12年目に気がついた愛車の車速感知式間欠ワイパー機能。

2015年12月29日(火曜日)

私の愛車プログレは2003年12月2日に購入したので12年間乗ったことになる。
遠出もしない生活になり走行距離はまだ13万キロ台だ。
4駆の3ナンバーだが小型のため重宝している。

ところで過日の雨の日、ワイパーのちょっとした機能に初めて気がついた。
走行中に普通に動いていたワイパーが、
信号などで停車すると自動的に間歇式に変わったのだ。
走ると再び一定のスピードで動き出す。
調べてみると車速感知式間歇ワイパーと呼ぶらしい。

だが今までなぜ気がつかなかったのだろう、ぼんやりしていただけなのか。
あるいはもともと機能があったのに使わず、
最近たまたまどこかにあったスイッチに触ったために動き出したものなのか。
いずれにしても突然のプレゼントのような出来事だった。

さて本日が今年の御用納め。
スタッフはじめ色々な方に1年間とてもお世話になった。
果たして今冬の雪はどんなだろう、仕事をして40年経ったが毎年同じ心配をする。

 

014

 

雪中のプログレ2012年2月のブログに掲載した往診時の愛車。
プログレは2007年に廃版になってしまい、今やすっかり未亡人という趣。
それでも故障もせず、酷使に耐えている。
先日すれ違った同車種のドライバーが手を振ってくれた。

身長、万事塞翁が馬。

2015年12月28日(月曜日)

80代半ばのある女性がある事で通ってこられる。
パッとドアを開けサッサと入られ、跨ぐように椅子に座られる。
年令の割にとても動きがいい。

「身軽でいいですね」
「小柄だからでしょうか」
「そうかも知れませんね、親に感謝ですか」
「いえいえ親を恨みましたよ、こんなチビに生んでくれて。学校ではいつも一番びりか二番目でしたもん」
「でも今こんなに元気だから良かったじゃないですか」
「ずっとチビチビって言われ、上から見下ろされてイヤだったですよ。嫁は大きな人を選ばせました」
「そうですか、でもやはり親に感謝でしょう」
「うーん、まあねえ」
なんとかにっこりされスッと立たれた。

私も160センチあるかないかの身長、仰ることは分からなくもない。
幾つになっても親は親、子は子のようだ。
万事塞翁が馬、、、年末が近づくと何かとそんなことを思う。

 1昨日午後の大潟区渋柿浜の専念寺に掛かった冬陽。
あるかなしかの陽はおぼろ月のようだった。

ちらつく雪、クリスマスローズに袋。

2015年12月27日(日曜日)

雪がちらつき2~3℃まで下がったが積もるほどではなかった日曜日。
何度か掲載している一株のクリスマスローズが寒空の下、閉館の庭で満開になっている。

 

004春ならどんなにいいことだろう、しかしこれから雪が舞う庭では辛い。
花は雪や寒風にとても弱い。
いつどかっと降り出すかもしれぬ昨今、本日袋を被せた。

005ヤマブキの枝を支柱にして。

 

008ビニール袋を被せた。

さて終わって見ればいかにも奇妙な感じがする。
また余計なことをしないでほしい、と花が言っているようでもある。

一応本日はこうして、明日たいして降らなければ袋を外そう。
袋は雪が積もり出してからでも良いかもしれない。

様子を見ればいいのか手を加えるべきか、日常でしばしば出会う問題だ。
人にも花にもそれぞれ都合や訳があり、悩ましい。
ただ痛ましさはだけは何とか回避しなければならない。

楽しめたサブリーユの「土曜ジャズ」、素晴らしかった南雲さん。

2015年12月26日(土曜日)

昨日に続いて寒波の土曜日、スタッフは館内の片付けに忙しかった。
午後私は、遅ればせながら車庫の整理と掃除をした。
スタッフの皆さん一年間本当にお疲れ様でした、深く感謝しています。

終えて妻と大潟区上小船津浜は野菜フレンチのビストロ サブリーユで食事をした。
毎月一回行われる「土曜ジャズ」の日で満席だった。

一年半前に聴いた 伊佐治さん、渡邊さん、坂井さんのトリオに
柏崎の南雲麻美さんがゲストで加わられた。
その昔親しんだジャズ、だが女性演奏者のライブは1970年前後、
「ロング イヤロー ロード」で凱旋された秋吉敏子さん以来初めてだった。
アルトサックスを途中クラリネットに持ち替えられた南雲さんが
あまりに上手いのでびっくりした。

天性と思われるスイング感、ハイトーンもロートーンもそしてアップテン
ポもバラードもみな歌う。
全てが聴かせ所という圧倒的な演奏だった。

どんなにジャズがお好きでどれだけ練習し、いかに聴かせる努力を
されたことだろう。
トリオの皆さんもお仕事お持ちの中、一年半前より力強く楽しくかつ新鮮だった。

 

004
ジャズならではの楽しさとスリル。

 

009
メインの鴨肉と野菜。

 

016
素晴らしかった南雲さん。

 

028
美味しいデザートは冬の装い。

以下は今夜の曲目です。
・It Could Happen to You(訂正しました)
・黒いオルフェのテーマ
・Tenderly
・Softly as in a Morning Sunrise
・My One and Only Love
(休憩)
・Memories of You(南雲さんクラリネット)
・鈴懸けの径(南雲さんクラリネット)
・Wendy
・One Note Samba
・All the Things You are

スタンダード曲をメインに麗しい選曲でした。
出ずっぱりでフィーチュアリングされソロを聴かせるのは本当にタフなこと。
南雲さん、そして皆さんお疲れ様でした。
良い年末を有り難うございました。

今年のご来館有り難うございました ルーベン・ゴンザレス キューバの原発。

2015年12月25日(金曜日)

曇り時々雨の本日12月25日、樹下美術館は2015年の営業を終了しました。
振り返りますと、昨年より20パーセントほど来館者様に恵まれましたこと心から感謝いたします。
増加に新幹線の恩恵は見当たらず、もっぱら皆様の口コミと一部サイトの寄与ではと思っています。

これまで年間お一人も見えない日が数日はありましたが、この二年間一日もありませんでした。
当館はもともと賑わう場所ではありませんが、
猛烈な雨嵐の日でもどなたかにお出で頂いたこと一種奇跡のように感謝しています。

本日の最終日は9名様のご来館でした。
ここ三日続けて名残のお茶のみに寄られた方がいらっしゃてとても感謝しています。

中高年の方々、お若いカップル、お一人様、幼いお子様連れ、車椅子の方々、、。、
読書、美術鑑賞、息抜き、癒やし、庭の見物、お仲間のおしゃべり、書類書き、観光の寄り道、、、、。
小さな樹下美術館を思い思いに使って頂きましたことを有り難く思っています。

今年は懸案の収蔵図録編集で、作家さんの大切な事実が幾つか分かりました。
また時代の盲点として残っていた作品も新たに加わりました。
長くご心配をお掛けしてますが、今ようやく迷うわずに最後の編集を行っています。

樹下美術館の過ぎた9年はあっという間でした。
10年目となる16年度の開館3月15日もあっという間にちがいありません。
今年のご来館まことに有り難うございました、来る年もどうか宜しくお願い申し上げます。

 


亡きキューバの名宝ルーベン・ゴンザレスのピアノで「Como siento yo」。
今ある物を大切にしてきたキューバ、ピアノも古そうですね。

緒に就いたキューバとアメリカの国交回復は、来年あたり是非大きく前進してほしい。
その節には原発の輸出入など絶対にせず、良きキューバの文化が継承されますように。
(ソ連の主導で開始された原発建設はカストロ首相の英断で中断されています)

SPで聴いたヴァイオリンの巨匠たち 今夜の月は今年の見納めか。

2015年12月24日(木曜日)

日中は10℃前後で推移し曇りがちの木曜日。
今年の樹下美術館も明日までとなり、お世話になった音楽好きの方たちが集まり蓄音機でSPレコードを聴いた。

エルマン、ジンバリスト、クライスラー、ハイフェッツ、、、。
バッハからイングランド民謡まで、20世紀の巨匠たちの名演が次々によみがえった。
最後は良い声のエディー・フィッシャーで「ジングル・ベルス」が掛かった。

006最後に掛かったジングルベルス。

お客様も次々にやって来られ聴いたりおしゃべりしたり、賑やかなひと時だった。
何人かの方が来年5月8日(土曜日夕刻)のSPコンサートは是非来たいと申し出られた。

 

029夕刻の一時、見え隠れした満月に近い月。

明日は満月だが寒波が待っているらしい。
その後年内は好天が望めそうも無く、これが今年最後の月になるかもしれない。

月を惜しんで映画ピクニックのテーマから「ムーン・グロウ (Moonglow)」

懐かしいフランク・チャックスフィールドの演奏です。

 

クリスマスシーズンのクリスマスローズ。

2015年12月23日(水曜日)

暮迫る樹下美術館にぽつんぽつんと今年最後と仰るお客様が見える。
本日午後のカフェは賑やかなご家族が寄って行かれた。
一緒におしゃべりをしているとこれが本当の忘年会かな、と心温まる。

窓外の庭に先日来お書きしていた一株の白いクリスマスローズが満開に向かって咲いている。
どうしたわけか5,60株のうちたった一株。

花の名の通りクリスマスシーズンに咲いた花は、遠目にも目立ち大変貴重だ。
もう区別が付かなくなってしまったが、昨年買った株かもしれない。
どこか暖かな土地で育ち、暖冬の雪国で故郷を思い出して咲き始めたのか。

人に旅路があるように旅する花もあるのだろう。

 010本日のクリスマスローズ。
もうひと月近く頑張っている。

クリスマスローズ去る11月30日の同じクリスマスローズ。

明後日辺りから寒波に見舞われるらしい。
降り始めたらビニール袋などを掛けて保護してみよう。

長く意味が分からなかったクリスマスソング Deck The Halls。

2015年12月22日(火曜日)

私の中学校時代にアメリカから女性の英語教師が来た。
判然としないが、数ヶ月あるいは半年くらいの在任だったのだろうか。
身長が高くやや背を丸くして歩く先生はどこかエリザベス女王を思わせる威厳のある風貌だった。
(笑顔は優しかったが)

生まれて初めて間近に見る欧米人は随分大人に見えたがお若かったのだと思う。
ミス・ヘイゼル・チルグレンがその人だった。

日本語を全く使わず授業はちんぶんかんぶんでほとんど内容を覚えていない。
思い出せる場面は以下の二つだけだ。
一つは彼女が何かを握っていてそれを私たちが英語で当てるゲーム。
答の一つはボタンだったが中々当たらなかった。

あとは英語の歌を習った。
黒板に歌詞が書かれていたが、まったく意味が分からない。
“ディック ザ シーズン トゥ ビ ジャーリ ファララララーラ、ラララ
ダーウィ ナーワ ゲーアペーロ ファララ、ラララ、ラララ
フロー ディ エンシェン ユータイ キャーロ ファララララーラ、ラララ”

脳裏にある文句は以上で、まず言葉になっていない。
後年クリスマスになるとラジオから聞こえたものの内容はさっぱりだった。

この度クリスマスが近づき、ついにインターネットで検索してみた。
検索の凄い所だろう、なにがしかの単語が合っていれば一定の精度でサイトが並ぶ。

 


Deck The Hall

 

 
Deck The Halls

歌はウェールズに発した「Deck The Halls」という聖歌あるいは讃美歌だった。
“聖なるヒイラギで玄関を飾ろう”というような内容で始まるクリスマスソング。
クリスチャンの方ならだれもがご存知の歌にちがいなかった。

一番は以下のようであり、三番まであった。
【Deck the Halls】
Deck the halls with boughs of holly,
Fa la la la la, la la la la.
Tis the season to be jolly,
Fa la la la la, la la la la.

Don we now our gay apparel,
Fa la la, la la la, la la la.
Troll the ancient Yule tide carol,
Fa la la la la, la la la la.

一見簡単なようだが、deck:飾る、bough:枝、Tis:it is、jolly:楽しい、don:着るかぶる、gay apparel:きれいな服、troll:陽気に歌う、yoletide carol::クリスマスの聖歌、etc.。
古い英語も混じっているようであり、当時も今も自分には無理な歌詞だった。
それを飛ばしながら都合良く覚えたようで、体裁も脈絡もない。

子どもが歌を覚えるなら、こんなことを繰り返して成長すればいいのかもしれない。
だが60年前、たった一、二回外国人教師から教わったものは、摩訶不思議な呪文に変わり長年頭の隅にこびりついるだけだった。

当時クラスでどれだけの人が意味を理解出来ただろう。
ミス、ヘイゼル・チルグレンはどこまで期待して歌を教えたのだろう。
今日、ようやく動画などから、クリスマスを迎える楽しい歌だと分かった。

そもそもさっぱり分からなかったのは私だけだった?

楽しかった新垣隆さんと礒絵里子さん、中郷のコンサート。

2015年12月20日(日曜日)

午後2時から上越市中郷区のはーとぴあ中郷で「新垣隆&礒絵里子 おしゃべりコンサート」を聴いた。
音楽会は「ゴーストの新垣です」という如何にも恥ずかしそうな一言から始まった。

実は今年の春、新垣さんが著した「音楽の真実」を読み、
夏に発売されたCD「ロンド」を買っていた。
著書では少年時代から譜面を見るのが大好きだったこと、
学生時代のジャズのバイトなど興味深く読んだ。

CDは昼休みの美術館のカフェでよく聴いた。

 

018

 

旧知のお二人はピタリと息を合わせ長時間こまやかに演奏された。
おしゃべりコンサートと銘打っただけあり、交わされる話は絶妙だった。

後半のプログラムでC.サンサーンス「白鳥」およびHヴィラ=ロボス作曲「黒鳥」があった。
次が新垣氏作曲「哀しい鳥」だ。
「新垣さんは白鳥と黒鳥にインスパイアーされて作られたそうですね」
「はいそうですが決して盗作ではありません、影響を受けたということです」
私だけだろうか、曲調にメシアンの魂が受け継がれているように感じた。

後半の一張羅というタキシードにうす紅模様の蝶ネクタイが似合っていた。
あくまでお風呂上がりの少年という趣。
一連のゴシップは辛かったはずだが、みな越えて独特のユーモアに変っている。
本当に希有な人だと思った。

 


CDのタイトルになった新垣氏作曲「ロンド」。
ロンドは主なメロディに異なるメロディが次々と入る輪舞曲形式の音楽。
「いつの間にかどこかへ行ってしまい、また戻ってくるどこかの誰かさんみたい」と、
絵里子さんに紹介され満席の会場は笑いに包まれた。

カフェで聞き慣れた氏の曲は、本日クラシック音楽の如く自然に耳に入った。
20世紀初頭~アールデコ~ミッドセンチュリーの諸家のテイストに東洋的な響きが溶ける。
そして何曲かには「サンタが町にやって来る」、「エリーゼのために」、「トルコ行進曲」などが即興的に入っていた。

フリージャズプレーヤーと演奏するなど自在な新垣氏。
幅広い「現代音楽家」として長い活躍を願わずにはいられなかった。
お忙しいお二人のコンサートは明後日、新潟市りゅーとぴあホールで開催される。

  021ノールウエーの作曲家グリークの音楽を思わせる、と新垣氏を感動させた妙高山
(帰路新井P・Aから)。

 アンコールの「エストレリータ(小さな星)」は懐かしく、ヴァイオリンが鳴ると目頭が熱くなった。

いつしか年の瀬らしくなって。

2015年12月19日(土曜日)

不思議なもので年が暮れてくると忙しさの中、名実ともに特別な雰囲気が漂ってきます。
夕刻の明かり、近づくクリスマス、年賀状作り、仕事納めの仕度、、、。
いつしか少なくなった今年を名残惜しみながら過ごせればいと思っています。

011クリスマスが近づいたせいでしょうか、館内にあるラファエロの聖母子像(大公の聖母)の表紙が浮き出して見えました。

 

016夕刻の樹下美術館。

 

036本日東京から届いたシュトーレン。

器は1900年前期アールデコ調のシノワズリ(中国趣味)のトリオでした。
鬼に笑われますが来年の開館の節は、この器もカフェで使ってみたいと思っています。

寒波が来て麓まで降った ドイツのシュトーレン。

2015年12月18日(金曜日)

昨日上越市一帯は寒さに見舞われ沿岸ではみぞれが、三方の山々は麓まで雪に包まれた。
ただ妙高山系のスキー場の積雪は開場には一歩足りない模様で中々うまく行かない。

 

038水平の雲間から少しだけ山頂を覗かせた妙高山。

015妙高山よりも西方面に権現岳、烏帽子岳、阿弥陀岳など険しい西頸城の山塊。

019妙高山より南、板倉区方面の関田山や信越県境の山々。

 

075スタッフが持参したドイツ製のクリスマス菓子シュトーレン
(リンク先の甥夫婦は大潟区でベーカリー「HARENOHI」を営んでいます)

器は15年ほど前に求めた1800年代後半のイギリスのトリオ(カップ&ソーサーと菓子皿)です。
日本趣味(ジャポニズム)漂う器で来年度のカフェにお出しする予定です。
詳しくは後日再度掲載させてください。

初めてのスマホ、高齢者(初心者)に優しくまずほっとした。

2015年12月17日(木曜日)

日ごと予報が当たり本日は風強く、午後遅く気温が2~3度に下がりみぞれが降った。

そんな日の午後スマホを買った。
ガラケーでも良かったが2年前に買った妻の真似をして最も簡単なドコモのスマホにした。

これまでのケータイは主に診療所と美術館と妻の三つのワンタッチダイヤルを使うだけだった。
このたびのは大きな時計と日付、万歩計が最初の画面に出ている。
私にはなんとも優しく嬉しくなる表示だ。
これから必要最小なことになると思うが機能を覚えて使ってみたい。

三つの携帯「らくらくスマートフォン3F-06F」とこれまでの二つのケータイ。
かって一度もメールを使ったことがなく、まさに豚に真珠だった。

それにしましてもこのたびのスマホの待ち受け画面は本当に気に入りました。
三つの要素は単純ながら生きている喜びを黙って教えてくれ、よく研究されていると思いました。
ケータイのワンタッチダイアルは三つでしたが、今度は9つ。
30年間?同じ会社だったらしく、よく分からない割引がありました。

さて荒天の中、今年最後の訪問ですと仰ったお客様、そしてお年寄りのご両親をお連れされた方ほか皆様本当に有り難うございました。
今年度の樹下美術館は25日(金曜日)までで、あと8日となりました。
来年2016年度は3月15日(火曜日)から開館です。

悪天候の雲 昨日のバラは、、、。

2015年12月16日(水曜日)

本日日中は降ることも無かったが風が吹き、夕刻から一段と荒れ、強い風雨に見舞われた。

 

016夕刻16:03頃、在宅回りの帰路で見た雲。
濃い陰影があり立ち上がっているように見える。
間もなく日が暮れたがより強く吹き雨が始まった。

2012年10月30日16:062012年10月30日の同じような時刻に現れた立ち上がるような雲。
数分後、一帯は激しい雨風に襲われた。
本日の雲を見て思い出した。

明日以後さらに冬型が強まり気温もぐっと下がるらしい。

さて昨日哀れみをもって見たバラは本日昼すでに見えなかった。
強風によっていっそう哀れな姿になり見かねた妻が切った、という。
出来れば私が切りたかったが、植えたのは妻だから仕方がない。

冬バラが散っていた 花の別れ。

2015年12月15日(火曜日)

風もなく暖かな火曜日、上越市高田の最高気温が17度とは。
そんな日の庭で、

拙詩)
昨日見たバラの下に花びらがぱらぱらと散っていた
風も無いのに思わぬ暖かさのせいで散ったのだろう
花は突然の別れに呆然としていた
花びらは花よ、花は花びらよ、と呼び合うようだった

風よ吹くな
雨よ降るな
雪よ積もるな
別れても懐かしめ

 

009一枚も重なり合わず花の下に散った花びら。

 

010 - コピー名残惜しそうな花。

 

夕刻から雨が降り出した。
午後のひととき残りの芝に土と肥料を撒いて全て済んだ。
撒いたものを雨が押したり流したり馴染ませてくれていると思う。

昨日はお友達、今日はご主人 冬の庭に二つのローズ。

2015年12月14日(月曜日)

時折薄日が射した曇りがちの一日はそう寒くは無かった。
昼食後、庭に居ると次のように仰ったご夫婦と出会った。

〝昨日友達に初めて連れてきてもらい、良かったので今日主人を連れてきました〟
樹下美術館はこのようなお客様が時々いらっしゃいます。

一方でお一人の方は一人ゆえお似合いになる冬の樹下美術館。
以下は現在12月の空の下で咲いているわずかの花です。

 

006数ヶ月早く一株だけ開花しているクリスマスローズの花がさらに大きくなりつつあります。

 

013庭の入り口で静かにおじぎをしているバラ。

花ではありませんが以下のヤブコウジの実がいっそう赤くなりました。

011あまり構わないのに随分増えました。

2025年7月
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