ゴルフ、プロ一年目20才の渋野日向子選手が全英女子オープンで優勝。

2019年8月5日(月曜日)

4日間の全英オープンゴルフ選手権でプロテスト合格一年目、国内2勝、弱冠20才の渋野日向子選手が優勝した。
世界五大メジャー大会であり、厳格に選び抜かれた強豪選手に混じり、常に上位を維持した優勝は本当に素晴らしい。
昨日に続き、ワンストローク差で選手がひしめき合う中、何度も首位が入れ替わる。駄目かも知れないと思いつつ夜中中TVを観た。しかし後半でじわじわ追い上げ、2打差を逆転し劇的な結果で終わった。

 

最終ホールの第二打。臆することなく振り切ってグリーンに乗せる。

 

最後の最後、18ホール目のパットを一打で決め優勝に届いた。

 

公式スコアにサイン後、表彰式に臨む。

 

周囲への反応の良さは抜群。
笑顔が印象的だが、平静さを取り戻すためトイレに駆け込むことがあった、という。

 

 

以下若干のつたない感想です。

●ボールを遠目に置き、前傾ぎみに構えて振り抜くスウイングは近時珍しい。
→小柄な日本人には向いているかも知れない。また如何に鍛えられているかも分かる。

●四日間上位を争った選手たちはいずれも70代を出す日があった。
→渋野選手は全て60代で回ったはず、さすがの安定感。

●競技中、常に上位を維持するメンタルコントロールは並大抵な事ではない。
→モチベーション維持とリラクゼーションをこまやかに工夫していることが窺われ、賢い人なのだろうと想像した。

●日本の国内女子ツアーは選手の服装・化粧がまことに華美。
→全英の参加選手たちは渋野を始め一様にシンプル。ドレスコードがあったのだろうか、爽やかな印象だった。
(日本国内では見た目、外見を重視しすぎ)

●優勝トロフィーは小さく地味に見える。
→しかし賞金7400万円はさすが質実の国、英国らしい。
(ついでに、EU離脱などしなければ良かったのに)

●表彰式のスピーチは紙を見ながらだったが、仕方が無い。
→彼女なら今後英語力も身につけるに違いない。

●目立ちたがり屋が総出で引っ張る吉本事情などに比べ、何と良いニュースだったことか。

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