雪中の野鳥 白い恋人たち 悲しみの昨今。

2021年12月27日(月曜日)

寒波が来ている。
山陰地方や琵琶湖が影響する滋賀県は相当降られた様子。
“数年に一度の”と形容されたものの、当地はいまのところ昨年のドカ雪のようではない。仕事場の上越市大潟区は本日日中の積雪は10センチあったかどうか。

昼休みに柿崎のホームセンターへプリンターのインクを買いに行った。
車を降りるとチュンチュンと賑やかなスズメの鳴き声。センターの三角柱を連ねたような屋根にスズメが沢山いた。そこは風雪を避けるのに誠に良い具合に見えた。

 

 

 

主として今年生まれた若鳥のようだ。
北から渡りをしている途中か、一帯に居ついている群かは分からない。

 

近くの田に降りて落ち穂や二番穂などを食べている。

 

帰路大潟区の田んぼでカワラヒワの一群に出合った。
明るい黄色の羽根が印象的。
(よくピントが合わず残念)

野鳥にとって厳しい季節であろう。毛で覆われているとはいうが、翼の付け根の下などには少々皮膚が露出する部分がある。羽ばたいているときや吹かれているときなどは寒くないのだろうか。

 


音楽はフランス、グルノーブルの冬季五輪の記録映画「白い恋人たち」のテーマ曲。
勝ち負けにまったく関係なくひたすら選手たちを撮った。
映像は以前にも出しました映画「個人教授」です。

1968年のグルノーブル大会の後、札幌五輪が開催され、誰が活躍したか忘れたがよくテレビで観た。なぜかナディヒというスイスの女性選手のことを覚えている。

さて以下は当時のザ・ピーナッツ「白い恋人たち」です。


ボサノバにフルートは如何にも当時の趣き。

昔の曲は失恋を歌ったものが多い。
“忘れはしない愛し合ったあの幸せ”と結んでいるが、いまどきこんな風ではそうそう聴いてもらえないかもしれない。
現代は昔より一般に失恋や悲恋が少なくなったのか。それとも昔は一日中失恋の歌を聴けるほどマインドが強かったものか。

もし前者なら社会が優しくなり悲しみが減っているといえる。
だが優しさには相応の強さが必要だ。果たしてどうなのだろう。

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