庭で盛りを迎える西王母やホトトギス この先の楽しみとは。

2020年10月13日(火曜日)

いま美術館の庭では例年になく西王母が沢山花を付けています。
また厳しい暑さを乗り切ったホトトギスが盛りを迎えようとしています。

 

玄関左の西王母。2012年10月に植えて以来最も沢山花を付けた。

本日来館されたご家族が、色と形が優しい、と仰った。

 

ちなみに2012年に西王母を植えているところ

 

カフェ正面の右奥でひっそり咲いているシロバナホトトギス。、
この花も今まで一番沢山咲いた。

 

カフェ正面の目立つところの紀伊ジョウロウホトトギス。これから盛りに向かうところ。
この花は垂れ下がるので、今年は植木鉢に取りレンガを敷いて位置を高くした。
二十年以上も前、妻の母と私の母を連れて、美ヶ原に近い扉温泉に行った。
旅館から出たやや薄暗い岩の小道に、この花が何十という数で咲いていた。

 

美術館で最も数が多い台湾ホトトギスの仲間。
カフェ正面のやや左に沢山咲きます。

 

同じような場所で数カ所、ひっそりと咲いているコハクジョウロウホトトギス。

ホトトギスは種類が多く、名は正確ではないかも知れません。
樹下美術館では、菊類が咲く前の庭を賑やかにしてくれるホトトギスはとても貴重な花です。

いつしかツバメは南へと姿を消し、代わって冬の水鳥たちが渡って来ている。
これからは晴れ間に空と雲を見、月や花鳥を探し、今年最後の庭仕事をする。
紅葉の移ろいや落葉に目を止め、荒れる合間に海や虹を見に行ってみる。
深まる秋から初冬へ、コロナだけは気を付けながら折角の季節を楽しみたい。

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