文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
二年ぶりに映画をみた 利休にたずねよ。
このところ妻から映画「利休にたずねよ」のことがよく耳に入るようになっていた。あの人も見たこの人もと。
本日は午後休診なので初めてのJ-MAXシアターへその映画を観に行った。
日頃の自分はから回るするばかりの忙しがり屋で、しばしば家の中を走って移動している。そればかりでもないが、なかなか映画を観れない。
前回映画館で観た映画は2011年10月に世界館の「煙突の見える場所」が最後で、それはとても良かった。
ああ夫婦50割引の入場券。
通路の両側に幾つも劇場があるので驚いた。
生半可なお茶を引きずっている小生としては、せっかくだから何か一つでも詫び茶のエッセンスをと思ったが、いささか期待外れだった。利休の深さは執拗な秀吉らの嫉妬反感によって省略代理されている。切腹がゴールならば無理もないのか。
全体に忙しい運びの中で高麗の女との下りは見応えがあった。槿(むくげ)へのこだわり、簡素な茶室と化した女の死に場所の小屋、目だけの会話、聞き違えた最後の言葉。これが利休の原点ならば、ああそれも良いと納得させられた。この部分がテーマだったのだろう。
場面ではどーんと出た聚楽第と思われる建物と、北野大茶会(きたのだいさのえ)の臨場感はさすがだった。
利休自害後に妻宗恩が点てる鬼気迫るお茶や、いわくの茶入れを投げ捨てようとするシーン。
高麗の女といい、二人の女性が濁りがちな映画を澄んだものにしたと感じた。
今になって良かったとしみじみしてきた。
東京の食事会 ラウンジピアノ ターナー展 豆腐。
この週末一泊で上京した。一年に一回、時に二回、学生時代と病院医局をともにした三人の同級生夫婦で食事会が続いている。
うち一人がワインに造詣深いのでおよそフレンチになる。年と財布を考慮して今年は最後までグラスワインで通し、肉料理も外した。
ワイン好きは複雑でわずかなことにこだわり続ける。先日も100年前のワインを年刻みに用意し、皆で少しずつ味わう会に参加したという。飽くなき姿勢に一種可哀想な気もするが、本人はえへへ、と嬉しそうに笑っている。
最後にピアノのチョコレート・ジェラート。選ばれたデザートワインも合っていた。
食事を終えてラウンジに行くと黒人がピアノを弾いていた。ベースが付いているので深く包まれるような音になる。ラウンジピアノはジャズだが、バラード中心でグルーヴ感やテンションコードが抑えられた演奏は洗練されている。
ステージが終わると「拍手が嬉しかった」と言ってピアニストが私たちのテーブルに来た。とても良かったと褒めてマティニーをおごった。妻の隣に座ったが、「私、黒人がそばに座るの初めて」とびっくりした顔が面白かった。おしなべて黒人達は優しく楽しい。
51才の彼はロスアンジェルスから来ていて、渡辺貞夫と一緒にセッションをしたり録音したという。当夜のベーシストとともに、今でも各地でナベ・サダのステージに立つと言った。渡辺貞夫が元気に演奏していると聞いて驚かされた。
「My One And Only Love」をリクエストすると弾いてくれた。
翌日は「ターナー展」を東京都美術館で見た。ターナーはどれだけ耳目にしただろう、ついに見たという感じだった。ご承知のように英国を代表する画家。水彩で親しまれているが、油彩の大作も多く架けられていた。
全体に画調が薄いという印象を払拭出来なかった。劣化を考慮して照明を落としてあるが、極端ではないかとやや不満だった。但し大人気で場内は大変に混んでいた。
一夜明けて本日昼食は鶯谷駅前、根岸の豆腐料理「笹之雪」で。あんかけ豆腐は二つ付く。
店を訪ねた皇族方が美味しさの余りお替わりを所望し、以来二つ付けているという。
フレンチの翌日の豆腐料理、種類も多く楽しめた。店を紹介してくれた義理の兄に感謝。
図録以外の写真は妻のスマホで撮りました。以前の携帯に較べずっときれいに撮れるんですね。
島倉千代子さん 愛のさざなみは名曲かも。
昨日歌手島倉千代子さんが亡くられた。島倉さんとは同時代的に重なる。波瀾万丈の人生だったようだが、ナイーブそうな外見に似合わず頑張った人だと思う。最後の病は万策尽くされたであろうが、残念だ。
その昔昭和32年の冬、失敗した高校受験のため母と上京したことがある。当時列車で上野までゆうに半日以上かかった。乗車した私たちの前の席は若い二人の女性だった
彼女らは車中ずっと島倉千代子の話題で盛り上がっていた。母は後々、あのときの二人はミーハーでイヤだったわ、と繰り返した。
彼女の歌は〝りんどう峠〟以外あまり好きではなかったが、大学を卒業する頃から風変わりな「愛のさざなみ」が聞こえてきて頭に残った。
それから30年ばかり経って、50才半ばくらいから私のカラオケは突然「愛のさざなみ」になった。
ふわふわして心地よいリズム、爽やかな曲調、一種不思議な歌詞。歌に酔い心地が漂い、あまり飲めない私にも打ってつけだった。珍しく男性にもキーが楽で歌いやすい。
「愛のさざなみ」(なかにし礼作詞、浜口庫之助作曲)。
レコードはアメリカで現地のアレンジャーとそのエレキバンドの演奏で録音されたらしい。
松任谷由実、小泉今日子、アン・ルイスによる豪華な「愛のさざなみ」。
御新造、町娘、花魁。それぞれの並びで見事なハーモニー。
迫力のアン、じわじわ盛り上げていくユーミン、ともにさすがだ。
抜群のアレンジは松任谷正隆氏か。歌謡曲あなどるなかれであろう。
品と詩情の内山一嶽(順一)さん書展 善導寺。
今夕、高田本町はアートサロン遊心堂さんで「内山一嶽 書展」を見てきました。一嶽(いちがく)さんは新潟県上越市寺町2丁目の名刹・善導寺のご住職です。このたびの書展は四年ぶりということでした。
戦中戦後のこと、マグナム写真家の濱谷浩、芥川賞の小田嶽夫が同寺に疎開、仮寓されました。時代は貧しくとも、寺には詩人・堀口大学、彫刻家・戸張幸男、陶芸・齋藤三郎(陶齋)らも集い、豊かな文化サロンの様相を呈していたそうです。
さて一嶽氏は私の中学・高校時代の同級生で名は順一さん。学校時代から温和で優秀、そして立派な字は当時から有名でした。教職に就かれて以来校長職も長く、妻、小生の子ども共にお世話になりました。
樹下美術館にたびたびお顔を出され、昨年秋、是非一筆をとお願いしますと待ちに待った今春、美しい「喫茶去(きっさこ)」が届きました。唐時代の禅僧・趙州(しょうしゅう)和尚の禅語です。細かいことはともかく〝さあお茶でも飲みましょう〟という無心の境地を指しているようです。
今年初夏に軸装され大切な宝になりました。
展示作品の中から「吟月生花」(月を吟じ花を生ける)。
品と詩情の一行、さすが一嶽先生、私たちの順一君(失礼)です。
書いて頂いた喫茶去。
本人の気が済むまでとことん書いたことでしょう。
「去」は喫茶を強調する助辞で、去るという意味はないそうです。
遊心堂さんの展示は人気でした。期間は、昨日から明日までわずか三日間。お人柄同様のスマートさ、貴重な書展ではないでしょうか。
陶齋の器で食事会 茶の復習 セプテンバー・ソング。
陶齋の器で食事会が迫ってきました。10月の毎週日曜日の昼、拙宅で5,6名の食事を予定していました。早いお問い合わせや、常連の方、何かとお世話になっている方たちで、皆様に詳しくお知らせする前に一杯になってしまいました。まことに申し訳なく思っております。
このたびは一回7名となりましたが、全てでわずか28名様です。うまく出来ましたら来年は6月に4回、あるいは毎月、何番目かの日曜日を決めて3月から12月まで行うことも検討しております。
後者ですとうまくいけば70名様に参加して頂けます。今年を踏まえて方法を検討し、ぜひ来年も行いたいと思っています。
ちなみに、今回は高田「京」のご主人に厨房に入って頂き、食後はお抹茶のお点前を差し上げる予定です。私も何とか頑張って一、二度座ることになりました。
お茶の復習を終えて外へ出ると月齢5という月。ほどほどの雲を従えて煌々と輝いていました。
ユーチューブからの「September Song」です。
〝9月になって日は短くなり、あなたとの日々はいっそうかけがえのないものとなった〟
ウエスタン歌手のウィリー・ネルソンが心を込めて歌っています。
古いピアノを使っているようですが、敢えてでしょうか。
上野で出会った人々 松井豊氏の「笑ふピエロ」 画家達の幸福。
去る9月1日の主体展における非日常インパクトが強く残り、一両日は多少のぼんやり感に包まれた。
それにしても当日多くの方にお目に掛かった。中でも倉石隆氏が繋がる主体美術協会の方々や新潟県ゆかりの会員・阿部正彦、妙高市の大口満氏に出会ったことも幸いだった。ちなみに大口氏は13人の佳作入選作家の一人で、同県人として鼻が高い。
以下は1995年、新潟市美術館における倉石隆展の図録である。中に7,8枚の小さなスナップ写真が載っている。そこにはご本人とともに上越市ご出身の若き賀川隆、矢島甲子夫、矢野利隆氏らが、そして友人の司修、松井豊各氏のお顔が見える。
1995年9月14ー10月22日 新潟市美術館に於ける展覧会図録。
樹下美術館カフェでご覧頂けます。
賀川氏、矢島氏は既に亡くなられているが、賀川氏のご子息にはお会いしている。また司氏は当館でご講演をしていただき打ち上げもご一緒した。そしてこのたび精養軒のレセプションで懸案だった矢野氏と松井氏に初めてお目に掛かった。
お二人とも大変お元気で、出品された作品にはそれぞれ時間の静止と流動の物語が若々しく描かれていた。倉石氏が去ってすでに15年が経つ。しかしありし日のアルバムで一緒だったお二人が、現に目の前に元気でおられること、しばらく夢のような感覚に包まれた。
ところで樹下美術館には松井豊氏の「笑ふ道化」というとても小さな作品がある。倉石氏の奥様から頂いたもので、自作と思われるアルミjの額が付いている。
「笑ふ道化」(7、9×10,3㎜)。〝豊〟の整ったサインがある。
(傷みを生じていて大変申し分けありません)
手作りの額の中、笑ふ道化の裏面に描かれていた美しい女性の像。
倉石隆様 197? 松井豊 と記されたいた。
ピエロといえば哀愁のイメージであろう。しかしそのモノトーンの裏に、ファンタジーを思わせる美しい女性が色鮮やかに描かれている。まことにはっとさせられた。
記された文字からして贈り物だったのか。小さな絵に込められやりとりは、すでに忘却の彼方にありそうだ。しかし友人同士のエピソードめいた名残りは、美しく小さな化石になってこうして残っている。絵の表裏のことは偶々だったかも知れず、事の詳細は分からない。だがこうした心の込め方は、芸術家たちの一つの幸福ではないのかと羨ましく思った。
上野で第49回主体展とレセプション。
昨日、第49回主体展に行ってきた。正午前、上野駅で降りた東京は猛烈な暑さ。コンクリートが吸い込み貯めて跳ね返す熱波は並みでは無かった。会場は東京都美術館。
歩いて行くのだが暑さをものともせず、上野は賑わい、多くの芸術・博物施設へ、そして公園へ向かう人でごった返していた。
不忍口から出てJR線下は軒並みのレストラン。満員の店内で色々親切だったスタッフ。
最後に、〝今日はこれで帰ります〟と挨拶に来て驚いた。写真はブログOKのピース。
急ぎの昼食でまごまごする私たちがとても田舎者に見えたのだろう。
店は「バニュルス 上野店」だった。
300点を超える作品が展示された広大な館内で二番目に樹下美術館から出品された
特別展示作家・倉石隆の「琢也」があった。
若者の不安と内なるエネルギーが横溢するモノクロームの「琢也」は見やすく、多くの人に足を止めて頂いた。
おびただしい作品はみな個性と切磋琢磨のエネルギーに満ち、晴れやかで、素晴らしかった。
午後2時から始まった司修(つかさおさむ)さんの講演会「イメージの迷路」。
大江健三郎の経験、精神分析医ユングの症例、芭蕉と其角のエピソードなどから、
心の闇から抽出される命の物語の象徴として浮かぶイメージについて語られた。
司さんは女性に人気があり、来場者の7割以上が女性。書物のサイン会も長蛇の列だった。
さて夕刻、6時半から精養軒でレセプションがあった。来賓挨拶を美術評論家の林紀一郎氏がされた。氏はその界の大御所のお一人で、元新潟市美術館の館長もされた。また1995年新潟市美術館で開催された倉石隆展の64pによぶ展覧会図録で、倉石隆の左手の製作について書いておられ、ぜひ一度お目に掛かりたいと思っていた。
「老後に認知症となり施設に入る時があっても、イーゼルと絵筆を忘れずに持って行って」など、気骨溢れる挨拶をされた。
その次の挨拶が何と筆者で、当日頼まれた。何を話したかよく覚えていないが、上越市と樹下美術館を紹介させていただき、主体美術協会の倉石氏に巡り会えたことへの感謝を述べさせて頂いた。
秀作入選者によるレセプションの鏡開き。手前が「繚乱」で損保ジャパン表彰を受けた井上樹里さん。
当日上野のホテルに一泊して今朝早くの新幹線で帰ってきた。行きの車中、施設から患者さんの39度を超える発熱の相談電話を受けていた。幾つか対応を指示したが、朝には落ち着いたと連絡があった。出先でよくこのようなことがあり、綱渡りのやむなきを経験する。
芸術はいずれも価値と力をもっている。主体美術協会へ若い人たちの入会が増えていると聞いた。手を抜かなければなんとかなろう、皆さんの可能性が楽しみだ。
立派な第49回主体展図録。
404点の応募、188点が入選。うち7名の秀作、13名の佳作、新人賞山岸結さんだった。
最後にこのたびは同協会の﨤町勝治さん、榎本香菜子さんに大変お世話になりました。
謹んで御礼申し上げます。
明日から主体展 1979年の朝日新聞日曜版を倉石隆、司修(つかさおさむ)両氏の作品が飾った。
明日は9月となり、早いというほかない。
その9月1日から東京都美術館で第49回主体展の本展が始まり、その後京都、名古屋を巡回する。
主体美術協会による主体展は来年が満50周年に当たる。その記念企画として、昨年度から同会の草創に参加された物故会員5人を選び、一点ずつを「礎の作家たち」として特別展示をしている。
今年vol2の同企画に倉石隆氏が選ばれた。5月に同協会の担当が来館され当館の「琢也」を決めていただいた。大変に光栄でまた楽しみである。
ところでおよそ35年前、1979年(昭和54年)2月4日の朝日新聞日曜版の文化面一面を倉石氏の「髪」が大きく飾っている。連載記事・紙上創作展における〝おんな〟シリーズの掲載だった。
紙面で倉石氏は、〝本当のことが描いてある絵は強い。ひかれるのはそういう絵だ。(途中略)僕は人間を好んで描くけれど、美人とかチャーミングな女の絵は苦手だ。(途中略)一生懸命、美人を描いたつもりが、怖いとかいわれてしまう。迫真という言葉は、僕には魅力的だけれど、それを目指すとき、甘美なドラマの主人公のように、万人に好かれることはまず無いと思っている〟と述べている。
「髪」の3週間後の同シリーズは司修氏の「卑弥呼の時代」だった。主体美術協会のベテラン、中堅が続いていたのである。
紙面で司氏は、〝戦災で街が焼けて、バラックがあちこちに建ったころだった。つぎはぎだらけのモンペに黒く汚れた木綿のシャツを着て、姉が洗濯をしていた。(途中略)僕は子供心に美しいと思った。喧嘩よりしたことのない姉に対して不思議な感情を持った。(途中略)街中で、電車で、仕事で出会う美しい女性は、姉が重なって見えてくる。その姉も事故で他界した。僕は古代人の中に姉を送りたいと思っている〟と述べている。
年の違う倉石、司の両氏は仲が良かったと聞いている。一昨年9月、樹下美術館で司修さんに倉石隆についてのご講演をお願いした。
明日、東京都美術館で同氏の記念講演会が予定されている。司氏は「卑弥呼の時代」当時、すでに第7回講談社出版文化賞のブックデザイン賞に輝くなど多彩な活動のスタートを切っていた。
第49回主体展の案内。
母の三回忌 油断出来ない夏の脳梗塞。
本日は母の三回忌だった。母は小生を宿し血液を共にし産み、ある種ふるさと的。その点父は、生成の契機にDNAを届けただけなので〝ふるさと〟感はややクールだ。
パーキンソン病が進行していた父はおよそ20年前、突然に生じた腸閉塞のためわずか半日で自宅で亡くなった。肩を貸して母とともにレントゲン室まで運んだ日のことが鮮明に思い出される。
両親は明治と大正の夫婦で、特別睦まじいという風でもなかった。今よしんば遙か小さな星にでもなっていて、子どものように眠ったり笑ったりしていればなあ、と思う。
CHANSON・D’AMOUR(シャンソン ダ ムール・愛の歌)
本日昼に発症した脳梗塞の高齢者の方を速やかに受け取って下さった病院さんに大変感謝しています。この時期、メディアは盛んに熱中症を取り上げる。一方脱水によって濃縮された血液が関係する突然の脳梗塞も夏独特の怖い疾病であろう。
明日から5日間のお盆休み。暑さは続き、気になる方がいて油断できない。
小さな樹下美術館はゆっくり育っているのか。
日曜日の本日、上越市高田の蓮を見に来られた方たちが次々お見えになった。
また、「飾って」と仰って珍しい茶花(ちゃばな)をお持ちいただいた方。濱谷浩氏の貴重な写真集を持参くださった方。そして小林新治先生をお連れされた方達、どうも有り難うございました。
さらに柏崎市のグループの皆様は、昨日アップした斑入りの桔梗を熱心にご覧になってました。拙ブログで知ったということ、有り難うございました。
小林先生はお元気で、お話は興味深くあっという間に二時間が過ぎていた。新潟県と仏教、芸術家と故郷、日本画と西洋画の本質、芸術・アート・絵画、政治と芸術、岡倉天心と妙高、小林古径の神髄、文化の価値など々、話は尽きなかった。
先般、上越市立総合博物館で古径の下絵を沢山観たばかりだった。日本画の世界に於いて下絵は台所のようなもので、人に見せる物ではない、という観念があったという(本画は正装、下絵は作業着また下着?)。
しかし博物館で見た古径の下絵に、人間らしい努力の跡などもありありと見られ、感動とともに新たな親しみを覚えたのも事実です。先生のお話から、上越市が所有する古径作品の貴重さにあらためて共感できたのは収穫でした。
途中から別の席でお茶を飲まれた方が帰り際に、「とても良いお話を私たちも聞いていました」と仰ったという。皆様のおかげで小さな樹下美術館は独特でゆっくり育っているのではないか、と感じた午後でした。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 本日第21回卯の花音楽祭 被爆ピアノ。
- 夏祭り 政治家には何かしら趣味がある人を。
- 土用丑の日の庭 蜘蛛が池 期日前投票 ウナギ。
- 茶室開きに招かれて。
- 暑かった本日、外来でお天気の話など。
- ゑしんの里茶会が終わった。
- 言い訳出来ないお茶の点前 懐かしい風 となりのトトロ。
- 暑い昼、会場の「ゑしんの里記念館」へ下見に。
- 穂高のオアシス「岳沢(だけさわ)小屋」の姪 山が好きなS氏 宮城県を経由した「お乳盲腸」。
- 野イチゴの赤い実 「ゑしんの里茶会」。
- 本日の蝶とカエルと雲そしてピアノ。
- 「お乳盲腸」とは何だったのか。
- 夏らしくなってきました。
- 36度にも届く暑さ アゲハと庭と薄茶で落ち着く。
- 保育園時代の記憶その1、巡幸列車のお迎え。
- 私の幼少 自他の個性が気になる。
- 糸魚川のゴルフ お孫さんの宿題から始まった花。
- 小津安二郎監督映画「麦秋」を観て。
- 開館の日 世界にまだまだある欠陥。
- 小津安二郎監督映画「晩春」を観て。
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