ああ除雪して良かった。

2014年12月18日(木曜日)

爆弾低気圧の強風が残ったみぞれ模様の一日でした。

さて樹下美術館は40度くの字に曲がって作られています。
カフェは丁度くの字の真ん中にあり、屋根の雪が集中して落ちることになります。

少なめの降雪でも大きな屋根から落下した雪は窓をふさぎます。

2カフェ正面に積み上がった落雪。そう多くない降雪でもここは大雪です。

1南向きの窓。

例年ならばこんなになるのは休館中の1~2月ですが、今年は除雪が必要になりました。
妻が当番のこの日、午後休診日の私がスノーダンプを使いました。

落下した雪はとても固くて大変です。

3およそ一時間半、正面の窓から向こうが見えるようになりました。

4ここも向こうまで見えます。

5番茶で一服して裏手に出ると、田んぼにマガンの大きな群がいました。

帰り際、名簿の整理をしていた妻に「誰か来てくれないかなあ」と思わず漏らしました。
家に帰ると間もなく、あるメーカーの方達が5人で来てミーティングをしていると電話がありました。
本日はこの5人の方だけ、ああしかし何と有り難いのでしょう。

そして閉館の頃、
〝館長のブログを見ている、ぜひ明日訪ねたいが雪はどうですか〟と電話があったそうです。
新潟市の女性ということでした。
何と有り難いのでしょうの2回目です。
120キロの雪道、明日は荒れませんように、呉々も気を付けてお越しください。

ああ除雪して良かった。

6おまけの写真です。夕暮れ時カフェから見る庭に裸婦が浮かびました。
カフェの背後にある照明された絵画展示ホールの絵が、狭いスペースの間からガラスに写るのです。
倉石隆の「夏の午後」ですが位置を変えると「更紗(さらさ)」が写って見えます。
昨年11月、同じように窓に写った「秋」を掲載しました。

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