昨日歩いた大池いこいの森のビオトープ、リンドウ、オヤマボクチ、カケス、ウグイスなど。

2020年11月1日(日曜日)

昨日土曜日の午後は柿崎海岸でハマゴウなどをいつもより熱心に眺めた。

まだ陽があるのでその後頸城区の自然実践センターへ行った。ここは今年4月、コロナ禍が深刻になるなか一度来ている。
その時、湿地環境の新緑がとても気持ちが良かった。
今回はリンドウと野鳥との出会いが目的と言えば目的。そもそも特別な目的など無くとも、季節を問わず自然は何かしらの面白みや独自の風情を楽しめるものだと思う。

場所はほくほく線「大池いこいの森 駅」からすぐで、車は駅駐車場に停めた。名称は学習実践センターといかめしいが、かなり大規模なビオトープである。恐らくもとからある湿地に周辺の丘陵の湧水を組み合わせて整備されていると考えられる。

 

園内に入ってすぐ物音に振り返ると、ほくほく線の電車が通過して行った。

 

 

まだしっかり穂が残っているガマの一種。

歩いて間もなく所どころでお目当てのリンドウと出合い、満足だった。

 

 

湿り気を好むので道の山側を主に花が見られた。

 

オヤマボクチもちゃんと咲いている。
大げさな咲きっぷりはどこか滑稽で親しめる。

 

ヤマユリの実ではないかと思った。

 

枯れ木の蔦が紅葉している。

 

周囲から盛んに「ジッジッツジッ」と鳥の鳴き声が聞こえるものの姿が見えない。
ほんの短い時間、眼前に現れたのはやはりウグイスだった。
樹下美術館脇の野ブドウの茂みでもウグイスが地鳴きをしている。
(なかなか姿を現しません)

 

ギャーギャー!と園内に響き渡る悲鳴のような鳴き声の主はこの鳥。
初めて見たカケスだった。大きさはヒヨドリ以上かもしれない。
鳴き声だけは何度も聞いていたが、外見がこんなに綺麗だとは。

 

道に沿って進んで行くと先が明るくなる。

 

ビジターセンターから橋を渡って入る湖畔のゾーンに出た。

 

見慣れた池の眺め。

ここで道を引き返した。

 

 

手入れされた気持ち良い眺め。

 

駅駐車場に戻ると上り電車が入線してきた。

よほど広大な自然林ならともかく(たとえ国立公園でも)、住環境に近い自然は一定の手入れをしないと荒れる。リンドウやキキョウなども、かっての農業やカヤ刈りで行っていたように下草刈りをしないとヤブに埋没し消えてしまう。

春は奥まで進まずに引き返したビオトープ。
昨日は思ってもみなかったが大池の湖畔に出て、公園のスケールの大きさを垣間見た。同時に緊張感をもって一帯を維持管理されていることが伝わり、関係の方々に敬意を禁じ得ない。

話変わって本日11月1日、日曜日。
春の大潟水と森公園でリンドウを見ていたので、花はどうかなと出かけてみた。
すると歩道から一歩外れた刈った草地に沢山咲いているのを見て驚いた。

その様子と、田んぼで目にしたスズメの大群?を次回書かせて下さい。

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