花鳥・庭・生き物

昨日のクリスマスローズ 大平(おおだいら)のオオルリ ドナルドキーンセンターのお客様。

2017年4月23日(日曜日)

昨日切ったクリスマスローズの花をスタッフと片付けよう
とすると、勿体ないから飾りましょうということになった。

水切りをして花瓶に活けてもらったら立派になった。
少し欲しいというお客様がいて、分けてお持ちいただいた。

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さて午後3時過ぎた頃、柏崎市は赤坂山へ行き、あわよ
くば木村茶道美術館でお茶を飲もうと車を走らせた。

ところが高速道路の車窓から山桜が沢山見えたため、そ
ちらに気が移ってしまい、米山インターで降りて少し戻り、
大平から米山登山口へ向かった。

道を折れた所々に水田があり、小屋が見える。
暖かな日、海が望める小屋にのどかな風情があった。

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↑進むと人家があったのではと思われる場所があり、赤い桃
や水仙が花をつけていた。
うららかな道中で残雪の米山が見え隠れする。

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↑新緑のグラデーションに山桜があでやかな彩りをそえる。

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↑新緑と流れ、そして代かきを待つ田の眺めが素晴らしい。

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↑間もなく大平という地点の流れ。

この水路の手前で青い鳥が前方を横切った。

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最初はまさかのガードレールで。

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↑ああ、それはあこがれの青い鳥オオルリだった。

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間もなく飛んだ。いつも間に合わないシャッターだが偶然真
上を飛ぶ所が写った。

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↑流れの上の枝に止まってさえずっている。
家まわりの鳥と違って案外じっとしているので撮れた。

大平(おいだいら)登山口で引き返したが、胸がどきど
きしていた。
自分などには絶対無理だと思っていたオオルリに出会
うとは。

美術館に戻ると柏崎市からドナルド・キーンセンター柏
の学芸員さんとお二人のボランティアの方が来館さ
れていた。
皆さんともに裏千家茶道をされているということ、本日は
短時間で残念だったが、またぜひお目に掛かりたい。

清々しかった日の花鳥。

2017年4月22日(土曜日)

清々しく晴れた土曜日、昼に新潟市からメディアのライターさん
が訪ねて来られた。
熱心な取材をうけたが、次回二度目の取材の後記事になるらしい。
丁寧に見て聞いて頂き有り難く思った。

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↑新緑が萌え山桜が満開となり、チューリップが咲き始めた。

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↑ライターさんと話していると窓辺にカワラヒワが来た。
この鳥の黄色は本当に素晴らしい。

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↑既に何度か登場しているシメ。
いつも寂しそうだったが本日は元気に雀と餌をついばんでいた。
この鳥には何となくワンちゃんのような人なつこさを感じる。

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↑隣の田んぼで鮮やかにツバメが飛んでいた。

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↑大好きなコムクドリが現れた。

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真っ白な夕刻のジューンベリーは雪を思わせた。

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閉館後の庭で雑草取りをしてクリスマスローズ-の花を切った。
このままにしておきたいほどまだ魅力をたたえている。
もったいないようだが、雪消えから一ケ月は咲き続けた花、疲れを
考え来年のためにいつもより早く切ってみた。

ゆっくりでいい春だが新緑の展開、忙しい花ごよみなどやはり季節
の足は速い。
だが気温がやや低めに推移しているので花もちが良いように感じら
れる。

哀愁のシメ。

2017年4月19日(水曜日)

過日美術館の芝生に来るようになったシメの事を書かせ
て頂いた。
本日昼に寄ると、今年はシメが来ていますね、と教えて下
さったお客様が居て、しかも窓外にそのシメがいた。

実は昨日水盤の回りに小鳥の餌を撒いてみた。
思った以上に早く反応があり、近くに雀たちが沢山いて餌
をついばんでいる。

 どういうわけか、手前のシメは離れたまま雀を見ていた。

 

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哀愁を帯びた後ろ姿、共感したくなる愛すべきシメ。

 

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餌が合わないのか遠慮しているのかずっと離れていたが、
間もなく飛び去った。

 

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そしてメジロのツガイが来て一羽が水浴びをした。

カワラヒワも頻繁に顔を出し、窓の前をハクセキレイが行き交
った。
いよいよ樹下美術館も鳥の季節になってきた。
餌やりは際限無さそうなので、悪天候の後などだけにしよう。
シメには諦めないでまた来てほしい。

昨日に続いて強風に見舞われた本日、昼のいっとき激しく雨も
降った。
安塚区へ行ったという人が、その時間にアラレが降っていたと
仰った。

強風の日 チューリップの深植え 「ディア・ハート」。

2017年4月18日(火曜日)

日中強風に見舞われた日、昼の水田の東方に大きな白い雲。
滑らかで弧を描いた均一な形状は大きなレンズ雲であろう。
風の日の雲は変化があって興味深い。

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チューリップが風に煽られて揺れる。

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こちらの花はあまり揺れないのは背が低いからか。
背が低いのはチューリップらしくないが、何人かのお客様から可
愛いですね、という感想が聞かれた。
球根を深く植えると背が低くなるとも聞いたが、可愛くしかも風に
強いのであれば深植えも悪くないと思う。

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美術館周囲の山桜が和やかに咲き始めた。

昨日に続いて懐かしい青春時代の歌声「ディア・ハート」

1960年代ヘンリー・マンシーニによって作曲された映画の主題歌。
青春時代の歌が思い出されるのは春のせいかもしれない。

明日また荒天が予報されている。
咲き始めた山桜は耐えることが出来るだろうか。

桜が散って時間が色づく  遠い日の「My Way」。

2017年4月17日(月曜日)

ぽつりぽつりと人が訪れる隠れた桜の名所、上越市犀潟は新堀川の堤。
吹き出すような花の風情を見るにはここは良い場所だと思う。
時折新堀川の帰りという人が樹下美術館に寄られる。

高田よりも数日遅く推移する花が本日散り始めていた。

 

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一昨日の花。

 

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打たれるように落花の下を通ると心洗われる。

光景にふと「My Way」の歌がよぎった。


50年近くも遠い日、ある人から聞いて知った「My Way」。

その人は、男の人にはこんな歌があって羨ましい、と言ったような気がする。

その頃ずっとずっと先だと思っていた歌われている年令を今自分が生きてい
る。
だが自分の人生は歌のように高らかに歌い上げられるようなものではない。

そして今日の花びら。
彼や彼女が散るたびに時間がきれいに色づくのが羨ましいとも思った。

モーツアルトの短調を聴いていたようなクリスマスローズ。

2017年4月16日(日曜日)

昨日の空は曇りから夕刻には晴れ間へと変わった。
遅い時間、お客様が持参したアルトゥール・シュナーベル
のSP盤でモーツアルトのピアノソナタ第8番イ短調K310
番を聴いた。
ちょうどモーツアルト大好きのお客様もいらして一緒に聴い
た。

聴き終えて外へ出ると、開館以来庭で一番乗りを果たした
クリスマスローズが、自分たちの春を惜しむようにうつむい
てモーツアルトの短調を聴いていた風だった。

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本日はよく晴れて同業のゴルフがあり、準優勝をさせて
頂いた。

強面のシメ 愛らしい樹下美術館の桜 花のような雲 春よ急がないで。

2017年4月13日(木曜日)

3月下旬頃だったか、時々シメが来ていますね、とお客
様から聞いていた。
変わった名の鳥シメは自分が子供のころ父が往診先か
ら拾ってきた(貰ってきたのかもしれない)。
本日カフェ前の芝生に来たシメは、スズメより一回り半
ほど大きくころころとして可愛く見えた。
だが写真を拡大すると、こんな怖い顔だったかな、という
面構えだった。

しかし見方によってはリンカーンやゲバラあるいはドビュ
ッシーなどのように見えなくもなく、一種威厳がある。
また胸や腹のち密なう毛の色はとても優雅だ。
この場所が気に入っているならまた来てもらいたい。

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ところで昨夜埼玉の縁者と高田公園の夜桜を見に行った。
昨年もそうだったが、あまりの花の迫力と夜店の多さに再度
唖然呆然とさせられた。

そこへいくと我が樹下美術館の桜は愛らしくほっとする。

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現在若い東海桜とソメイヨシノが咲いている。
この後、以前から自生していた山桜が咲いてくる。

雑草取りをした今夕、帰ろうと立ち上がって見た空に優しい
桜色の雲。

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地上は一気に春の盛りに入った。
急がないで、ゆっくりゆっくり、徐々にお願いしたい。

洗いざらした布巾のような気持ちで見た新堀川の桜とハクモクレン。

2017年4月10日(月曜日)

昨日日曜日午後、新潟市でお茶を点てた。

恐れ多くも普段お会いすることも叶わない方への呈茶を終え、
あまりの出来事に心身が殻になり、一晩経った本日は何か
洗いざらした布巾のような心境で午前の患者さんを診た。

そして昼、青空と新堀川堤に咲き初めた桜と満開の白木蓮を
きれいだなあ、と眺めてから美術館へ行った。

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新潟市でのお茶のことは明日しるしてみたい。

風もなく霧雨が優しかった日。

2017年4月7日(金曜日)

昨日今日と予報よりも天気が優れない。
本日日中は細かな雨が静かに降り続いた。

雨はそっと降り風も無いので草花は傷むこともなく濡れ
るに任せていた。

庭の何カ所かで椿の落花、それも一輪。

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花やこずえはまつわるようなしずくで濡れている。

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モミジの水滴、細かい雨が写っている。

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4,5年前福島県から来たショウジョウバカマ。

風雨はいつもこのように優しいわけではないが、今日は良かった
にちがいない。

空はすぐれなかったが鳥も花も忙しかった。

2017年4月6日(木曜日)

4月になってから美術館の庭にジョウビタキのオスがしばしば
やって来る。

すると本日、メスの姿が見られた。
オスメスは一羽が来てはいなくなり、今度はもう片方がやって
くる事を繰り返しているように見えた。

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↑可愛い子だったなー、とオスのジョウビタキ。

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何処へ行ったのだろう。

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↑あの人、私に気があるのかしら、とメスのジョウビタキ。

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でもすぐに居なくなっちゃう。

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↑探しに行こうっと。

時折小雨が当たる庭のジョウビタキはちゃんとツガイになるので
しょうか。
春の歩みは応援しているにちがいありませんが。

 そして辺りの花は鳥のことなど知らぬげに次々と開いていく。

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ついにハクモクレンが開花。

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東海桜というのだろうか、ほうき状に縦に枝が伸び小型の花を
沢山つける。。
10年前に移植して以来小さくなってしまったが、この数年踏ん
張り始めた。

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賑やかに咲き始めたコブシ。

空はすぐれなかったが鳥も花も忙しくそうだった。

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