花、突然で魔法のような事件

2010年11月30日(火曜日)

 荒天の中休みで日中はよく晴れた。庭の片隅にリンドウが一輪陽に当たっていた。他の大きな株から実生として自然に着床した幼い株と思われた。わずか10数センチほどの背丈、花を付けるまでまったく気づかなかった。

 

 種から育ったリンドウは二度冬を越えなければ咲かないと言われる。それに今年の厳しい夏をよく一人で耐えたと思う。今日の秋最終日、蕾を膨らませ花の面目を保ってどこか誇らしげだった。

 

 植物が花を咲かすということは、自らを世界に知らしめることにほかならない。それは普段地味で静かな彼女たちにとって、やはり突然で魔法のような事件なのではないだろうか。

   リンドウ

 今日は「思い込み」と「花、突然で魔法のような事件」の二つを書きました。

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