わずか18才、そして菊姫

2009年10月18日(日曜日)

 日が短いので久しぶりに朝の庭仕事。固くなった土を中心に肥料をやった。らせんの先が付いた道具を回して私が穴を開け、妻が固形肥料を入れていく。来年の花を思いながら作業した。

 

早くも咲き始めた椿(西王母) 

 

 午後はテレビで日本オープンを見ることができた。三人によるプレーオフとなった素晴らしい試合。極限のプレッシャーの中で黙ってするゴルフはこちらが胸がつぶれそうになる。本戦18番ホール、石川遼がパットを外すと、大ギャラリーの悲鳴が雷鳴のようにこだました。

 

 「抱きしめられて素直になれた」。赤ちゃんのような歌が流行る若い世代。そんな中で石川は敢然として将来を切り開くシンボルに見える。わずか18才、先輩に混じるとそれこそ赤ちゃんのように可愛く見えているのに。

 

 夜の天地人。山しろ殿と、亡き哀れ菊姫の手紙が兼続に届いた。「いろいろありましたが、有り難く思っています」とあった。こんなひと言に見ている自分が救われる。

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