空・海・気象

黄色の芝生は最後のモミジを舞わせる舞台 コール親子やエディー・ヒギンスの「枯葉」。

2020年11月24日(火曜日)

11月も残すところ何日もなくなりました。

 

本日の庭。
随分前に刈った芝は伸びることを止め、じっとして休んでいる。
大方の木々は葉を降らせたが、数本のモミジが落葉を待っている。
黄色の芝生は最後のモミジを舞わせる舞台のようなものだ。
枯れるもの同士、いつかのようにここをきれいに飾ってほしい。

 本日ご来館くださった22名の皆様有り難うございました。

本日は特別な記事もないためYouTubeの音楽から「Autumn Leaves 枯葉」を並べました。

最初はナット・キング・コールの歌です。

 


歌は1960年代のラジオからどれほど流れたことか。

次はその娘さんであるナタリー・コールの「Autumn Leaves」です。


やはりとても上手いですね。

ナタリーが亡き父の音源と映像に重ねて歌ったシングル「アンフォーゲッタブル」は大きな反響を呼び、1991年グラミー賞のソング・オブ・ザ・イヤーに輝きました。


グラミー賞授賞式のセレモニーで歌うナタリー・コール。
往時の父の映像と音声に歌と演奏が重なる。
同じキーで歌う幸福なシーン。

 

最後にエディー・ヒギンス・トリオです。


スウィングする「Autumn Leaves」。
ピアノソロの後ベースに続きドラムスが、
ピアノと掛け合いながらソロをとる。
いずれもよく歌い、とても楽しい演奏。

以前にも書きましたが、
その昔新潟市のホテルのエレベーターでエディー・ヒギンスと一緒になったことがありました。

黒く垂れ込める雲 今冬はどうかお手柔らかにお願いしたい。

2020年11月9日(月曜日)

午後から夕刻へ、ぐぐっと気温が下がり、負けずに雨も激しく降った月曜日。

 

午後1時半ころの水田の雲。
重そうに垂れ込めた雲の下に何すじも降水雲が見られた。

 

近くの潟川の揚水ポンプ小屋に桜の木があり、そこに雀たちがよく集まる。
今日もジュ~と木全体が鳴っているように賑やかだった。
一部は下の庭に降りて草の種を食べている様子。

さていよいよ今年の雪が気になる。
今の所、皆様口を揃えて、今年は大雪ではと仰る。昨年が余りに楽だったので、遠慮されている節も窺われるが、妙高山の早い冠雪などから漠然と大雪の雰囲気が漂っている。

本日在宅回りの車は思いっきり雨に叩かれ、いっとき細かなミゾレが車窓を伝った。
私どもや鳥たちのために、とにかくお手柔らかに、お手柔らかに、お願いしたい。

寒かった日の見聞 皆様に感謝。 

2020年10月17日(土曜日)

本日は朝から寒い一日だった。
午前の仕事を終えて美術館に向かう道で、妙高山山頂に雪が見えた。

雪は谷すじに溜まり、ちょっぴりであり冠雪というより初雪のイメージ。
しかし例年より相当早く降った模様で、今冬の寒さが案じられる。

 

美術館裏から撮った山頂。

 

 

午後3時ころ、買い物帰りの妙高山。
ホームセンターで芝生の肥料や百合の球根と咲いているフジバカマを買った。
フジバカマも蝶が寄る花なのでブッドレアのそばに植えたい。

以下午後から目にしたものです。

裏のベンチ脇で沢山実をつけているノブドウ。
ある種のハチが卵を産み付け、その実だけがこのように色づくらしい。

夕刻に尊敬するコレクターのA氏が見えた。
お持ちになったスプーンは、先ほど手に入れたばかりのイタリアのアンティーク。100年ほど前のもので、コーヒー豆の計量スプーン。
良い感じに使われ、各部のカーブとバランスが何とも言えず美しい。
如何にもイタリアという感じでしょ、と言うニコニコ顔のA氏。センスの良さにはいつも感心させられ、美学の専門家と言ってもいい人。
仕事帰りの俳句のA氏も加わって、しばらく四方山を話した。

 

コレクターズアイテムとしてスプーンは奥が深そうだ。

閉館後西方の空低く僅か雲の切れ目が見られ、綺麗な夕焼けの予感。
近くの水田へと出向いてみると、いっとき紫色の世界が現れた。

 

東の米山は変わった形の雲が浮かび、童話のシーンのようだった。

 

西の妙高連山と雲も紫色。

 

帰路の潟川。

 

本日夕食のメザシ。
このほかに玄米ご飯にサラダとおでん風の煮物が出た。
軽い朝昼とメザシ&野菜中心の夕食にして45日、
54,7キロの体重が2,5キロは減った。
減り加減が早いため、夕食のおかずを少し増やした。

ちなみに朝・昼はヨーグルトとサラダに紅茶が基本。多目に動く日は8枚切りトーストを1枚加える。
このような食事は一般に勧められないかもしれませんが、味覚が鋭くなり、ゴルフが良くなり食後の眠気も無い。年の多い私には合っていると感じている次第です。

 

仕事場の夕食どき、外でドンドンと音がした。鵜の浜温泉の花火が見えてカメラを向けた。

本日夕刻近く、柏崎の方達がお見えになり、熱心に展示をご覧頂いた。その後カップが楽しみと仰りカフェでゆっくりして頂いた。
午前に来られた方が「森のトマト畑」を二冊お買いになったと聞き、有り難く思った。

さまざまにスマホを楽しまれた若い女性お二人の様子は、スマホが上手く使えない私には羨ましい光景でした。
多く留守をしましたが、皆様ご来館有り難うございました。
明日は暖かくなるということです。

常時玄関扉を6.70㎝ほど、カフェの窓を20㎝ほどを、晴れていれば天井の排煙孔を開けていますが、新しい二基のエアコンのお蔭で館内はほどほどに暖かく、助かっています。

空と周囲の秋 富山からのお客様。

2020年10月16日(金曜日)

晴れ渡った昼の空に、うろこ雲やすじ雲が見られると次第に曇りがちとなった本日。
裏の農道脇に桃色のミソソバと真っ黄色のセイタカアワダチソウが沢山咲いていた。
今まさに秋真っ盛りで、これから段々と寒さに向かい、平地でも紅葉が見られてくる。

 

波状のスジを描いたうろこ雲をセイタカアワダチソウが見上げている。

 

白い孔雀の羽根を想像した雲。 高い雲は氷の粒の集まりらしい。
右上で輝いているのは太陽です。

 

裏の農道の細い水路に沿ってミゾソバがいっぱい。

 

ミソソバにセイタカアワダチソウが混じる。セイタカアワダチソウも小さなうちは可愛い。

富山から見えたご夫婦は、ホームページにあったカップでお茶を飲みたくて来ました、と仰った。

 

奥さんのカップはオールドノリタケで、花の取っ手(フラワーハンドル)が付いている。

ご主人は英国ロイヤルドルトン社のアールデコ調を選ばれた。
このカップは男性に好まれるようです。

いずれも1920~30年代の状態の良いアンティーク食器です。

遠くから有り難うございました。
富山と聞いて昨年5月に訪ねたことを思い出しました。また出かけたくなりました。

2020年10月10日土曜日の大夕焼け 本日のゴルフ。

2020年10月11日(日曜日)

一昨日10月10日、いつもの水田で壮麗な夕焼け雲を見た。

 

17:03、妙高連峰は右に焼山、左火打山。頂上にすーっと雲が掛かって暮れていく。

車に戻って本日撮ったものをモニターで見ていた。しばらくして外をみると赤く染まった大きな雲が西南の空を覆っていた。
突然のように現れた波打つ大夕焼けに息を飲んだ。

17:10、気づいて車中から撮った雲。

 

17:12出て車を入れて撮ってみる。

 

17:13少し離れてみる。

 

17:14もう少し離れてみる。

 

17:14もっと離れた。
次第に暗い空の中に消えて行く雲。

雲の中から
〝汝、人を愛せ〟と言って巨人が降りて来れば良かったのに、と思った。

 

17:25分、電車が来た。夕陽が沈んだ西の方角。
そちらには厚い帯状の雲があり、長々と赤く染まっていた。

写真のキャプションの時刻に誤りがありましたため、訂正しました(15:13→17::13などです)。

遠くにもう一人、若い人が居て雲や電車を撮っていた。


昔懐かしい「Beyond the Sunset」。
かつて「夕陽の彼方に」という邦題が付いていた。

本日ゴルフがあり47,47は今年一番良いスコアだった。

どこかで繋がっている方達。

2020年10月8日(木曜日)

夕刻近く、遠くから五人のお客様が見えてお話をした。
ご高齢の紳士は一目見てDrだと思った。お尋ねすると、そうですと仰った。父と同じ大学出、お父様は、小山作之助のことを〝叔父さん〟と呼んでいたということ、どこかお互いが繋がっているようであり、不思議な親しさを覚えた。

大潟区や直江津のご先祖がおられ、私どもも知っているお名前や地名、そして旅館にお寺などが出て、初対面にも拘わらず近しさを共にした。
それにしてもマスクを着けたり外したりして飲むお茶。
厄介なウイルスのお蔭で、ややもすると斯く出会いにもどこか寸法が足りないのを否めない。
閉館近く、再会を述べ合ってお別れした。

閉館後、西空低く帯のように茜が射している。
車で5分、いつのもほくほく線の場所へ行った。いっとき美しい夕焼け空が現れ、やや遅れて電車が下っていった。

夕暮れ時に見る電車の黄色い窓明かりは懐かしくも平和。

週末にやってくる台風が気になる。

昨日のうろこ雲 11月に小島正芳先生の講演会「齋藤三郎と良寛さん」。

2020年9月24日(木曜日)

昨日はうろこ雲に目を奪われた。
寝不足解消の昼寝の後見た空は、まことに爽快で一遍に目が覚めた。

 

午後二時過ぎの西ノ空。

 

二時半過ぎの西空。

 

同時刻美術館ごしの空。

雲は想像以上に明るく、レンズを向けると空以外の景色が暗くなる。特に逆光ぎみのケースは著しい。
フィルターやpc上の加工など、調整可能なようだが、私には無理でいつも悩ましい。

 

仕事後駆けつけた夕陽の森公園の空。
不思議にも二色に分かれた。

 

 

本日美術館で一回目を読み終えた「若き良寛の肖像」
著者 小島正芳 考古堂書店 2015年12月発行

著者の小島先生は今夏全国良寛会会長に就かれました。先生により樹下美術館収蔵の軸「秋夜月弄」の詩が良寛の真蹟であることが分かり、先生とご縁が生まれました。

先生は新潟大学時代に書道を専攻され、髙田分校芸能科で齋藤三郎の講義を受講し感銘を受けられ、今日まで三郎を深く敬愛されておられます。

来る11月7日(土曜日)午後2時から樹下美術館において「齋藤三郎と良寛さん」の講演をして頂くことになりました。
数日後、フォーマルなお知らせを致しますが、コロナの状況から入場は40~45人様程度の見通しと考えています。

その折はどうか宜しくお願い申し上げます。

鵜の浜の展望台の夕空 ほくほく線を撮り続けている一つの訳。

2020年9月15日(火曜日)

本日も似たり寄ったりの写真で相申し分けありません。

仕事場の西向きに高い天井窓があり、切り取るように空が見えます。
仕事終わりの夕方、良い感じの空や雲が見えると、四ツ屋浜や上下浜、あるいは土底浜または鵜の浜など時間と様子で気の向くまま場所を決め、カメラを持参します。

このところ鵜の浜の西にある展望台に行っています。
今夕も高い空に青さを残した茜雲がこまやかに現れ、八の字の展望台と釣り合いが良く、綺麗な空でした。

 

 

 

角度を変えると雲も変わりました。

明るさがまだ残っていましたので、これもまたいつものほくほく線を撮りに行きました。

 

今夕の上り電車。

嘗て特急はくたかが走った時代、もっと夢中になっていました。
はくたか去って後、普通電車を撮り続けているのは、以下2014年に撮った写真が今日も尾を引いているからなのです。

 

2014年9月26日撮影の電車。
夕空の光と色、雲、電車の明かりなどが良く、人物まで写り込みました。
ポストカードにしましたところ、珍しくお褒め頂きました。
およそ本日と同じ季節、時間帯ですが、その後は中々上手く撮れません。

電車の本数が少ない上、日が短くなります。
仕事の終了時間と電車の通過時刻、および日の入りが上手く重なるのが次第に難しくなって来ます。
ただ秋は雲が良いので、休日や午後フリーの日など粘ってみたいと思っています。

雨でも霧でもゴルフは幸せの時間。

2020年9月13日(日曜日)

本日妙高市は妙高カントリークラブでゴルフだった。

曇りのち雨の天気予報が、雨で始まり霧で終わった。天候に不満を述べる人も時にはいるが、びしょ濡れになっても霧でボールがよく見えなくても、私なりにゴルフは幸せな時間。

 

これから晴れと時雨を交えながら高原は美しい紅葉に向かう。
一度見晴らしの良い妙高高原から、東方の米山、尾神岳から昇る満月を見てみたい。
晴れれば素晴らしい眺めになるのではないだろうか。

裏の田ににコンバイン 駐車場からダッジ 若い人の合理的な行動 最近は多様なお客様 土底浜の夕暮れ。

2020年9月12日(土曜日)

朝夕やや涼しくなったが日中はかなりの暑さの本日。

美術館は静岡県ほか遠方からのお客様で賑やかで、沢山展示も観て頂いた。
また上越教育大学の芸術分野の教授とお弟子さん達や着物の方達はじめ当地の皆様に恵まれた一日だった。

裏手に出るとどーどー、と大きなコンバインが音を立て、稲刈りの真っ最中だった。
どんなに倒伏していても刈り取ってしまう凄い機械のように思われた。

三台出ていた。

カフェでお客さんと話しをしていると、突然駐車場でどーどー、と言う音。

びっくりして出て見ると、遠くへお帰りになるお客様の新しいダッジのチャレンジャーがエンジンをかけたところ。ボロロロロ~という音で去って行かれた。
またおいで下さい。

 

雲がよかったので大潟漁港へ。
夕刻の海辺はどこも主に若い人達や家族ずれでいっぱいだった。チェアでくつろいだりテントを張ったり、若者が戸外や自然をを楽しむ姿は見ていて気持ちちが良い。
コロナで生活が内向きになったことがあるのか、この人達には、今後お仕着せでない、自立した生活感覚を持って生きて行く感じを受け、希望を抱かされる。

 

静かな土底浜の草の丘に行った。お父さんと坊やが来た。
小さな丘の小径を走って上り下りする坊やが可愛い。

 

夕空に草の影。

 

 

夕空に竹の影。

本日はカフェがいっぱいで、6名様が展示だけでお帰りになった。
コロナで席数を減らしていていますので、とても申し分けなく思っています。
最近、これまでにない多様なお客様がお見えになり、とても嬉しく思っています。

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