幸い住むべき板倉の里が。

2012年3月16日(金曜日)

昨年亡くなった母がよくショートステイでお世話になった板倉さくら園。「こぶし」の部屋をよく使わせて頂いた。

 

母はそこから見える風景を気に入っていて、90才の頃に幼いスケッチを一枚残した。重なり合う山並みを見ながら“山のあなたの空遠く幸い住むと人の言う、、、 ”と言っていた。

 

母が描いた板倉の絵母が書いた板倉の里(以前にも載せました)。

 

このたびの地すべりは、位置としてこの絵の右方。樹木乏しく茅のような草に覆われた裸のような山で起こった。この山の姿は一種異様で、かなり遠くからでも眼に写っていた。

 

板倉さくら園は新井柿崎線で行けば一発だったが、バイパスを使うと中々うまく行けなかった。それで何かと当山を目印にした。

 

こぶし咲くゑしんの里板倉。ショートの行き帰りに迂回して母とよく現地一帯を走った。思い出深い平和な一角がこんなことになろうとは。治山の点で深刻な問題があったのではないだろうか。

 

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