明け暮れ 我が家 お出かけ
春耕の吉川区でいとこの法事。
今年三月上旬に小生のいとこ頭の女性が逝去した。
上越市は吉川区国田の善徳寺の坊守をされた才媛
だった。
雪の本堂で行われた通夜からはやくも四十九日の勤
行要が春爛漫の本日午後、善徳寺で行われた。
5人の僧侶による思い込められた阿弥陀経が唱えら
れると、亡き人が遠くへ逝ってしまった実感を覚えた。
吉川区の田はすでにならされ、水が入り始めている。
美術館周囲よりずいぶん進んでいて驚いた。
賑やかになる野鳥の訪れ 美しい山菜。
春の歩みが強まり、庭の水盤が鳥たちの人気になりつ
つある。以下本日昼、美術館に寄って出合った鳥。

↑珍しくムクドリも来た。ヒヨドリとともに普段喧しい者同士
の鳥が、水盤では大人しくしていた。
以下水盤の近くにいた鳥。
スタッフが毎日水を替える水盤は野鳥にも嬉しいらしい。
長年お年寄りを介護されているお宅から毎年頂く山菜。
介護の歳月は次々新たな出来事があり、大事業に匹敵
する。
いえ、相手がだれであっても、誰かと長く一緒に暮らす
のは大事業ではないだろうか。
意外にも本日ゴルフが出来た。
一昨日から二日に亘り本日ゴルフがある日曜日のお天気
について心配して書いた。
発達する低気圧の通過に伴い暴風雨が予想され、降水確
率はずっと90%が続いていた今日の空。
昨夜のノートではもう駄目、楽しみにしたゴルフは中止
の止む無し、と諦めて書いた。
ところが起床時に雨音はなく、集合した8時半ころ風はや
や強かったものの難なくスタートした。プレー中に傘を差
すことも無く、14人のコンペが終わってみれば成績は三
位だった。

本日の米山水源カントリークラブ。三番ティーからホテル
(クラブハウス)と朝日池を振り返る。
予報の悪天候を聞いてキャンセルされた人が多かったようだ
が、私たちは全員参加した。
低気圧は夜間に北上し、プレー開始の9時近くには中心
が青森付近まで行っていた、というのが本日の気象だっ
たらしい。
そのほかプレー中、偶々ゴルフ場一帯に雨雲がかから
なかったという運にも恵まれたのだと思う。
ゴルフ以外あまり顔を合わすことが無くなった旧知の皆
さんと過ごすのは楽しく、とても貴重な日だった。
若い四人組のお客様 夕は親しさつのるお別れ会。
春雨そぼ降りまた上がる、というような日
中。4人組の若い女性のお客様が見えた。
美術を勉強されている様子で、絵画、陶芸
とも熱心にご覧になった。
カフェでは壁面の篠崎正喜さんの「午睡」を
楽しみ、めざとく松本俊介の画集を見つけた
り、絵本を眺めたり、全て熱心だった。
お茶の後で庭に出ると、根を出し始めたどん
ぐりに夢中、好奇心一杯、若さ一杯のお嬢さ
んたちでした。
ブログに出します、といって撮らせて頂きま
した。来て頂き、とても喜んでいます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
夕刻、ある方のささやかな送別会があった。
上越市が誇る美味しい岩の原ワインが
開けられた。

斎藤尚明さんの華麗な椿があしらわれた
スパークリングワイン。
真剣にまた楽しく過ごした人との別れの会。互
いの思い出を語り、幕末の裏話や歴史を動かす
大災害、あるいは私が全く知らない人達の興味
深い話に時の経つのを忘れた。
いまわの際は、再会を約束し爽やかに手を振り
あった。
聴いてみないと分からない 分校小学校クラス会 発電所の夕暮れ。
今夕小学校3年まで通った分校のクラス会があった。
毎年ノートに書かせて頂いたいるクラス会は旧潟町村
(現上越市大潟区潟町)で昭和23年に分校の1年生
になった者たちの会で、延々と続いている。
本日幹事の報告では現在26名が残っているという。
入学時に50名はいたので、70年経って半分だけ残
ったことになる。
そのまた半分の12人が集まった。
生きながらえたのは、ひとえに運が良かったのと親の
産み方のお陰以外無い。
そしてF君、Mさん、T君、、、ら早世した同級生の顔
が必ず浮かぶ。
今夕、ある方から聞いた話から、あらためて人と家族に
歴史あり、を思わずにはいられなかった。
祖父は神奈川県で特高、それを嫌った父は終戦後、共産
党員になり、こちらの地元で新聞を発行した。
その夫を早く亡くた母は失業対策事業に出るようになった。
ある日、母が道路工事をする現場を見て涙があふれた。
ある夜は窓を開けて星を見ながら泣いた、と。
後に私はそのお母さんを看取っていたが、そのような話
など全く知らなかった。96才まで認知症もなく、しゃ
んと生きられたお母さんだった。
いつも明るい人からこんな話を聞き、ああ分校小学校のク
ラスに歴史ありを思った。
またT君は、俺たちのメシなんて、サツマイモの回りにち
ょびっとご飯つぶがくっついているだけだった、と話した。
細かく切ったサツマイモがおかゆに浮いていたのは自分も
食べた。
今思えば悲しいが、当時はそれで嬉しかったのではと思
う。
いえ、思えば大勢でかゆをすすったのが、なにか幸せな
光景としてよみがりさえする。
だれ一人自己責任だのマキャベリズムだのポピュリズムだ
のと、生意気を言う人もいない、幼少において裸足で駆け
ていただけの者たちが集まる、どこか愛おしいクラス会だ
った。

集まりの前に撮った火力発電所の夕暮れ。
そばで若い女性がシャッターを切っていた。
うまく撮れましたか、私は大した写真になりませんでした。
吉川区国田の善徳寺の経堂、勤行、おとぎ。
昨日いとこの通夜があった善徳寺で葬儀後の還骨勤
行・中陰の法要の後、御斎(おとぎ)に加わった。
あげられたお経のうち、最後の阿弥陀経が心に沁みた。
素早く読み上げられるこの経は極楽浄土の様子や入
境の心構えなどが唱えられているという。
文言の意味も分からずに引き込まれたのは、声を揃え
て唱えられる大勢のお坊さん達の心の込め方が、時間
とともに熱く伝わったためだった。
これだけ心込めて送られる亡き人は幸せだ、と思った。
ところで昨日、同寺の経堂が国の文化財である事を書
かせて頂いた。
本日明るい時間に近づいてみた。屋根、駆体、支持など
の構造が貴重だというが、外観される向拝の池山甚太
郎によるという彫刻は繊細で素晴らしかった。
勤行・法要のあと場所を吉川区原町の「たつみ屋」に移
して初七日の御斎を頂いた。
亡き人の御妹さんと潟町の西念寺さんに挟まれて、和や
かなうちに故人を偲び、斎(とぎ)ならではの心温まるひ
とときを過ごした。
窓外にあかねが射すと再会を告げあい散会になった。
帰路、2月27日に記載した上下浜のツートンの雪塊が
気になり寄ってみた。
消えてしまったかも、と思っていたのがそのまま残って
いて、意外なことに全体が真っ黒に変わっていた。
この変わりようは一体どうしたのだろう。
もしかしたら一昨日通過した強烈な低気圧の風が、東西
南北まんべんなく砂を吹きつけ、全体を真っ黒にしてしま
ったのか。
季節風がツートンに染め、最後に低気圧が黒く仕上げたと
いう事にした。
本日丁寧なお返しの一つにお菓子を沢山頂いていた。
吉川区は小浜屋さんのお製で、懐かしく美味しいお菓
子だった。
吉川区で営まれた一連の葬儀は逝去された人と皆さんの
人柄もあり、心温まるものだった。
長くなりました。
嵐去り白鳥に安堵 いとこの通夜。
昨日の猛烈な嵐は大いに雪を溶かして去り、本日は良く
晴れた。
一両日の悪天に必死の様相だった白鳥は一転して鳥らし
く、晴れやかに見えた。

↑マガンも一緒。
雪原には白鳥が溶け込み、雁は目立つ。
雪が消えれば雁が溶け込み、白鳥が目立つ。
さて本日父方のいとこの通夜があった。
最年長のいとこで、大正12年生まれの人だった。
学問をされ、自然で、かつ才女の趣を有した人だった。
この人は20才年上だったので、子供の頃に○○おばさん
と呼んでは、「違うでしょ」と言われた。
高じてもずっと新鮮な雰囲気を維持されていた。
お家は上越市吉川区は国田の善徳寺。

境内には文化庁の登録有形文化財である経堂や、市指定
文化財仏足石がある。

↑本堂の読経と焼香の後お庫裏で通夜振る舞いを頂いた。
通夜式の講話で、無常の世における人の縁の貴重さが説
かれた。
通夜ごとに耳にした話だったが、本日は特に胸打たれ、
亡き人の若かりし日のお顔が蘇った。
亡くなった後、その人を近くに感じるのは不思議な事だ。
健診を受けた日 喫茶去 厳冬の白鳥が救われている。
本日低気圧の北上に伴って猛烈な風に見舞われた。
そんな日の午後、例年通り医師会館でドック健診を受け
た。
ちなみに身体計測のBMIが20,6、体脂肪率16,5%と少
し改善したが、臓器保護のためもう少し痩せたいと願っ
ているところ。
帰路、風吹く田んぼの雪消えと鳥の様子を見に回った。

昨日よりも雪が消えた田んぼ。数羽の白鳥ばかり見ていた
ため、大勢いるこの群にほっとした。
一先ず健診を終えた記念に三和区「喫茶去」で早い夕食を
摂った。

私の焼きカレー。一口食べるとその後がさらに楽しみな
美味しさ。

私のエスプレッソ。味も器も良かった。
頸城野の山中に掛かろうというロケーションで長く営ま
れる喫茶去。食べ物商売は常に猛烈な競争にに晒されて
いる。
長く続いているこの店の美味しさと雰囲気の良さには得
に言われぬ深い味わいがあり、ご努力に敬意を禁じ得な
い。
GACKT氏が来店した事も素晴らしい伝説として生きて
いる。
三和の帰路、三々五々コハクチョウが集まっている所を
通った。

何と所々にモミまたモミガラらしいものが大量に積まれ、
コハクチョウとカモが食餌をしていた。
田のオーナーさんが厳冬の鳥を救うためにこうしているの
だとしたら、何と優しい人だろう。
清々しいのがプロ。
終わろうとしているオリンピック。競技毎につぶさ
に見ることはできなかったが、平野選手のハーフ
パイプ、羽生、宇野両選手のフィギュア-、女子追い
抜きなどの山場を観ることが出来た。
野球やサッカーと違って普段あまり見ないスポー
ツなので、この世のものとは思われない異次元の
世界を見ているようだった。
若き半生を一心に捧げて取り組んで来た選手たちの、
溌剌さや清々しさには心洗われる。
だが他の競技には、条件や結果に愚痴、批難、言い
訳けを連発した選手もいたようであり、結果も思わし
くなく、見る者を幸福に出来なかった。
両者は何が違うのだろう
さて世界にはまだ新しい競技があるようだ。
以下はシンクロナイズド・スケート競技で2000年第1
回世界選手権大会がアメリカミネアポリスで開催され
今日まで続いているらしい。
いずれオリンピック種目になるかもしれない。
バルセロナ大会に於けるロシアの演技。音楽はタイース
の瞑想曲。シンプルなのでくつろいで見ることができ、こ
の先進化もしそうだ。
ふとオスロ冬期オリンピック 背景は常に色々。
かつて小学生だった私は映画館で、次々に飛ぶスキー
ジャンパーの映像をずっと見ていた。
1952年のオスロオリンピックの記録映画で、髙田
の松竹館(現髙田世界館)で父と観た。
遅れて入ったのか、記憶に残るのは延々と続くジャン
プだけだ。
調べてみるとノルウェーで開催された戦後二回目のこ
の冬期オリンピックは、ナチスによって徹底的に破壊
された国土復興がテーマだったという。
そのため大規模なドイツ参加反対の運動が起ったが、
最終的に日本、イタリアとともに西ドイツが参加した。
また大会の一週間前に英国王ジョージ6世が亡くなり、
開会式典は縮小され、葬儀に参加したノルウェー国王
に代わって甥が開会を宣言している。
当時我が家では、ドイツびいきだった父が鞍替えして
米国の雑誌「ライフ」を購読していた。
写真が沢山掲載されるライフを私もよく見た。
その中に英国国王の死とエリザベス王女の戴冠式の記
事が、まばゆい王冠などとともにしばしば載った。
死亡した王の写真を見て、この人はどうして死んだの、
と父に訊いた。
“脳に出来たオデキが大きくなって亡くなった”という
返事だった。
身近な「オデキ」がそんなに怖いものなのか。
豪華な王冠を戴く人も脳にオデキが出来れば死ぬ、とい
う話はとてもショックだった。それが腫瘍であることを
知ったのは後々だった。
ところでライフと言えば当時、朝鮮動乱の最中で写真を
よく見た。
1968年、フランスグルノーブルに於ける冬期オリンピッ
クとその記録映画のテーマ曲「白い恋人たち」。
透明感あふれるとてもいい曲。
こちらは口笛編。
こちらはダニエル・リカリの歌。
勝ち負けよりも選手と競技に注目して撮られた記録は映画
として美しく、テーマ曲も本当に良かった。
恐らくオリンピックは常に大きな背景を抱えているのだろ
う。
戦争、冷戦、民族問題、テロ、事情で開催中止まであ
る。
このたびのオリンピックは、67,8年も前にライフで見
たその戦争当事国の開催だった。
平和の祭典といえども、いえそれならばこそ、大国や隣国
の利害を越えて、いまだに敵対し分断のままの者同士が解
決の課題を話し合うのは、義務ともいえる自然なことでは
ないだろうか。
核を残さないようあらゆる時間と手立てを尽くしてもらいた
い。これは二国だけの協議では無理かもしれない。
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