荒天の日のオレンジ色の海 何事も無関心に見える海。

2020年3月22日(日曜日)

穏やかな晴天がしばしば一転して荒天となる。
前後しますが、去る20日春分の日(金曜日)は、前夜半から恐ろしいほどの風が吹きつけた。それでも時々陽が射す時間があり、ホテルと雲を撮ろうと上下浜を訪れた。すると、壮大な光芒の後、日没前後の荒れた海面がオレンジ色に染まった。

 

 

 

 

 

 

膨大な海水がうねり、しぶきを上げ、砕ける。

ちなみに以下は前日の海です。

のたりのたりしていた。
豹変は風のせいで、自分がやったことではない、と海は言うだろう。

 

自らの子でもあろう人間やウイルスの出来事や、ふところに抱く海洋生物などに全く関心を示さないようにみえる海は大物だ。一方それを揺り動かす地殻や風、光や湿度に温度などもまた凄い。かれらは物云わぬ巨大な兄弟たちだ。だが無口な彼ら巨人に代わって、子たる私たちが代弁するのも必要な仕事ではないだろうか。
※足りない部分がありましたので、末尾一行を翌日補いました。

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