても静か。
※後日お詫び:申し分けありません、ヒトリシズカ→イチリンソウの誤りでした。

 

背丈はせいぜい70㎝ほどの丁字ザクラ。
よく目立ち、何という花ですかと、しばしば訊かれる。
近寄ると良い香りがする。

 

今年は沢山咲いた野スミレ。

 


マントヴァーニー楽団で「すみれの花咲くころ」

その昔の若いころ、ムード音楽と称して沢山の軽いオーケストラがあり、常にラジオから流れていた。
このマント・ヴァーニーはじめ、ヘンリー・マンシーニ、パーシー・フェース、カラベリと101バイオリン、ヘルムート・ツァハリアス、ワーナー・ミュラー、フランク・チャックスフィールド等々あった。
これらの日常的な音楽は歌(言葉)や強いメッセージ性もなく、何かをしながら、あるいは息抜きに気軽に耳にしていた。

さて周囲の田はおよそ打ち終わり、水を入れるばかりになった。晴れが続き本当に良い季節になった。

2025年11月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

▲ このページのTOPへ