花鳥・庭・生き物
キジは一夫多妻らしい 実は雄は消費されているのか。
やや寒く小雨が降った一日、今日はキジの夫婦を見ました。
美術館からの帰路、昨日モンシロチョウの乱舞を見たキャベツ畑で
した。
最近は鳥や蝶などのことばかりですが、どうしても目に入ってしまう
のです。
キジは鳥類では珍しく一夫多妻だそうです。
二羽の雌が一羽の雄を共有しているように見えた本日キジの
夫婦。
普通なら色々な雌雄の組み合わで多様な子孫を残し、めまぐ
るしい環境下で種の保存を図るのが基本であろうと思われます。
それが多くの雌が徹底して一羽の美しく逞しい雄の子孫を残そ
うとするキジの戦略。
雨降りの中、何か気後れするような不思議な光景でした。
もう一つ、雌は写真のようにとても周囲に同化して見えます。
一方雄は目立ちに目立つ容姿です。
雌は環境によって守られ、雄は上位の存在の標的になりやすい。
雌の気を引きたいあまり、敵に狙われやすくなってしまった雄の
ジレンマ、、、。
倒された雄に代わって忍耐していた次の雄が共有されるのか。
雄たちは雌によって次々に使われる構図が想像され、それもま
た「あり」かもしれないと思った次第です。
多くのオスを引き連れたモンシロチョウの交尾活動。
本日キャベツ畑の片隅で複数のモンシロチョウが慌ただしく舞っていた。
群の数は4から8頭(羽)ほど数を増減させながらて四方八方へと忙しく
移動していた。

交尾をすべくメス(写真では一番下?)を複数のオスが追いかけているらしい。

多くのオスを引き連れるメス。
最後まで付いてくるオスを選ぶのだろうか。

↑この写真ではあたかも鳥のように羽(翅)をしならせて飛んで
いるのが分かる。
風の中でジグザグに飛翔しながら、一定の方向を目指して飛べ
る蝶の強さやしなやかさが読み取れる。
草木、鳥、虫たち、春は命盛んで生物はみなとても忙しい。
モンシロチョウは精々一週間の命だという。
これに対して先日私のズボンに止まったヒオドシチョウは成虫の
まま冬眠越冬し、春も活動するようだ。
このところ生き物日記の様相です。
庭の明かりにシジュウカラが営巣しているのか。
昨年春、庭の西隅へ行くと激しく鳥が鳴いた。
近くに苔をくわえたシジュウカラが居て盛んに警戒の声を上げ
ていた。
あたりに巣を作るのだろうかと漠然と考え、当日その事を記載
した。
結局昨年、付近に巣は見つからなかった。
それが先日同じ場所を通った時に、再びすぐ近くでシジュウカラが
激しく鳴いた。
少し下がって見ていると庭の明かりの下方に開いた穴に入った。

↑本日閉館後、明かりの穴へシジュウカラのつがいが何度も出入
りするのを見た。
巣作り中、もしかしたら給餌中かもしれない。
昨年もここを使ったのかだろうか、風雨への備えは十分だがこんな
場所を気に入るなんて。
上越市頸城区は茶臼山の春 オシドリもあらがう。
暖かく、野も花も鳥も春を謳歌した一日。
昼食後に近くの茶臼山の林道を車を走らせかつ歩いた。
樹下美術館から近く、小高い山を回る道は短いが、
下方に隠れるように沼があるため植生は豊かなようだ。

↑群生する小さなスミレ、こちらはツボスミレと言うらしい。
白っぽい花のサイズはタチツボスミレの半分くらい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
林道に行く前の用水池でオシドリを見た。
「ガーガー!」
メスの取り合いをしたらしく、一羽のオスが他のオスを威嚇した所だった。
追われたオスは堤に逃げ、追った方はメスに添った。
人もうらやむオシドリ夫婦とは言え修羅場があるらしい。
追われたオスはつがいを眺めていたが間も無く遠くへ飛び立った。
“つがはねどうつれる影をともとして
鴛鴦すみけりな山川の水”.
その昔、西行は孤独なオシドリを自らに重ねて歌っている。
長くなりました。
熊本への配達が一部再開された カシラダカの水浴び。
熊本市で福祉施設を営む医療関係者に、不足しているという米
の手配をした。
だが受け手も送り手も、早くと思っているが肝心の運輸が止まっ
ていた。
それが本日、佐川急便、ヤマト運輸、ゆうパックが一部地域を除
き熊本県内への配送を再開に向かったという。
多くの血管が同時に詰まり、重いショックに陥っている現地。
このたびの再開で冷えた体内に少しでも暖かな血液が回り始め
ることを期待したい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連日の小鳥です。
以下は本日昼の水場に来たカシラダカという冬鳥です。
一月に群を見たのですが、本日はあどけなくも一羽でした。
まもなく北帰行、もう一度群をつくるのでしょうが、励ましたく
なるような水浴びでした。

↑雀にやや似ているけれども一回りは大きい。
頭の毛が立っているので頭高(カシラダカ)と名付けられている
ようだ。

↑さっぱりした様子。
大抵の鳥は水浴びをすると可愛らしくなる。
(入浴後の人間も同じかもしれません)。
良い季節が始まっているなか、本日インフルエンザBの
高校生が来院しました。
熊本で米が足りないとは 水盤にメジロやアトリ。
学生時代ずっと部活で一緒だった一年上の先輩が熊本市にいる。
当時下宿を訪ねたりしたが、もう50年近くお会いしてない。
躊躇の末今夕お電話した。
電話口の声は昔と変わらず、お元気だったのが嬉しかった。
だが仕事場と家の建物は無事だったものの、室内はめちゃめちゃ
になった、といい、ようやく今日から仕事を再開したところと仰った。
何が不足ですか、とお尋ねした所答えは意外だった。
「米だよ、米が無いんだ」
普段何でもありそうな裕福なイメージの熊本県で米が足りないと
は。
福祉施設も営んでいるため特に深刻らしい。
新潟県民として黙っているわけには行かない、今夜至急60キロ
を手配した。
交通の混乱が想像されるが、どうか一刻も早く着いてほしい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
嵐が明けた本日昼、美術館の水場でメジロ、ツグミ、アトリを見た。

↑実はメジロをみたのは今年初めて。本当に目が可愛い。
目白押しはこの鳥がびっしり群がっている様子から来ているという。
以前は鳥のことなどさっぱり分からなかったが、ブログを書くようになって
次第に目が行くようになった。
雑木林の草花 ズボンに止まったヒオドシチョウ 荒天のゴルフ。
昨秋、近くの雑木林に神社と寺を結ぶ小径を見つけて歩いた。
春に歩こうと考えていたので昨日空いた時間をみて散策した。
路傍の野の花が可憐だった。

↑花の写真を撮っていると蝶が来てズボンに止まった。
ヒオドシチョウということ。
羽がぼろぼろなのは越冬したためらしい。。
何処で冬を越すのか、またその間は冬眠するのだろうか。
痛んではいたが、元気よく飛んで行った。
昨年秋は沢山の赤とんぼがズボンに止まったが、今度は蝶とは。
いずれも白ズボンだった、トンボや蝶は白が好きなのか。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて本日は大荒れの一日。
ゴルフコンペが予定されていたが、集合時、多数決で中止になった。
しかし決行に賛成した四人でラウンドした。
ボールはキュウキュウと曲がったが、嵐の中パートナーシップが爽
やかで、お腹も空いた。

美術館の近くであたりを覆う畑の砂塵。
明日はガラス拭きと庭掃除が大変であろう。
窓外の鳥たち チューリップとツツジとヤマザクラの庭へ。
花咲き木々は新緑へと鮮やかさを増している。
まだ居る冬鳥に南からの鳥たちが加わり庭は賑やかに
なっている。
暖かな日は、美術館の芝生の南端にある水盤に色々な
鳥が来る。
水浴びなら大きな池へ行けば良い所だが、なぜ小さな水
盤に集まるのだろう。
スタッフが毎日水を替えるので、それが良いのだろうか。
カフェから撮った最近の鳥を以下に掲載しました。
ガラス越しですので色やピントはしっかりしませんが、
ガラス越しゆえ、鳥はリラックスしているようです。

↑ムクドリのつがいが来たので慌てて逃げるコムクドリのつがい。

↑ツツジとヤマザクラがともに開き始めた。
庭入り口に沢山植えたチューリップが満開です。
本日新堀川の桜をご覧になった高田の方々がお見えになりま
した。
先日記載した拙ブログで知り、観てきたということです。
とてもきれいだった、と仰り、書いている者には嬉しい事でした。
寒かった本日 先日の初ツバメ。
急な寒さに見舞われた本日夕刻、数日来気が抜けなかった
方が在宅で亡くなった。
90代半ばの方で、静かな最後だった。

寒かった本日夕刻の海、この写真を撮って数時間後に看取り
があった。
話変わって去る4月5日、美術館の裏手の水田で今年初めて
ツバメが飛ぶのを見た。
まだインフルエンザは収束しているようには見えない。
ゆっくり水浴びしたツグミ。
去る4月3日日曜日は上越市高田で25℃の夏日でした。
この日、美術館の水盤で雀や四十雀やヒヨドリが頻繁に水浴びを
しました。
その中に混じってツグミが浴びるのを初めて見ました。
ツグミは秋にシベリアなど北方から飛来する冬の渡り鳥です。
春になると山から里へ移動し、連休のころまでには再び北へ帰る
ということです。
当館で庭仕事を始めた3月上旬からよく見かけていました。
先日の暑さは応えたのでしょう、一羽が熱心に水浴びをしました。

しぶきを上げて浴びた後気持ちよさそうにしばらくじっとしている。
その後再びバシャバシャ浴びてまだじっとするを繰り返しました。
こんなにゆっくりする鳥は初めてでした。

↑いつのまにか周囲に二羽のツグミがいました。
順番を待っていたようですが、入浴した鳥が去ると一緒に飛んで行きました。
それにしてもこの鳥は春の背景にとてもうまくカモフラージュ出来ていますね。
雪が少なかったせいか、今年は例年より多かったようです。
沢山餌を採り一風呂浴びて、間もなく旅立ちでしょうか。
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