展示作業の終了 今年も宜しくお願い申し上げます。 

2012年3月1日(木曜日)

一日がかりで絵画と陶芸の展示作業を終了した。

 

樹下美術館は作家二人の小規模な常設展示館。作品は限定されるがそれでもテーマによって雰囲気が変わってくる。未発表の作品も混じるので飾り終えて我ながら面白いと思った。

 

展示作業展示作業は一枚ずつ慎重に。
高さ、水平、相互関係、ワイヤーの平行、照明具合など見て架ける。

 

今年の展示

 倉石隆氏の絵画:「多様な倉石隆」と銘打った。戦後髙田の風景スケッチ(2枚)、髙田の家族や生活スケッチ(4枚)、上京後の作品は「詩人」「室内の裸婦」「秋」の3枚の油彩、「椅子に座る裸婦」のデッサン、挿絵原画「宝島」(5枚)で合計15点を展示した。

 絵画は少々混雑ぎみだが、賑やかさも悪くないということでご勘弁願うことにした。うるさ過ぎるとなれば油彩を一点少なくするつもり。

 

齋藤三郎(陶齋)の陶芸:「陶齋の四季」と銘打った。春は梅(2器)、こぶし、椿、ぼけ(2器)、芍薬。夏にとうがん、浴衣ての俳文、あさがお、あざみ、うばゆり、ふよう、やなぎ、とろろあおいを。秋はどんぐり(2器)、柿、かぶ、ざくろ。冬として柚子、雪輪紋、雪花紋、雪持ち笹(三器)。合計27点を展示し、陶齋の絵画(菜の花、うばゆり、水仙)の3点も架けた.

                          今年の催事・事業

催事堀口すみれ子さん、三回目の講演会:「堀口大學を巡る人々」
             ・「竹花加奈子さんのチェロ、蓮見昭夫さんのギターデュオコンサート」
      (コンサートは後ほど詳しくお知らせ致します。

事業:5月中に懸案の収蔵図録を陶齋、倉石、それぞれ発行予定。
図書の追加:『世界素描大系全4巻」「パウルクレー画集」「くびき自動車の80年」「ゴヤ展図録」など。

     

深夜に妻と最後の展示調整をして帰ったが、満天の星空だった。

今年もどうか宜しくお願い申し上げます。

 

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