連休最後の日の旅情 大きな秋、小さな秋。

2014年9月15日(月曜日)

私は旅情という言葉が好きで当ノート(ブログ)で何回か使っている。
写真を撮るときもそのような光景に目が行きやすい。

ああいいなあ、と感じる情景や場面でよぎるのが旅情(のような)感覚。
この言葉が印象的だったのは檀一雄の小説「火宅の人」だった。

そこで旅情は何度か使われていて、かなでも「天然の旅情」に出会った時は、はっとした。
具体的な説明は厄介だが、言われてみれば分かるような気がした。
小説の主人公は、かなり悲劇的な出来事までも「天然の旅情」として受け入れていたと思う。

ほかの人は勿論、少なくとも自分の影法師くらいはどこかに絡んでいる情景、目の前を過ぎ行く時間、、、、。
いわく言いがたい旅情にはそんな旅人感覚がある。

さて9月の連休最後の日の旅情です。

コスモス樹下美術館の近くのコスモスはもう満開。

くびき野の田と雲米山、尾神岳と雲。

四ツ屋浜四ツ屋浜の夕陽。直前、空一杯に広がった群雲も見応えがあった。

大きな秋、小さな秋、ともに過ぎて行く
見送る私たちは旅人でしょうか。

本日ご来場のお客様、とても感謝してます。

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