医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
休館のお詫び 銀の匙その3 ムラサキシジミ 雀たち お菓子に温まる ウィルスの行方 マスク。
日中暖かな陽が射した一日、午後から特養の診察に伺った。今年はインフルエンザの流行を免れたものの、新型コロナだけは何処を突いてくるか分からないので落ち着かない。
昨夕、妻がちょっとした集まりに出掛けた。二時間経とうとするころ、お節介かと思ったが、そろそろ中座するよう電話で促した。帰宅した妻は、電話をもらって助かったと言った。今は人に嫌われても、ウイルスにだけは好かれないようにせざるを得ない。
さて休館のお詫びにと勝手ながら小説「銀の匙」のから、明治時代の子供たちの振る舞いを紹介させて頂きました。前回は人見知りの激しい主人公のお友達にと、お伯母さんが見つけた「お国さん」という女の子と「蓮華の花ひらいた」をして遊ぶところを載せました。
本日はお国さんと仲良くなっていく場面の一節その3です。
〝二人がさしむかいになったときにお国さんは子供同士がちかづきになるときの礼式にしたがって父の名母の名からこちらの生年月日までたずねた。そしてなにの歳だといったからおとなしく酉の歳だと答えたら
「あたしも酉の歳だから仲よくしましょう」
といっていっしょに、こけこっこ、こけこっこ、といいながら袂で羽ばたきをしてあるいた。おない年はなにがなし嬉しくなつかしいものである。お国さんはまた家の者が自分のことを痩せっぽちだのかがんぼだのというといってこぼしたが私もみんなに章魚坊主(たこぼうず)といわれるのがくやしかったので心からお友達の身のうえに同情した。いろいろ話あってみればいちいち意見が一致して私たちは間もなく仲よしになってしまった。〟
以上、またご紹介させてください。
さて午後の施設を終えて美術館に寄りました。美術館はねそべったまま身を持てあまし、庭の花も何か申しわけなさそうにしています。幸い在宅回りが無かった午後、枯れ芝の庭にボールを撒いてアプローチの練習をして過ごしました。
すると小さな物体がチラチラと飛び回り美術館の壁や敷石に止まります。
アオスジタテハでした(当初ムラサキシジミと記載しましたが訂正しました)。私にとっては珍しく、喜んでカメラを向けますと、どこかへ飛んで行ってはまた戻るのを繰り返します。しゃがんでいる頭上にも何度か来ました。樹下美術館は午後の陽を包み込むような形をしているため、温まっている壁や石が気に入ったのでしょう。
調べますと成虫のまま翅を立てて越冬するということです。
なるほと翅の裏は枯葉そのものの模様になっています。
小雪の冬は越冬する昆虫たちには楽だったことでしょう。
それにしても数ヶ月の寒風の下を何処で過ごしたのでしょうか。
この魅力的な蝶にとっても幸運な年でありますように。
ベンチの傍らに雀たちがいました。
大きな群から離れて一帯を住処に決めたのでしょう。
パートナーを求めて活発に追かけっこなどをしていました。
さて以下のようなお菓子を頂きました。
東大寺お水取りの時期だけのお菓子と聞いた「御堂椿(みどうつばき)」。
奈良市千代の舎竹村(ちよのやたけむら)の製。
きれいなもんですね。
長生きはするものでしょうが、この度ばかりはじっと狙われているようで落ち着きません。
世界はどのように推移するものか。日本はまだまだですし、大国アメリカはどう切り抜けるのでしょう。貧しい無保険の人達がとても気になります。
本日は四人の方に一枚ずつですが、マスクを上げました。とても喜んでくださったのが目に浮かびます。
沢山載せてしまいました。
本日のマスク。
感染しているかもしれないと仮定してマスクを意識するようになった。
来院する方達も皆さん付けて来られる。先々の不安からますます不足し、出入りの業者さんはじめ町のストアから衛生用品が消えている。私たちは少し早めにネットで購入したためため、当分なんとか間に合いそうだ。
本日午前に同級生のTちゃんが来た。マスクの上で眼が笑っている。いいマスクじゃないの、というと、いつものようにオホホと言って、自分でつくりました、と仰った。新聞だか雑誌に付いていた型紙に合わせた、ということ。お母さんが裁縫の先生だったTちゃんは普段色々なものを自分で作る。今日はふっくらと軟らかそうなマスクが似合っていた。
今度は同級生のY君が来た。マスクが無くてすみません、と申し分けなさそうに言う。診終わって、少ないけど良かったら使って、と言って引き出しから4,5枚出して差し上げた。
そんな夕、お茶の稽古から帰った妻が、先生から、亡くなられたご主人が残されたマスクを頂いた、と言って箱を二つ取り出した。
初めての丸型マスク。耳ではなく顎と頭に掛ける本格的なもの。
鼻の部分はアルミで形を作り、その裏にスポンジが施されている。
〝これで余裕ができ助かります、、先生本当に有り難うございました〟
ヘンリー・マンシーニのDreamsville(夢の場所あるいは夢の町?)
1958-1961年のTV探偵シリーズ ピーターガン の挿入歌。
60年前とは思われない新鮮さ。
施設の出会い 美しい「白梅」。
午後に施設回診があった。新型コロナウイルスは恐いが、幸い同園は静かに推移していてほっとする。
比較的新しいお年寄りの女性を診た。いつも大人しい方である。
二三話してから
「ここにいて寂しくないですか」と訊いてみた。
「寂しいなんて思っていたら、いられません」とかなりはっきりした口調で仰った。
普段ぼそぼそと話される人の明瞭な返事に少々驚き、
「あなたはとてもしっかりしていますね、こんなに本当のことをちゃんと言えるんだから」
と言った。すると、
「先生は○○先生ですか」とばそぼそいう。私のことを知っているみたいだ。
「ええ、潟町の○○です」
「わたし昔先生に掛かったことがあります」と突然仰って驚いた。
続けて、
「先生、変わりましたね、年取られました」と言われた。
ドキッとしながら、ああこの方は何でも本当のことを仰るんだ、とまた思った。
「はい、年取ったと思います、父にも似てきましたし」
と答えたものの、いつどんなことを診たのか全く覚えていない。その時、何か間違いをしていなければいいが、と心配がよぎる。
「また、二週間したら会いましょうね」と言って頭にさわった。
「有り難うございます」とぼそぼそ返事をされたので、また話をしてみたい。
一度あったことは二度あるのか、先ほどの方の帰りにホールを通った。
そこである老人が介護士さんと居て、筆を執って字を書いていた。
ちょうど書き終わった時で、これ白梅と読むんですって、と介護士さんが言う。
一分の隙もない美しい白梅が書かれていた。
この方の字は廊下に幾つも掛かっている。いつも感心して見ているが、実際書かれているのを見るのは初めてだった。
「本当にお上手ですね」
「いえ、とんでもない、先生の花の絵にはかないません」と仰った。
またドキッである。
お訊きすると同じ町に住んでいた方だった。
私の受け持ちではないが、いつも通りすがりに深々と会釈をされる。
この方もまったく静かな人で、笠智衆をきりっとさせたような方だなあと思っていた。
よくもまあこんなに上手く筆が運ぶもんだと感心した「白梅」(やや下から撮りました)
コロナウイルスによって過日鎌倉の梅を諦めたら、素晴らしい白梅に出合った。
もらっていいですが、と尋ねると「どうぞ」と仰った。
この分野は知らない者同士でも十分やっていける。
しかしかって会ったとか、実は知っていたなどで、知己があらたまると、新しい親しみが生まれ、次ぎにお会いするのが楽しみになる。
家にばかりもいられない、新型ウイルスの日曜日。
本日も近隣の新潟県立大潟水と森公園を歩いた。
体を動かしたいのと、外気と紫外線はウイルスに悪ろうはずはないというのもある。
さて、突然長い春休みになってしまったこどもたち。突然昼間から家族が増えてまごまごするお年寄り。走り回る生徒さん。
気のせいか園内は何か普段と違う、どこかよそよそしげな、ある種の緊張なのか、少し変わった空気が漂うように感じた。
(いやいや、私だけが緊張しているの?)
私たちは出来るだけ外にいたほうが良いみたいだから、と仰ったお二人。
お互いに気をつけて頑張りましょうね。
家で孫達とお茶を飲んだ後、ホームセンターへ芝生の肥料などを買いに出た。
帰りに海洋芸術ではないが、直江津港と火力発電所に寄った。
樹下美術館の開館を延期することに致しました 新型コロナウイルスの随想。
このたび熟慮を重ねた結果、
新型コロナウイルスの感染拡大に備え、樹下美術館は3月15日からの今年の開館を延期することに致しました。
樹下美術館は、まず人であふれかえるようなことが無い小さな施設です。休館、開館、どちらがどのような影響があるか全く見当がつかず、悩みました。
最終的な判断は、2月29日、首相から全国の小中高の学校に対して休校の要望が出されたことで決まりました。
再開を何時にするかも難しい問題でしたが、期限を設けず小学校の推移に準じさせてもらう事にしました。
この機会に新型コロナウイルスへの気ままな覚えを以下に並べてみました。
●小中高の休校と首相の言葉。
休校の目的は社会とこどもの感染防止です。当然学業の維持がありますので、休めば良いだけでは済まされないでしょう。いざ直面して、当事者たちはとても困惑しているのではないでしょうか。皆さんはそう強い立場ではないだけに、あたかも新型コロナウイルスの人為的な二次災害の側面としてみえてしまうのです。
以前に、政府は愛情を示してと書きましたが、面倒な事でしょうか。困難の克服は方法のにみあらず、時には心打つ言葉が待たれるように思うのです。
苦労されている首相にはぜひ自らの心の内も吐露して頂き、同じ国民として一緒に頑張りましょう、というメッセ-ジを待ちたいと思います。きっとみなを勇気づけるにちがいありません。
●バーチャル感染とバーチャル抗体。
荒唐無稽な事を掲げましたが、宜しくお願いいたします。
このところ、できるだけ私は〝すでに感染している〟と考えることにしました。ウイルスの潜伏期間が長いこと、発症してもまずは軽症であること、の二点が明らかにされています。さらに感染拡大と経路の不明確さも重なり、ますます普段の感染・非感染の区別がつきにくくなりました。
そんな状況下で〝いま自分は元気なので大丈夫、と考えるのは油断と感染拡大に結び付きかねません。
むしろ〝症状は出ていないが、すでに感染しているかもしれない〟と考えるほうが、より慎重な振る舞いに繋がりやすいように思われます。
少なくとも二週間大丈夫なら、ああ感染していなかった、と喜び。この先また二週間やってみよう、と繰り返すのです。
これだとマスクにも積極的な意味が生まれますし、他者への配慮も良くなろうかと考えられます。本当のワクチンや抗体の獲得まで、出来ればバーチャル感染と称しこれを繰り返し、各自が行うことで得られる結果としての予防行為には意味があるように思われます。〝社会におけるバーチャル感染とバーチャル抗体〟の概念です。あるいは心の免疫応答と言えばいいのでしょうか、如何でしょう。
●あまりに楽な冬の後にあまりに厳しい春のお返し。
雪国の一般人にとって、雪が無いあまりに楽な冬が終わりました。このままだと田植え時期や盛夏に必要な水が心配だ、と周囲が案じていました。しかし暖かい冬の途中から新型コロナウイルス感染が広まりました。庭の雪囲いを外し、花のつぼみが膨らみ、周囲から花の便りが聞かれ始めた途端、とんでもない病が襲ってきて、世界は凍り付き一変しました。
医療の大混乱、流通チェーンの破壊、経済の冷え。教育の混乱、文化・スポーツの中断、、、。病は世界に広がり収束の目処は立たず、暖冬の恩恵など一夜にして吹き飛んでしまいました。
思えば暖かかった冬は、大津波の前にいっとき潮が引くような、一過性の現象にさえ思われてきます。今訪れた感染症こそが自然が狙った本番だったのでしょう。
●自然への冒涜としっぺ返し。こどもに対する自然の本性。
昔の人のように考えてみると、これは長年の大人の油断、なかんずく自然軽視のしっぺ返しかと見ることが出来ます。過日そのことを指摘した患者さんがいました。
汚染、破壊、失調、、、、自然が被った損失は計り知れませんし、止みそうにもありません。そこへコロナウイルスの大インパクトでした。符丁を考えてみる必要はないでしょうか。
ところで、このウイルスには、こどもたちを避けようとする奇妙な態度をみることができます。わずかですが強大な自然が秘めている本質としての母性が覗いているように見えるのです。はっきりわかりませんが、垣間見られるこの方面への探求は、当ウイルスの克服、もしかしたら共生にも及ぶヒントになるかもしれないと、想像(空想)している次第です。
※翌日、最後の一行少々の表現を変えてみました。
随所に不遜とファンタジーを交えて記載致しました。
最後ですが、駐車場は時間通り開けますので、よろしければ庭などを自由にご覧下さい。
その際、出来れば互いに2メートル前後は離れ、宜しければ大声を控えるのが良いかもしれません。
みなで乗り越えられるよう頑張りましょう。
感染者や感染元を優しく思いやりましょう。
本日の新潟県立大潟水と森公園 当面新しい文化で。
本日、新潟市で一例目の新型コロナウイルス感染が確認された。
それでも空は晴れ、午後、近くの新潟県立大潟水と森公園をほぼくまなく歩いた。
今冬雪の日がほとんど無かった園内は、例年よりも早くきれいに仕度されていた。
できるだけ閉じられた混雑を避ける。丁寧な手洗いをまめに行う。食べ過ぎ飲み過ぎを少々慎む。
当面、どこかしら新しいこのような文化に親しみつつ頑張るので良いのだと思う。
今朝の雪より驚いたこと。
今朝がた突然雪が降り驚いた。午後の在宅回りでは、少し海岸から離れると雪は見られず、海沿いだけ帯状に降ったらしい。
さて雪よりずっと驚いたのは昨日首相から発せられた小中高の一斉休校の一声だ。
いま行う全ての対策はこどもを学校に通わせ続けるために行うくらいの覚悟が必要なはずである。学校や教育はそれほど貴重で、社会の最上位レベルにある。
それをこうもあっさり止(と)めてしまうとは何なのだろう、本当に驚いた。
新型コロナウイルス検査一つの考え方 かけらでも良いから愛情を。
昨日政府から新型コロナウイルス対策として基本方針が発表された。
過去にSARS、MERSの国内感染が無かったこと、有効な抗ウイルス薬とワクチンが無い事、さらにPCR診断が十分行き渡らないことなどから決定的な機軸が示されないまま苦しい内容にならざるを得なかった。
新たといえば、クラスター感染という概念が示され、当面それを管理抑制するのが課題という考えが伝えられた。
医療は、重症者を優先し医療資源を保持すること。感染拡大が危惧されるため、不用意な病院受診を控えること、の二点が強調され、以下のような以前からの具体策が継続されるようだった。
【受診要点】
●初期のかぜ症状であれば基本家で療養。
●受診の目安として以下①,②のいずれか。
①37,5度以上の熱が4日続く(※高齢者あるいは基礎疾患のある人は2日)。
②または強いだるさ、息苦しさの症状。
●受診相談は最寄り保健所へ電話する。
●今後感染が大幅に増えた場合、感染が疑われる患者さんを一般の医療機関でも受け入れる。
【問題】
①疾病の重い軽いを自分で判断するのは簡単ではない。診察において、一見大した事がなさそうな人のレントゲンで肺炎が見つかることがある。熱にしても、「ありませんでした」と言う人を耳の赤外線で計ると38度あることは、そう珍しくない(熱ははかり方で全くちがうことがある)。
②そもそも4日間、症状と微熱を抱えたまま家にこもるのは容易だろうか。心配が増幅され、かえって関係機関の電話が鳴りっぱなしになる、という逆効果を考えなくていいのだろうか。
③問題は診断であるが、驚いたことにクルーズ船の段階から、この国ではコロナウイルスのPCR検査能力が極めて不足していたという。日本はこんな国だったのか、「残念」で「恥ずかしい」と言わざるを得ない。ようやく増えたというが、まだ十分ではなさそうだ。
【一つの方法】
①疑いのある人が病院に出向くのに感染拡大の懸念があるなら、検査だけでも家で受けられないか。訓練された保健師などがPCRの検体採取セットを持参して巡回するのである。
②あるいは現医療機関をつのり、基準を設け検体採取に回る。
③巡回が目立つため差別を生むのであれば、個人が保健所に出向くのはどうだろう。希望者はマイカーで寄り道を謹み、検査だけに限定するのである。(一般と動線を区別された小さなスペースで良い、保健所にはいくらでもあるように思われる)。
※いずれも双方十分なガウンテクニックを採用し、接触を短縮するため問診は電話かメールで済ませる。検体採取は入り口など浅い場所で素早く行い、サインして終わる。費用は特別な措置のもと公費を検討すれば良い。
○患者さんが来る、こちらが行く。どちらにどのようなメリットとリスクがあるだろう。費用対効果は如何ばかりか、難しいところだが、一つの考え方ではないだろうか。
【朗報?】
今夕のニュースである製薬会社が小型の迅速診断機器を開発したと伝えていた。3月末までに実用化可能、15分で結果が出るらしい。抗体検査なら一定の経過を経る必要があるが、PCR法に準ずるのであれば大変な発明である。補助診断でも朗報であろう。
【イベント】
首相から大規模なスポーツや文化イベント自粛の勧めがあった。Jリーグは残念だが一昨日のゲームとスタンドはやはり異様だった。
【いずれにしても】
新型インフルエンザの時はタミフルやリレンザがあった。しかしこのたびは丸腰である。
医療に格好などつけなくても良い、政府は国民に対してかけらでも良いから愛情を示してもらいたい。
大潟沖の船とカモメ Jリーグは大丈夫か。
昨日は風強く寒く、大潟漁港では手が冷たくて往生した。一転して本日日中はよく晴れ、風も弱まり温かかった。
ところでこれまで何度か新型コロナウイルスの件を書いてみた。免疫やこどものこと、消化器合併症と栄養などに触れた。一般的な経験則を拠り所に、さほど間違ったことは書かなかったつもりだが、動向には注意深く接して行きたいと思う。
目立ったところでひとつ、Jリーグが歌などを自粛して開催された。しかし今は問題ではないだろうか。
明日、国から全体について新しいまとめが公表されるらしい。
大きな海 小さな小さなウイルスの理解。
昨夜から台風にまさるとも劣らない風が吹いた日曜日。
大潟区渋柿浜の大潟漁港の波は圧倒的だった。カメラのレンズに絶えずしぶきが吹きつけ、何度も拭かなければならなかった。
いっとき陽が射した時間に堤防に当たる波しぶきは迫力があった。
このような時に一瞬虹彩がかかることがあるが本日見られなかった。
目に見えない小さな小さなウイルスがひきおこしている災禍の日常で、大きな海の動静を眺めるひとときは少し気が休まる。
いま季節は移り、移動、進学、引っ越し、歓送迎会、スポーツイベントと観光シーズンがはじまっている。コロナの状況はようやく日本人メインになってきた。対応の中に多くの外国人が介在したこれまでに比べて、状況に幾分整理がついてきた。ここに到っては、大声のマスイベントなどは暫く見合わせ、新たな封じ込め対策を実直に実行し確実に克服に向かった方がいいと思う。
経済のダメージは大きいが、だらだらと進めて、何時終わるともしれない深みにはまるのが最も良くない。緩むこと無く綿密かつドラスティックな対策を是非履行してもらいたい。
今ウイルスは何を求め、どんな環境を喜び、何を嫌やがるかを知り、どんな状態に置かれているかを理解することは、私たち一人一人にとって有益ではないだろうか。敵を知り己を知るのは戦の基本。〝本当の専門家〟の話を聴いてみたい。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 聴老(お年寄り&昔の話)
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- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
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- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- 小3の凄まじい体罰 その2 終章。
- 小3の凄まじい体罰 その2。
- 小3の凄まじい体罰 その1。
- 小学校に上がるまでジャンケンを知らなかったAちゃん。
- 台風直後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る その2。
- 今朝方の雷雨 その昔、台風後の上野駅から大潟町へタクシーに乗る。
- 厳しい残暑のなか頸城野の稲刈り。
- ほくほく線のポストカードで。
- 気に入って頂いたほくほく線電車の写真。
- 今年初めての赤倉CC 仕事上の最年長になっている。
- 今年前半の「お声」から 刈り入れ前の田んぼの雀。
- 週末の上京 小5の築地と叔母の周辺そして「横浜事件」。
- 昭和100年、太平洋戦争80年の声無き声を思って。
- お盆14日は柏崎市の木村茶道美術館へ。
- 来たる10月25日(土)は小島正芳先生の講演会「佐渡島の金山と良寛の母の愛」。
- お盆休みに入って。
- お礼のランチ会。
- 明日夕方は満月。
- スタート時間を遅らせてもらったゴルフ。
- やっと降った雨 江戸千家の皆さまの来館 海上のカナトコ雲。
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