鵜の池のキアゲハとチョウトンボ 盆花と盆下駄。

2020年8月13日(木曜日)

数日の暑さ続きに比べやや涼しかった盆の入りの本日、当家の墓と隣にある小山作之助の墓を参った。
先祖の霊を迎えるお盆。
やって来る霊は明治や江戸時代くらいからか、平安時代あるいは奈良時代、いっそ縄文時代からの先祖からだろうか、と子供のような事を考えた。
いずれにしても、広い西念寺の墓地は霊でいっぱいになるのであろう。

日中チョウトンボがいればと、鵜の池に出かけた。県立大潟水と森公園の対岸、大潟区長崎新田側だ。

 

湖畔の船着き場跡。右側の道を池に沿って行く。
ずっと向こうに池が広がっている。
ここに菱を採ったり牛馬の餌となる草を刈るための舟を繋いだらしい。

 

ミソハギにキアゲハが来ていた。
軽々した明るい蝶だ。

 

ミソハギは盆花と言われている。私はこの花がとても好きだ。

かって盆花は当地の市に出ていたり、農家の人が売り歩いたりした。
あるいは私は見た事がないが、盆下駄というものもあったらしい。
頸城区の下駄屋さんでは、お盆になると綺麗な下駄をこしらえ、リアカーで売り歩くことも行われていたという。
お盆が近づくころ旦那さんの家に行くと、床の間に上等が盆下駄がずらりと並び、とても良い漆の匂いがしていた、とお年寄りから最近聞いた。

以下は湖畔で見たチョウトンボです。

 

過日の長峰池よりも接近して撮れました。

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