頸城野点景
十三夜の夕柿崎海岸を歩く しばらく秋好日が。
午後休診の日、遅くに美術館でお客様と歓談して暮れ近く
柿崎海岸へ。
道すがら東の空に十三夜の月が昇った。
雨と寒さの日が続いたが、向こう一週間くらいは良いお天気の模様。
秋ふけて己は何をする人ぞ
せっかくの好日ならば少しでも有意義に過ごしたい。
2016えちご・くびき野100キロマラソン 柿崎ー鵜の浜間の上下浜 日本海の荒海を撮るランナー。
本日はこれまでに無く多くの写真を掲載させて頂くことにな
った。
本日第11回、2016年えちご・くびき野100キロマラソンの日。
雨交じり強風の日、当初の気温18度はさらに下がり寒かった。
午後遅く、前回も撮影した上下浜へ行った。
この場所は野山と田園を走った後、突然海が見える地点。
悪天ながら前回よりも海を撮ったり、自撮りをされるランナー
さんが多い印象を受けた。
不思議な事で晴天ばかりが人を惹きつける訳ではない。
荒れる日本海、そしてわずかに現れた夕陽の情景は、90キロ
を走った皆さんの目をも奪う魅力を有しているように思われた。
そして信じられないほど長く走られた後、なおカメラを操作され
る皆様も非常に魅力的だった。
整形外科医のランナーが取り出されたカメラで海を背景に撮ら
せて頂いた。
静岡県から参加と仰った。
沢山撮りましたが、海を撮影される方達を中心に掲載させて頂
きました。
二年ごとの開催、再びここへ来てみたい。
数多くのピンぼけをお許し下さい。

時には皆様のカメラをお借りして、海を背景に記念撮影の
シャッターを切らせて頂きました。

日没は17:20頃であり、この時間帯は近くの最終関門の制限
時間17:55には、まだ余裕がある。

カメラを取り出される方達はお元気に見えるが、長く綿密な練
習のたまものに違いない。

17:55、92キロ地点にある鵜の浜温泉の第5関門が非情にも
閉じられる。

鵜の浜で最初にカットされ、メディアの取材を受ける女性。
コースの9割以上を達成し、わずか数秒の事でカットとは。
何度か挑戦され最後の参加だったようで、無念さが全身に
にじんでいた。
100キロは「参加されること自体が凄いこと」なのだが。
良く晴れた10月最初の日曜日。
10月最初の日曜日の日中は気持ち良く晴れた。
午後やや遅くカフェに寄り、身辺や近隣にカメラを向けた。

↑晴れ間を見て急いで仕上げたのか、女郎蜘蛛の真新しい巣が
見られた。
角度によって美しく光る。

↑先日記載した時は沢山いたクロアゲハ(多分)の幼虫が二匹だけ
残っていた。
近くでサナギになったのか、心配した金柑は丸坊主を免れたようだ。
昨日長袖、本日半袖とめまぐるしい気象に、衣服を出したり引っ
込めたり。
大きな台風がこちらを向いていて、明後日あたりから当地も影
響を受けそうだ。
初めての皆様、ご常連の方々、ご来館に感謝いたしてます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女子ゴルフ4大メジャー競技会の一つ、権威ある日本女子オープ
ンゴルフ選手権競技でアマチュアの選手が年間億の賞金を稼ぐよ
うなプロたち抑えて優勝した。
本選手権史上初のことが、わずか17才の高校生によって成し遂げ
られた。
アマチュア、若者、恐るべし。
コンバインは明かり灯して。
追い込みになった一帯の稲刈り、遅くまでコンバインが動いている。
拙歌)
秋暮れて機械の足に時の足 刈るコンバインは明かり灯して
今夜は中秋の名月、東よりの空に月は出たが、
雲隠れを繰り返し、一緒に撮りたかったほくほく
線電車とは相性が合わなかった。
上越市大潟区のルレクチェ。
昨年春新潟市の植物園の帰り道、蒲原平野の広大
な果樹園に目を見張らされた。
ふだん水田中心の田園風景を見慣れていたので余計
印象的だった。
その後、樹下美術館裏手の水田ほか広く営農している
ナショナルカントリーが洋梨「ルレクチェ」を栽培してい
ると聞いた。
当地で果物栽培!それも「ルレクチェ」とは果物好きの
自分には嬉しい話だった。
教えて頂いた畑は意外に近く、日頃よく通る場所のすぐ
裏手にあった。

畑は思ったより広く、爽やかな眺めだった。
果実は袋がけされ、熟するのを待っている。
これから収穫までさらに実を選んでいって美味しく仕
上げるらしい。
私が何でも描ける画家だったら、作業の人を一人入れ
てこの風景をゴッホのように描いてみたいと思った。
(出来れば花の時期と果実の時期の二枚)
収穫後一定の追熟期間をおいて販売するという。
デリケートな世話が必要な果物のようだが、今夏のよ
うに日照が十分だった年は期待できるのではないだろ
うか。
この秋、ぜひぜひ地元のルレクチェを食べてみたい。
ふるさとの自然は親の懐と同一。
暑かった日、樹下美術館のご近所の方たちとゴルフをした。
恥ずかしながら小生が幾ばくかの賞品をお出しする3組の
ささやかなコンペが20数年続いている。
上手い下手なく、どなたにも優勝チャンスがある方法で行い、
反省しきりの表彰式を有志のお宅で行っている。

コースは手入れされ往時の自然の雰囲気を残している。
(近隣の多くの森林はその後の開発で荒れてしまった)
今年は暑さのため、砂地のコース管理は大変だったと
思う。
私が東京から上越市大潟区に帰郷しのは1975年だった。
帰郷のきっかけに父の病もあったが、郷里の自然環境が
忘れられなかったのも大きい。
一帯の松林と湖沼は海とともに幼少からの遊び場であり、
高校3年生の時に病気で休学した際は特に慰められた。
当地に育った方達は昔ながらの自然を愛し、海岸べりに
長く続く松林はボランティアの皆様によって非常に良く保
全されている。
いま往時を偲べる自然は、幾つかの湖沼と当ゴルフ場、
および県立大潟水と森公園と上記の海岸線、さらにそれ
らを囲む水田くらいであろう。
慣れ親しんだ自然環境は親の懐と同一と言っても過言で
はない。
夏の新潟県立大潟水と森公園。
午後遅く樹下美術館に近い新潟県立大潟水と森公園を歩いた。
ここはこれまで何度か以下ほかを書かせて頂いたていた。
●2011/05/04

この一角は噴水のある水遊び場がありこどもの天国。
浴衣にストローハットの若いお父さんがベンチで見守っていた。

南西の端といえばいいのだろうか、古代的な場所。
ここで小鳥よりも大きな蝶を見たが撮影出来なかった。
二つの白い斑点、クロアゲハのオスではないかと思った。
当公園は何度も掲載していますが、広大で
変化に富み、場所毎の雰囲気を楽しめます。
優しい森林と水辺、目を凝らせば植物や小動物も優しく、
季節季節の詩情に恵まれた良い公園だと思います。
予報されていた豪雨 気象の大きさ。
一昨日、雨降りが待たれると書いていた夜間から翌日朝まで
上越市は激しい雨に襲われ、洪水、溢水、土砂崩れなどの災
害が発生した。
前夜の全国天気予報は、26日夜半から27日の上越地方に
おける豪雨を雨雲の動きとともに予報していた。
全国放送で当地方を特定して予報するとはすごいな、と感心
していた所、災害を生じるほど降った。
予報は何らかの形で活かされとは思うが、どうだろう。
ピンポイントの予報とその結果に驚かされたが、一方この雨は
ダムや溜め池の貯水にはたして役立ったのだろうか。

本日午後の吉川区は長峰池。
水が少ないと聞いていたがやはり渇水が続いているように思われた。
(対岸で池底のように見えるのは池面のヒツジグサです)
渇水は今冬の小雪がそもそもの原因らしいが、雪が年間の貯水事情
を左右するという気象システムの大きさにも驚かされる。
本日気温は上がり、午後の外出時はくらくらするほど暑かった。
田も庭も待たれる雨。
数日晴れが続き、梅雨が開けている。
暦を見ればはや7月も残り少なくなった。
自分がボヤボヤしているうちに近隣の水田はすっかり成長している。
今頃の水田は例年緑ゆたかで生気にあふれてとても気持ちが良い。
見れば穂が出ている田も随所に見られ、それもびっしり付いている。
農家の方に聞いたが、今年はそもそも雪が少なく田を潤す水ガメの貯水が
足りず、現在大切な水に関してぎりぎりの状況だという。
干したり潤したり稲には微妙な時期にあり、ちゃんとした降水が必要なようだ。
樹下美術館の庭は基本的に砂地で、アジサイやクリスマスローズは暑さの
影響を受けやすく、当面気が抜けない。
そこへいくとムクゲやミソハギなどは暑さに強く頼もしい。
農場に若い人 無台風が続いている。
樹下美術館の南に隣接する水田、畑地は上越市大潟区の
ナショナルカントリー、通称ナショカンが営んでいる。
ベンチなどで見ていると季節毎の作物の移り変わりや農作
業を目にする事ができて興味深い。
キジが追っかけっこをしていた枝豆畑は青々と成長し同園で
は出荷が始っている。
さて去る23日、フィリッピン海域で台風の卵と呼ばれる熱帯
低気圧の発生が報じられたが、発達せず台風にはならなかっ
た模様。
今年になってまだその発表はなく、記録的な年の可能性が出
てきている。
熊本の復興には一日でも遅いまた弱い台風の年になるように
祈りたい。
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