日が短くなって 貴重な立ち話 今年の月。

2014年11月7日(金曜日)

私の定時在宅回りや往診は午後3時を過ぎて始まる。
この数年、一回2~4軒を訪ねる。
それ以前では3~5軒あるいはそれ以上だった。

夏場の午後3時はまだ強い日射しが残っていたが、今その時間は夕刻の色を帯びる。
少々不思議な事に、この時間帯に道路で立ち話をする女性たち(奥さんたち)を時々見かける。

私たちの出がけにそのような女性がいるとすると、
一通りの往診回診を終えた帰り道、同じ場所で同じ人がまだ話し込んでいることがある。

長い時には30分から小一時間が経っている。
しかも話している人の顔は大抵真剣だ。

「あっ、始まっている」と後ろに乗っている看護師に言うと、
「ほんとですねアハハ」と笑う。
長い立ち話は女として理解できなくもない、とも。

本日もそんな光景を見た。
既に4時に近くであり、あたりは暗くなっている。
よほど大切な話なのだろう、と思ってしまう。

ところで、かって家の近くで母が立ち話をしているのを聞いたことがあった。
「それではまた」
長い話がようやく終わるかに見えたその時、
「ああ、そうそうこの間の○○」と言った途端、そこからまた延々と始まった。

声を出すことは心肺機能が強化されることでもあり、長く話すのはランニングに似てなくもない。
ならばおしゃべりはストレス解消に役立つほか、身体機能の維持強化に繋がっている可能性を否定できない。
これが長生きの一因ならば羨ましいことである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の秋はスーパームーンやミラクルムーンがあり月と良縁の年だった。
二回とも晴れて幸運といえよう。

今年は旧歴でいえば9月が一回多く、うるう9月は新暦の11月21日まで続く。
こんなことは今世紀中にもう起きないということだ。
私の年午年(うまどし)も残り少なくなったが、色々な意味で変わった年だったことになるのか。

今夜の満月今夜のうるう9月の満月。

一昨日の十三夜の月一昨日のうるう十三夜の名月。
わずかに影が含まれ、それが情緒とされるのだろう。

とても楽しみな蓄音機による「SPレコードコンサート」

2014年11月6日(木曜日)

来る15日の手回しの蓄音機でSPレコードを聴く会が近づきました。
本日友人のAさん宅から保険付きで専門家によって搬入された蓄音機が樹下美術館の陶芸ホールに入りました。

フタをした高さが90㎝はあるコンソールタイプの立派な機械です。

館内で掛けたSPレコードの音の素晴らしさは驚嘆すべきものでした。
ホールと蓄音機の相性は極めて良いものと思われます。
驚くべき音量、しかもノイズは逓減され、上質な音が館内に響き渡ったのです。

蓄音機セットされた蓄音機

 クラシック、ジャズ、ラテン、ポピュラー、童謡、歌謡曲。
電気を一切使わないボックスから歴史上の名演奏家たちの熱演が再現されました。

よく言われることですが、ボックス内で実際人間が演奏しているような手応えと迫力があるのです。
まさにSPレコードの魔法というべきでしょう。
来年、第二回目の予定も一応ありますが、実際に行われるかどうか分かりません。
大変貴重な機会と思われます。現在すでに定数60席に達していますが、もう少々の席が可能です。
どうか楽しみにご参加ください。

お申し込みは電話025-530-4155でどうぞ。

紅葉のイタヤカエデとメグスリノキ。

2014年11月5日(水曜日)

二日続いた雨の後、三日続きの晴れとなりました。
日中温かく、午後在宅回りの車外気温は19℃を示していました。
お天気なのに風邪気味という方が増えているように感じられます。

さて先日紅葉のマユミとニシキギを掲載させて頂きました。
本日はイタヤカエデとメグスリノキを載せました。

イタヤカエデは御存知の方も多いと思いますが、大きな葉と鮮やかな黄色の紅葉が美しい樹です。
カフェの正面に植えて5,6年経ちますが、真っ直ぐ延びて既に5メートルはあるでしょうか。

メグスリノキは比較的珍しい樹木だと思われます。
現在二本ありますが一本は上越市清里区の造園業・丸山隆光園の亡き親方が20年前に植栽されました。

イタヤかでとメグスリノキ右の黄色がイタヤカエデ、左の上半分がメグスリノキ(こちらはまだ8年目)。

イタヤカエデイタヤカエデ。晩秋過ぎても黄色調を深めます。

メグスリノキ黄緑、ピンク、オレンジが華やかに混じるメグスリノキの紅葉。
こちらは20年ほど経ったもの。カフェから見て左奥の方にあります。

メグスリノキの樹皮を煎じたものは眼に良いと言われ、さらに肝臓にもということで茶として販売されているようです。
別名「長者の木」とか「千里眼の木」などと呼ばれ、縁起の良さが感じられます。
美術館の庭は名園というほどではありませんが、秋の見頃になりました。

SPコンサートもう5,6席余裕があります、宜しければお電話なさってください。
☎025-530-4155

本日は晴天なり 庭の除草。

2014年11月4日(火曜日)

雨に降られた連休があけて本日は定期休刊日、そして晴天だった。

晴天と言えば、
「あ、あ、あー、本日は晴天なり、本日は晴天なりー、後ろOKですかー」
昔からマイクテストの際、雨の日でも「晴天なり」が使われている(と思う)。

もとは英語圏の通信テストで「It is fine today」が用いられてるのを、そのまま訳して日本で使ったらしい。
It is fine todayには発音の要素がうまく網羅されているため実用されたということだ。

しかし「本日は晴天なり」はただの転用であり、テスト向きに考えられていないという意見もあるようだ。
だが「今日は良い天気です」と口語になれば子音が乏しくてしゃんとしない。

「本日は晴天なり」は公式な電波テストで用いる言葉として長く法で定められているらしい。
今日様々なイベントのマイクテストで、
「あ、あ、あー」のあと、「本日は晴天なり、本日は晴天なり」と滑舌よく繰り返される。

その昔皆で芝居をした時、それこそ雨の日も真剣に「本日は晴天なり」と言ったのを思い出す。
(もう古い、今は言わない、ということでしたらどうかご容赦ください)

141104庭仕事本日午後の除草作業。
余計なススキの株を掘ったり、ばらけたアヤメを切ったり、面倒な場所の雑草を取った。
全て来年のためであり、越冬する雑草取りや施肥など沢山仕事がある。

明日また晴れますように。

時雨の一日 教養人川上善兵衛 「青い鳥」のDVD

2014年11月3日(月曜日)

昨日に続いて朝から時雨れた一日、世情変わっても四季のうつろいはそうそう変わらない。
毎年今頃になると荒天が多くなるが、又始まったと言った感じである。

外は荒れても生活はそれなりに続くところがやはり有り難い。
昨日本日ともお客様がちゃんと見えられて、先日お抹茶を服した小学生の男子生徒さんが
昨日ふたたび見えたと聞いて嬉しかった。

庭カフェに寄った強い雨降りの午後ほんの一時陽が射した。

カシワバアジサイ庭のカシワバアジサイの紅葉。

ポプラ本日頸城区のポプラ並木(モノクロ写真ではありません)。

夕食は祝事を迎えられるご夫婦と一緒だった。
塩尻の五一ワイナリーに残された地元上越市は岩の原葡萄園の創業者・川上善兵衛の漢詩の話をお聞きした。
詩語および情感の豊かさと髙い教養に驚きを禁じ得なかった。

512bTrWWZ8L届いた1976年米ソ初合作映画「青い鳥」のDVD

帰宅するとマイブームとなっている 「青い鳥」のDVDが届いていた。
時間が無いので先ずざっと観だったが、やはり「未来の王国」のチャプターが素晴らしかった。
「時」と呼ばれるお爺さんと生まれる前の子ども達の場面なのだが、特異な設定と美しいシーンに切なくも胸打れた。

この映画のことは後に記載させて頂ければと思っています。

「ああ、早く明日がこないかなー」からはじまった「青い鳥」 「銀河鉄道の夜」 清里区のプラネタリウム。

2014年11月2日(日曜日)

5日前、家に来た孫Kちゃんの「ああ、早く明日が来ないかなあ」の一言は強いインパクトを残しました。
言葉に幸福に対する曇り無き心の現れを感じたのです。
当日午後、歯科医院の待合室で「青い鳥」の絵本を手に取ったのもこの一言が残っていたからでした。

その日家に帰るとネットで別の絵本「青い鳥」を注文しました。

翌日にはさらに詳しいものという事で堀口大學訳の新潮文庫「青い鳥」を注文しました。
戯曲の形式で書かれたメーテルリンク原作の翻訳220ページでした。
現在ちょうど三分二ほど過ぎましたが大変面白いのです。

201301「青い鳥」 訳者 堀口大學
新潮社 昭和35年3月20日発行 平成18年11月30日50刷改版 平成25年11月10日57刷!
これまで四度、樹下美術館でご講演頂いた堀口すみれ子さんのお父様が訳者というのも不思議な縁です。

流れは続き「青い鳥」のDVDがありましたので注文を済ませました。
1976年米・ソ初の合作映画で、ジョージ・ キューカー監督、アメリカ側出演者にエリザベス・テイラー、ジェーン・フォンダ、エヴァ・ガードナーなどのビッグネームがあり、ソ連が関係しているだけにスケールの大きさに期待が膨らみます。

ところで青い鳥を読むほどに宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」がダブルようになりました。
幸福、時間と空間、光、夜、生死が平明な言葉で流れるように書かれているのでした。、
ネットで「メーテルリンク 宮沢賢治」を検索しました所沢山のサイトが現れました。

尊敬する松岡正剛氏の「千夜一冊」意表篇第0068夜は「青い鳥」でした。
冒頭で短く宮沢賢治に触れ、哲学書としての「青い鳥」を取り挙げていました。

そうこうしていた昨日、
「友人たちが盛んに妙高パインバレーのイルミネーションを勧める」と妻が言いました。
行くのは大賛成でしたが、その前に上越市清里区の星のふるさと館へ寄ってみることを提案しました。
同館でプラネタリウム向けの「銀河鉄道の夜」が投影されていることを知ったからです。

本日午後、雨中の清里行きは5日前のKちゃんの一言から始まったということになります。
小学一年生あなどるなかれです。

坊ケ池星のふる里館は紅葉の坊ケ池のすぐ上で、とても良いロケーション。
坊ヶ池は二度目、ここのプラネタリュウムは初めてでした。

タイトルプラネタリュウムのドームに映されるタイトル。

銀河を行く列車銀河を行く列車。

車内懐かし感いっぱいの車内の情景。右下にプラネタリウムの投影機が写っています。
(写真はフラッシュを用いないことで許可を得ました)
本日映写された技師のAさんは大潟区の人、よく知っている人でびっくりしました。
心からこの仕事が好きという感じが伝わり、そもそも天文少年だったそうです。

映画に人物は登場しませんが、美しい映像と音楽、心うつナレーションで十分でした。
特にカギとなるさそり座および石炭袋のくだりは印象的です。

昭和31年、中学3年の修学旅行で行った大阪で初めてプラネタリウムを観ました。
そのあとは昭和40年代で、渋谷の東急文化会館の五島プラネタリウムでした。
こちらは何百席もある大きなホールで、首が痛くなったことを覚えています。

このたび見終わっても雨がひどく、妙高のイルミネーションは中止しました。
Kちゃんではありませんが、青い鳥のDVDが待ち遠しく思われます。

マユミとニシキギ。

2014年11月1日(土曜日)

気がつけば11月1日。
本日は終日温かく、外出時の車が示した車外温度は夕刻も19℃とありました。

さて樹下美術館の庭が色づいてきました。
比較的髙い樹は、茶色のコナラ、赤や黄のモミジ、緑からオレンジへとメグスリノキ、エンジ色のハナミズキなどがあります。
低木のマユミとニシキギもしっかり赤くなりました。
御存知の方も多いと思いますが、マユミとニシキギは遠目にとてもよく似ています。

樹下美術館の一帯では雑木に混じってマユミが多く見られました。
庭のマユミももとからあったものと、その株を分けて増やしたものです。

一方、ニシキギは当地で目にしたことはなく、造園に際して植栽されました。
その昔長野県のとある宿で初めて紅葉のニシキギを見た時は感激でした。

本日は当館のマユミとニシキギを掲載しました。

マユミの枝 (2)マユミ。

マユミの枝 (1)マユミの枝。つるりとしています。

ニシキギニシキギ。

ニシキギの枝ニシキギの枝。翼(よく)と呼ばれる固く平たい樹皮が羽のように付いています。
ニシキギの幹や枝はマユミに較べて固く、姿も良いようです。
紅葉の赤味はマユミの方が濃くなります。

開館して8年目、木々の成長と共に年々紅葉が美しくなりました。

Sさんの送別会 思い出の歌手好きな歌手。

2014年10月31日(金曜日)

本日当館のスタッフで卒業されるSさんの送別会があり、ご本人を入れて9人が集まりました。

本人が挨拶をして一人ずつ送る言葉を述べ、
それから関根学園の駅伝の話が出てスキー小唄が歌われ、
途中誰かのコンタクトが外れるアクシデントなどもありました。

最後はお気に入りの歌手の話が賑やかでした。
話題になった人達から2人をYoutubeをお借りして掲載しましす。


玉置浩二

 


布施明

 

並んで井上陽水、こぶくろ、ライオネル・リッチー、因幡晃、小椋佳などが上がりました。
何人か知らない人がいますが、布施明は思い出の歌手です。

いつしか貴重な時間は過ぎ、お世話になったSさんの活躍をお祈りして一本締めをしました。

秋冬のつがいは知恵?愛情?両方?

2014年10月30日(木曜日)

例年秋深まるころ、古家の軒下が雀の鳴き声で賑やかになる。
ペアの縁組みを巡る争いではなく、少なくとも数カ所の巣を取り合っているようだ。

場所が決まると夜間中からコツコツという音や羽ばたきが聞こえるようになる。

雀本日軒下で見られた睦まじいペア(薄いカーテン越しに撮りコントラストなどを調整してます)。
交尾、産卵は来春からなのにすでに安定したつがいに見える。
二羽が協力して自分たちが決めた巣を見張っているようでもある。

シジュウカラ本日樹下美術館の水場にやってきて水浴びをしたシジュウカラ。
帰りも一緒だったのでつがいかもしれない。

ところで雀でいえば、若鳥を中心に秋~冬を群で移動しているグループがある一方、
上記のようにペアなどで軒下で過ごすものもいる。
厳しい冬を越すには野中の群より軒下がずっと有利にちがいない。
軒下のペアと野中の群はそれなり個々に存在理由があるのではないか。

では有利であろう軒下が比較的安定して維持されるのはどうしてだろう。

雀の寿命は平均およそ一年半(半年~数年)らしい。
つがいの死は同時ではなく、どちらか先が自然であろう。
その場合、残った個体は直ちに群などから伴侶を得てつがいを維持するシステムがあれば、
軒下は切れ目なく穏当に引き継がれていく可能性が考えられる。

真意はどうなのか、それにしても繁殖期でもないのにつがいで過ごすのは自然の知恵?
まさか愛情?
それとも両方か。

打って変わって快晴の日 頑張れ中学生ボランティア。

2014年10月29日(水曜日)

昨日の荒天と打って変って本日カラッと晴れた。
女心と秋の空、、、、。
ほとんど聞かれなくなった言葉だが、私が知っている限りお天気ではしっかり生きている。

庭樹下美術館午後の庭。
荒天後の本日、スタッフの落ち葉掃きはきっと大変だったはず。

リュウノウギクリュウノウギクと紅葉が始まったマユミ。
スズラン、シュウメイギクなどと並んでリュウノウギクの白さは美しい。

特養の駐車場午後出務した近くの特養ホーム「しおさいの里」。
大勢の中学生ボランティアが楽器などを抱えて到着した。
窓から手を振るお年寄りに向かって笑顔で手を振る生徒さん達。

決して恵まれているとは言えない現高齢者福祉制度。
このような光景が明るい明日の根っ子になってくれることを切に祈った。

厳しい制度下でこの施設には実直さが感じられる。

季節風の一日 育つ野菜 ひと安心のバラ。

2014年10月28日(火曜日)

気温が下がった強風の日、雨が降らない分だけ助かった。
沿岸の空はひゅーひゅーと鳴りゴーという海鳴りが続いた。

気温は下がってきたが、一帯で夏の終わりに除草し耕し肥料を入れ、種を撒いた家庭菜園で野菜が育っている。

1荒天の海岸。

2白菜。
ニケ月ほどで立派に育った。
腰や膝が痛くても畑に行くと気分がすっきりするので止められない、という皆さんの気持ちが分かる。

3荒天の日、花瓶に入ってひと安心のバラ。

明日のお天気は回復に向かうようだ。

「ああ、早くあしたが来ないかな-」 幸せの「青い鳥」。

2014年10月27日(月曜日)

本日、妙高市の外孫が昼食に母子して寄った。
小さかった背が大きくなり、話によどみなく活発な一年生になっていた。

妻の焼きそばを食べ話をした後私は自室に引っ込んだ。
すると次のような言葉が隣室から聞こえてきた。

「ああ、早く明日が来ないかなー」
つぶやきは衝撃的で、こんな言葉を近頃聞いたことがない。
私は部屋を飛び出した。

「どうしたの、どうしたのKちゃん」
「だめ、だめなんです」と母親が言う。
「ゲーム、うふふ」ニンマリするKちゃん。
何か無理矢理ゲームを買う約束が出来上がったらしい。

ああしかし、ゲームでも何でもいい。
「早く明日が来ないかなー」なんて最後につぶやいたのは何時だったろう。
70才を過ぎた今一種あり得ないもの、すっかり忘れられた心境だった。

ただ一心に待ち遠しい明日。
これは子供か青春の貴重な特権ではないだろうか。

青い鳥「青い鳥」
文と絵いもと ようこ 金の星出版 2007年9月1日発行

それから間もなく歯科の受診時間となった。
歯科の待合室でチルチルミチルの絵本を手に取った。
ばらばらな記憶の童話は象徴と寓意あふれる物語だった。

さっそくamazonnで待合室のと違う上掲の一冊を注文した。
表紙が気に入ったこの本で、幸福とともに生と死はどのように語られるのだろうか。
Kちゃんではないが、早く本が来ないかなー。

秋晴れの日曜日、陶齋の器でお寿司を食べる秋の会が無事終わりました。

2014年10月26日(日曜日)

晴れが続く本日10月最後の日曜日。
月日は早い、としばしばと愚痴を言いたくなります。
しかしそれが言えるのは何という贅沢、何という幸せ、と思うことにしました。

本日、今月最後の「陶齋の器でお寿司を食べる秋の会」が正午から始まり午後2時半に無事に終了しました。
お客様は新潟市の「和道楽 和悠」のIさんが市内の方のほか五泉市、村松町の皆様をお連れして見えました。
Iさんはかって弥彦の「ロマンの泉美術館」に関係されたお元気な方なのです。

秋の草花庭に秋の草花がいっぱい。

 以下は若干の本日の様子です。

盛りつけ都寿司さんによる盛りつけの様子。

取り回し鉢陶齋の「秋収冬藏」の鉢に子持ち鮎の山椒煮。
このほかにお寿司、南瓜のスープ、ウニとイクラのミニ丼、イチジクのワイン煮などが出ました。

076食後の茶室。
妻が苦労した灰も炭の具合もよく、良い湯加減となりました。
温かな陽が射す午後、茶室の窓を開け放ち清々しいお茶を服しました。

多くの美術館の器はケースに収まり、「見るだけ」の相互関係です。
しかし樹下美術館は昨年から陶齋の花瓶に花を活け、湯呑はカフェのお番茶に用い、食事会で鉢や皿を実用することにしました。
このことで美術館がいっそう生きているのを実感しますし、小さな施設ならではの楽しさであろうと思っています。

作者の陶齋も天国で喜んでいるのではないでしょうか。
鬼に笑われるかもしれませんが、来年もまた食事会を予定をしていますので何卒宜しくお願い致します。

明日は良い日でありますように 「田舎」は貴重な観光資源。

2014年10月25日(土曜日)

明日日曜日は「陶齋の器でお寿司を食べる秋の会」最終回です。
陶齋の器で食事会は、昨年10月高田「京」さんの京懐石席から始まり、今年6月と10月は大潟区は都寿司さんのお寿司でした。

明日は新潟市から8名のご予約です。これまで9回述べ60余名様に参加参して頂きました。
器の数と部屋の都合により一回7,8席と小規模な催しですが、
当館にはこのくらいが丁度良く、今後も続けることに意味があろうと思っている次第です。

072今夕の茶室の丸障子にモミジの葉影。

071妻が行っていたお抹茶席のための灰作り。
私は拙いお点前係りですが、炭を置き釜を乗せる「風炉(ふろ)」の灰や五徳を整えるのはかなり大変な仕事です。


134米山の山影しか見えない時刻のほくほく線特急上り「はくたか」。

本日午後はくたかを撮っていると、東京から来たという若いサラリーマンさんとまたお会いしました。
田舎の農道に東京から若者が来ていることに驚きまた嬉しく思うのです。
本日の方には私の名刺をさしあげました。

「ああ、ええなー」
「ああ、いいなー」

テレビからも都会の人(若い人たちでも)が水田など田舎の風景を喜ぶのが伝わります。
上越市には美しい棚田や広大な水田と鄙びた村落があります。
誰もがほっとする風景ではないでしょうか。

上越市はどうしてこの貴重な「田舎」をアピールしないのでしょう、不思議です。
水田は農家の方が一生懸命に維持管理されていますし、特別な開発予算(本当はあればいいのですが)も要りません。
そして冬もまたいいと思うのです。

本日樹下美術館には横浜市から3回目というご夫婦と都内から若いカップルさんがお見えでした。
田圃や田舎のロケーションが良いと仰るのです。

深まる秋。

2014年10月23日(木曜日)

二日続きの雨が上がった本日午後の休診日。
秋は深まり陽は早くなった。

4数日前から妻が始めている栗の渋皮煮。アクを流していよいよ出来てきた。
来る日曜日、陶齋の器でお寿司の会に出る事と思われます。

2お客様が帰られ閉館まじかのカフェ。
夕陽が射して、壁の篠崎正喜さんの作品「午睡」とぴったりだった。

_MG_5373くびき駅の近く、ススキの盛り土を行くほくほく線特急「はくたか」。
はくたかを見ることが出来る期間は5ヶ月を切った。
本日も東京から来たという若いう鉄道ファンがやってきて立ち話が楽しかった。

SPコンサート
現在48名様にご予約頂いています。

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