若い二人と食事

2023年8月3日(木曜日)

連日厳し過ぎる暑さで、人が大変なら庭の草花もおよそぐったり。アジサイはしなしなと全体の葉をぶら下げ、クリスマスローズは大手を広げて仰向けになろうとする。それで連日念入りな水まきが欠かせなくなった。

本日も行ったが、最後に井戸水の蛇口で顔と手を洗うと水がとても冷たかった。

過日の空
関田山脈の積乱雲は例年見もの。

そんな日ごろ、東京から甥の長男が婚約者と二人で来て今晩夕食を一緒した。二人とも見た目良く静かで楽しい2時間のひとときだった。

二ケ月振りの外食は以下のようでした。

男二人が飲んだレモネード(ガッゾーサ)。女性二人はほどほどのアルコール。

おなじみのプロシュートとモッツァレラチーズ。

ピッツァ2色。
アンチョビの相性が嬉しい。

お同じソニーでも私よりずっと高級なカメラを持っている。今どきの若者らしくレンタルだという。彼らのお金の使い方は賢く、最近のアルコール事情にソバーキュリアスというクールなトレンドがあるらしい。

アーモンドが混じるねじれパスタ。
歯ごたえが癖になりそうだった。

味濃い地元産真鯛のソテー。

島豚(沖縄豚)のカポナータ。
妻はラタトゥイユとの
違いを訊ねていた。

すっかり暮れた窓外。

最後はアイスクリームと
熱いキンボのエスプレッソ。
テーブルの
ギンガムチェックが嬉しい。

写真はありませんが最初の方に出た地茄子のチーズ焼きも美味しかった(茄子料理はみな美味しいが特に)。

同君との食事は昨年サブリーユで、今年はラ・ペントラッチャでした。

イタリアの事はテレビ「小さな村の物語 イタリア編」でよく見る。電線が無く坂道の多い白壁の風景は美しく、室内は私達の暮らしよりずっと物が少ないのにおしゃれで豊かに見える。いつも何故だろうと考えてしまう。

そしてなにがしか悩みを共にしながらも厚く和やかな家庭、、、。帰郷して50年、一度も海外を知らない私にとってイタリアは(ヨーロッパはいずこも)夢のまた夢の場所。

同店オーナーは最近シチリアに行ったばかりと仰った。羨ましい限りだがカンツォーネ流れる広い店内で彼の国へ行ったような気分にさせてもらい、満足満足だった。

明日は朝食を抜きお茶だけ、昼は野菜サラダ二人分で間に合わせることにした。

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