樹下だより

11月の「SPレコードを聴く会」のお知らせその2。

2014年9月5日(金曜日)

さる8月28日にお知らせいたしました11月予定の「SPレコード(手回しレコード)を聴く会」ですが、
以下のように概要が決まりました。

日時:2014年11月15日(土曜日)
開演17:30 開場17:00 ※当初の時間を繰り下げ変更いたしました

場所:樹下美術館 陶芸ホール 予定60席

会場費:お一人様1200円 (中高生800円)

内容:クラシック、ジャズ・ラテン、歌謡曲、童謡

お申し込み:樹下美術館窓口で あるいはお電話で
電話025-530-4155 

すでに少しずつお問い合わせやお申し込みをいただくようになりました。
機械とレコード盤はある種アンティークでありますので、どうか音質などへのご理解をお願い致します。

サウンドボックス

 

繁茂の年 芝の管理。

2014年9月2日(火曜日)

今年は小雪で、庭の草花はいつもより早く咲きしかも多く花を付けた。
一方芝や雑草などの繁茂も非常に旺盛だ。

本日休館日の午後、スタッフと妻たちは飛び石を覆う芝を切る作業を行った。
芝は石を囲むように進出していたが次第に全体を覆う勢いになってきた。
このままでは石は体を失い、庭は芝のものになる。

芝の気持も分かるが、調和は他に代えがたく本日の作業となった。

1おしゃべりも交えて黙々と行われていた作業。

2あるスタッフが一つながりとして芝を引っ張り出した。

柴切作業蚊取り線香を焚きながら執念の作業が終わり、よくここまでという成果。
残りは後日になった。〝皆様本当にお疲れ様でした〟

途中から加わった私はトクサに進出している芝切りを少々だけ、こちらも残りは後日。

公立や余裕ある美術館の美化管理は業者に任せることができるかもしれません。しかし私たちの仕事には造園、草刈りなどもみな加味されています。

今年前半皆様の「お声」。

2014年8月29日(金曜日)

樹下美術館内の陶芸ホールやカフェに合計5冊のノートがあり、皆様から自由にお書き頂いたいます。
今年前半3月~7月までの分がまとまりましたので、樹下美術館のホームページ「お声」に掲載されました。
140筆近い感想、お気持ち、俳句、詩、などが様々に綴られていました。

初めて美術館というもに接したこと、展示への感想、庭やカフェのくつろぎ、お一人、カップル、ご家族、お知り合い、友人、、、多様な皆様のお気持ちに接し、お書き頂いた事を心から感謝しています。

140706女性像とノートとハクセキレイカフェの山本信氏の女性像とノート。
窓の左からハクセキレイが覗いています。

「 あめがすき・雨上がりの水たまりがすき
はれがすき・木もれ日のきらきらがすき
きょうも あしたも あさっても 誰かが、そばにいるだけで・・・
生きていて よかったぁ」

ある日の来館者さんのノートからです。

〝励みになります、皆様また自由にお書き下さい〟

11月 、楽しみな「SPレコードを聴く会」のお知らせその1

2014年8月28日(木曜日)

今夕、あるご夫婦と食事をしました。
来る11月予定の「SPレコード(手回し蓄音機レコード)を聴く会」で協力を仰いでいたA氏ご夫婦。

SPの会は樹下美術館の発足当初から行いたいと思っていました。
当館にも家庭用HMVと、小山作之助ご長男のSPコレクションなど結構あります。
しかし機械、さらにレコードは氏の協力なくしてコンサートまでは出来まい、と思っていました。

今夜は、そのSPの会にちなんだ一回目の打ち合わせ(表向き)でした。
確固たる原理に基づく応用の人A氏、ご一緒は楽しく有意義でした。

HMV我が家のHMV家庭用機械のマーク。

蓄音機同上の蓄音機の外観。

食事はいつものサブリーユ、その約3時間で以下の概要がまとまりました。

期日は11月何週目かの土曜日 9月中に決めます。
※開始時間14:00は17:30に変更になりました(9月5日)。

お客様はSPコアの人から初めての方まで広く。
演奏家はクライスラー、カザルスなどからひばり、シナトラなどまで。
いつの日か第二回を。

 

11月とは言え残り二ヶ月、今後必要なお知らせを致します。
〝どうかご期待ください〟

午後の晴れ間に坂口ふみさんと皆様がご来館。

2014年8月26日(火曜日)

前日からの雨は時に恐ろしいほど強く降った。

昼過ぎ、やっと雨があがりましたね、と坂口ふみさんが皆様と一緒に来られた。
宗教・哲学研究者で東北大学名誉教授のふみさんは静かでとてもお若く優しい人だった。
お父様は上越ゆかりの世界的な応用微生物学者で発酵の権威、文化勲章の坂口謹一郎氏。
午前中に頸城区で謹一郎氏の墓参りをされ、坂口記念館の訪問の後、当館へ足を運ばれた。

謹一郎氏は最後まで陶齋と親交を結ばれ、陶齋の弔辞を読まれている。
本日は二代陶齋・尚明氏が案内役をされ、初代と仲が良かった方達も一緒だった。
皆さん熱心に作品をご覧になり、カフェにおりてのお話は尽きることがなかった。

015本日秋めく四ツ屋浜。

2幸せそうな佐渡汽船。

 

3坂口先生(右から三人目)と一緒に。
〝お訪ね頂き有り難うございました〟

坂口 ふみ(さかぐち ふみ、1933年 – )東京生まれ。東京都立三田高等学校卒、1957年東京大学教養学部ドイツ科卒、同大学院人文科学研究科比較文学比較文化修士課程修了。ミュンヘン大学にてPh.D.取得。1972年東京大学教養学部助教授(ドイツ語)、1984年東北大学教養部教授、1997年定年退官、名誉教授、清泉女子大学教授、2004年退任。
著書 「〈個〉の誕生 キリスト教教理をつくった人びと」岩波書店1996年ほか多数。

齋藤三郎(陶齋)の器と花。

2014年8月25日(月曜日)

樹下美術館の陶芸ホールでは器に花を入れて飾っています。
作品を実用するのことには意見が分かれるかもしれません。
しかしながら館内が和むこと、器に生気が漂うことを良しとして続けている次第です。

昨年は4つの器を使いましたが時期によって花を供給するのに少々大変でした。
そこで今年は2つ、会場入り口と奥正面の器で花を飾っています。

辰砂鶴首壺辰砂鶴首花瓶(しんしゃつるくびかびん)
タムラソウ、桃源ホトトギスやイトススキなどが入っています。

桃源ホトトギス 可憐な桃源ホトトギス。

鉄絵手桶花生鉄絵手桶花生(てつえておけはないけ)
白花シュウカイドウ、ダンギク、ヤハズススキなどが入っています。

花好きだった齋藤三郎(陶齋)の器は花を活かす一方で器自身も生き生きします。

現在よく花を頂くお茶人から届いたものと、当館庭のススキ類が相性よく収まっています。
お花が変わるかも知れませんが、ずっと続けますのでどうかご覧になって下さい。

昼の雲、夕の雲 お客様ゼロが無くなってきて。

2014年8月19日(火曜日)

午後最高気温が34度になる暑い一日でした。

昼の空は晴れ上がり関田山脈からいくつか高い雲が立ち上っていました。
美術館では昼のカフェは賑わったが午後は展示もふくめて閑散だったということでした

閑散と言えば当初の数年間は来館者さんゼロの日が時々ありました。
しかし幸いなことに、昨年あたりから年間を通してそれが全く無くなったのです。

このことでは当館のことが少しずつ口コミやネットで広がっていること。
カフェの常連さんたちが底で支えて下さっていることの二つが大きいと思われます。
常連さんの中には、誰も来なかったら電話してと、携帯番号を窓口に知らせて下さった方もいるのです。
「万事心込める」、今後ともそのことを胸に皆で頑張って行きたいと思います。

熊さんが歌うドレスの熊さんが力一杯歌っているように見えた。

潟川の夕焼け18時45分すぎの夕焼け

 私のノートには雲や夕焼けが頻繁に登場します。
昼の雲のことは少しは分かるのですが、日中のうちに夕焼けの善し悪しを予想するのは大変難しく思われます。

本日は外出していた妻が帰りの車中から、すごくなりそう、と電話をしてきました。
診療を終えて先日の潟川に行ったところ、雲全体が燃えるようになりました。

次第にきれいな夕焼けが見られる季節になりますね。

夏のデッキで食事 美術館で仲直り。

2014年8月14日(木曜日)

昨日から17日まで取ったお盆休みの二日目。

お盆中、主婦であるスタッフは忙しい。そこで四日続けて妻の出番となった。
そんな訳で本日の朝昼兼用の食事を美術館のデッキで食べた。

ホットサンドとミルク風が気持ち良かったデッキ。

ホットサンドホットサンドのパンは8枚切りが二枚、本日はミルクをつけました。
具にタマネギ、キャベツ、チーズと少々のベーコンを入れマーガリンを薄く塗って焼いています。
付け合わせは好評のピクルスと果物。価格はホットサンドイッチとポットコーヒーで950円です。
今回の熱量はミルクを加えましたので650Kca前後だと思いました。

本日のノートはヘッダーを入れて同じような写真が三枚も並んでしまいました。
以下のチョーカーも入加えて夏のコマーシャルという所でしょうか。

チョーカー最近新調したシーグラスのチョーカー。

本日、次のように仰って濃いブルーのシーグラスチョーカーを買われたカップルがいらっしゃったと聞きました。
「車の中でけんかをしてきたが、ここへ来たらすぐ仲直りできた。記念にこれを買って帰ろう」
優しい雰囲気のご主人だったそうです。

樹下美術館を訪ねる方たちの帰りのお顔がとても良い、といつも思います。

秋のお寿司の会の日程変更のお詫びとお知らせ 斑入り白桔梗。

2014年7月29日(火曜日)

皆様にお知らせ致していました10月の「陶齋の器でお寿司を食べる秋の会」の日程を
都合により以下のように変更させて頂くことになりました。

0月の毎日曜日(4日、11日、18日、25日)の4回開催を。
第1、第3日曜日(4日、18日)の2回開催とさせて頂きす。

このためお申し込み頂いた皆様の日程を調整させていただいた所、すでに予約が一杯となりました。

「ぜひ続けて」とご好評の会でしたので、引き続き来年も予定したいと存じます。
この度ははなはだ勝手を致して申し分けありません、どうか宜しくお願い申し上げます。

 

コブシその2 018本日咲いていた斑入りの白桔梗。
先日の斑点状の花が終わり、いっそう明瞭な模様の花が現れました。

(今カフェの正面奥で咲いていて、まだいくつか蕾が残っていますので楽しみです)

すじ雲 日中はスジ雲がきれいでした。

 

半日だけ梅雨晴れだった日。

2014年7月19日(土曜日)

このところしっかり降り続いた雨が午後からいっとき止んだ。
いつもの上越市大潟区四ツ屋浜の空は晴れ足りない風だった。

しかし梢のてっぺんでホオジロが鳴き、草むらのオニユリの一群は蕾を膨らませ、ハマゴウは一斉に紫の花を開いていた。
出来てもう何十年も経っている四ツ屋浜のキャンプ場は、いつものようにテントが増えてきている。

四ツ屋浜雨上がりの四ツ屋浜

ハマゴウ静かに群れるハマゴウ。

ホオジロ澄んだ声を響かせるホオジロ

キャンプ場賑わいはじめた四ツ屋浜の大潟キャンプ場。

樹下美術館のカフェ色々な年代の人達に座っていただいたカフェ

デッキで抹茶デッキで頂き物のお菓子を食べ抹茶を飲んだ。茶碗は人気の一つ解良正敏さんの面取三彩茶碗です。

夜、予報通りに雷雨となった。キャンプ場の人達はどうしているだろう。
大人はトランプなどをしていて子ども達は眠ったかもしれない。

笹ヶ峰だったか若かき日のキャンプで降られたことがあった。皆でテントの回りに溝を掘りスノコが有り難かった。

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