樹下だより

掘川紀夫さんの凱旋 本日の食事。

2019年4月14日(日曜日)

夕刻まで何とかお天気が持った本日日曜日。
昼少し前に妻が用意した朝昼兼用の食事プレートを美術館に運び、コーヒーを入れてもらい、ベンチの丸テーブルで食べた。風がわずかに冷たかったが、まだ日射しは良く、のんびり過ごせた。

 

腎臓のことを考えて牛乳は100cc程度。
果物のほかちりめんじゃこ野菜、番茶まで付いた少々風変わりな食卓。

 

食べ終えて本「生きずらい明治社会 不安と競争の時代」
松沢裕作著 岩波ジュニア新書を読んだ。
平易な文書で大変読みやすく、先が楽しみ

すると掘川紀夫さんが、お久しぶり、とお見えになった。

昨年夏、当館で「夏庭のテンセグリティ展」をして頂き、静かな美術館を盛り上げて下さった人。
この度は3月8日~6月9日まで、ニューヨークはジャパンソサイエティに於ける「Radicalism in the Wildness Japan Artists in the Global 1960s」展の格調高いオープニングセレモニーの招待行事から凱旋され、本日のご来館だった。
※邦題;「荒野のラジカリズム-グローバル1960年代の日本の現代美術作家たち」展

8泊9日のアメリカ行きで少々肥られたご様子。嘗て取り組まれた60年代後半の成果が再評価された。国際的なイベントのオーブニングを終えられておのずと安堵の表情が滲む。
人生は色々あるが、芸術家という方達は、理想対時代の激しい潮流のなかで、本当にご苦労されている。だがこの度ご本人関連30点以上の展示と内覧、スピーチとインタビュー、さらに晩餐会。そしてにニューヨークタイムスほか多くのメディアによる紹介。情熱を注いだ青春時代の仕事が晩年?このように盛大に再評価されることなど、誰にでもあることではない。誠に希有な幸福であろう。

 

当展覧会案内冊子の表紙。

展示は1960年代後半の日本人による挑戦的な表現作品として掘川氏前山忠氏らのGUN、松沢宥氏、The Playの三者がピックアップされている。GUN全体では、50点以上もの作品と資料が展示されているという。
前衛は常にリスクを負う。表現されたものの価値と評価は流動し相対的なのが普通であろう。だがこの度のことで、仕事が50年の時間に耐え成熟し、歴史としての客観価値に近づいたのではないか。同時に今日、成熟したのは時代と社会でもあって欲しい、と望みを託したい気持ちがした。

 

プログラム冊子の「GUN]紹介ページ。
掘川氏らによる「雪国のイメージを変えるイベント」とGUNの紹介。
左はイラストではなく手前の橋から羽永光利氏撮影の写真。

60年代の「石を送るメールアート」から。結び紐と荷札がとても良い。
月面の石の一種アイロニーとして河原の石が各界に郵送された。
送られた人によって大切に保存されている。

 

 

 

デッキで昼食の掘川さん。
巨躯、髭、日焼け、メガネ、、、厳つい外見の掘川さんから人並み以上のナイーブさが伝わる。

 

がらっと話変わって夕食です。

 

タケノコが入った鯛そーめん。

 

味噌味のちゃんちゃん焼き。

 

これで十分なのに頂き物の富山の鱒寿司も出てきた。

 

とろろ昆布が挟まれた非常に充実濃厚な鱒寿司。

あすの朝昼は軽くしないといけなくなった。

樹下美術館の常設展示画家・倉石隆氏ご縁者の来館 庭仕事。

2019年4月13日(土曜日)

今昼、東京方面から画家倉石隆氏の縁者さんが来館された。
寡黙のなかに美学を秘めるお父様(倉石隆)の振る舞いなど、お話は興味尽きなかった。

 

あっという間にお別れが近づき、田んぼと桜を背景にベンチで記念写真。
さすが芸術家の血筋、皆さんさっと構図良く収まる。
ファインダーを覗くのが気持ち良かった。
どうかまたいらして下さい、有り難うございました。

お見送りしてからホームセンターへ行き、肥料と土などを求め、日没まで庭で過ごした。
先日と本日、植え込んだのは購入頂戴を含めアスチルベ7株、キョウガノコ9株、エビネ7株、雪割草8株、センノウ類5株。ほか成長の悪い8株のクリスマスローズを掘り起こし花を取り、場所と土を変えて移植した。植栽のほか拡がろうとする苔を剥がし、雑草も取った。

土や肥料は重く姿勢はきつい。
暮れるとともに足腰と肩がきしむように痛み出し、終了した。
まだ芍薬とヒュウガミズキ、それにエンレイソウが残る。
痛みは来るものの庭仕事ほど楽しいものは無い。
患者さん達が畑に夢中になるのはよく分かる。

樹下美術館のソメイヨシノと成長の早さ。

2019年4月12日(金曜日)

樹下美術館には以前から雑木林にあった7,8本の山桜が今もあり、間もなく開花を迎える。
ほかに2007年の建設時に記念としてソメイヨシノを一本南側の裏手に植えた。それがみるみる成長してこの一両年は目立って立派な花を咲かせるようになった。

 

田んぼから見た本日のソメイヨシノ。
左手に5、6年前に植えた樹が咲いている。
今後これも猛烈に育ち、右の樹と枝が重なってくるのではないだろうか。

テラスと桜。

 

手許に2012年の写真がある。当時まだ小さく花も目立たなかった。

 

2012年5月、田んぼから。

同じく2012年5月、手前から。左の樹はアカシデ。

わずか9年前にはまだ添え木をされ、屋根に届くかどうかという小さな苗が、今や屋根のてっぺんを越えた。施肥をする芝生にあるので余計良く育つのかもしれない。それにしてもソメイヨシノの成長の早さは全く驚くばかりだ。

所で自然界の山桜やエドヒガンザクラは数百年は大丈夫らしい。かたやソメイヨシノは60年とも聞き、短命はクローン植物の宿命なのであろう。
春一斉に狂った様に開花する花を支え、栄養する根の成長もまた凄い。狭い場所では、もこもこと地上に現れるほど太く大きくなる(あたりを踏み荒らすからだけではなさそう)。
あらためて寿命を考えれば、今や人間のほうが長生きになってしまった。だから手入れがとても大切らしい。
私たちを喜ばせるために懸命に生きるソメイヨシノを見るときは、「今年もありがとう」と心の中でひとこと言ってもいいかもしれない。

今夕、医療で関わっている特別養護老人ホーム「しおさいの里」で春の会があった。140名のスタッフはチームワーク良くモチベーションを維持し、社会の要所を支えている。
万歳三唱が回ってきた。「集団の仕事だが互いの個性を尊重し合うのも大事」と一言述べさせてもらった。離職率が低いのは、そのような配慮が自然となされているからではないだろうか。
同ホームは5種の施設を運営する複合施設の一つで、全体の職員は250名の大所帯だ。

強風の日曜日 心に響け明日の元号。

2019年3月31日(日曜日)

気温上がらず寒かったが皆様にご来場頂いた日曜。連日の大賑わいではなかったものの、今年開館から17日間の入場者さんは昨年同期より70名近く伸びたという。早々にご来場頂いた皆様に心から御礼申し上げ、この先の励みにしたいと思います。

強い風の為、低い雲は見る見る移動し、高い雲は先端が毛羽だっている。
陽が射したかと思うと、陰っては降るを繰り返した。

 

美術館入り口、向かって左の庭に辛夷がある。間もなく満開。
本日時たまの青空が似合ったいた。

 

これは木蓮の反対、向かって右側で咲き始めた可憐な箒桜(ホウキザクラ)。

 

本日午後の樹下美術館。右端の赤味が箒桜の色。

 

久し振りにほくほく線を見に行ったところ、短時間小さな虹が架かった。

 

明日新元号が決まり発表される。まごころ込められた元号を願っている。

外れると思うが、二文字の頭はE、J、K、の組み合わせは?
永、栄、光、貴、恒、仁、順、などだが、当たり前過ぎて没であろう。

夕べに白き樹下の木蓮。

2019年3月30日(土曜日)

美術などに造詣深い方がお見えになり、ついつい閉館過ぎまで四方山話は尽きなかった。
色々教えて頂いているのに万事自然で謙虚。こんな方とは少々時間を過ぎる位が丁度いい。

 

拙歌)
樹下暮れて文化を語りし人は去り庭に木蓮雪のごとかな

あらためて陶板額を見た 小学1年生の僕の絵。

2019年3月26日(火曜日)

去る日、展示中の陶齋の陶板額の文字を一緒に読んで下さったK夫妻が昨日見えられた。ネットで検索して万葉集と分かったが、詳しい読みまでは分からなかった、と仰った。それにしても万葉の歌詠みの人々、時代下って陶齋や棟方たちの教養には驚く、と話され、あらためて陶板額を眺めて一同で感心した。

本日お天気に恵まれ、少し賑わった。午後から可愛い小学一年生と乳母車の坊やをつれたお母さんがお見えになった。お兄ちゃんが館内のノートに絵を残された。

アプローチの石板の色々な形と動き、丸い水盤、餌台と餌、花、鳥たち、花の支柱、建物、、、。とても良く観察し、描きたいものが沢山あったのですね。絵を見て私も楽しくなりました。また描いてください。もう少しカラーボールペンを増やしましょうか。

昨夜、陶齋の陶板額の詩歌が万葉集だと分かった。

2019年3月24日(日曜日)

長く樹下美術館にあって、現在展示中の齋藤三郎(陶齋)の辰砂陶板額。
民家ともくもくたる雲の空には詩が漢字で力強く書かれている。
鉄絵の具の焦げ茶、呉須の青、辰砂の赤い地色も良く、文字に力こもった陶齋の優品の一つであろう。
当館における氏の書に寒山詩、王維があり、焼き物に千字文が引用され、良寛の漢詩も数点見られるので、陶齋の文といえば漢詩しか浮かばなくなっていた。

だが件の作品の文字(詩文)はどうしても読み下せない。
作品のテーマゆえ、分からなければ持ち主として、館主として失格であろう。
その昔ある骨董店主に読みを尋ねたが、読めません、と言われたままになっていた。

このたび熱心なK夫婦に促され、展示中の陶板額の前で、あらためて一緒に読んでみた。
どう眺めても、読めるのはせいぜい天、近、光、響、見、恐、不などで、他に者?悲?がせいぜい。
特に天、響 悲に続く文字が分からず、恐には不可が続くのか?など判然とせず、結局ギブアップだった。
読める字だけ拾っているとぼんやり意味が浮かび、読めなかった字が埋まることがある。
結局それも叶わなかった。

奥様の父上は古文書が読める。それで作品を撮って父に聴いてみる、と仰って携帯を向けられた。
あるいは、幾つかの文字を並べて該当する漢詩が出るか、ネット検索してみたいとも仰った。

昨夜のこと、お別れの食事会から帰ると詩文のことを思い出し、パソコンを点け、「漢詩 天、光、響」を打ったり「詩 天 光 響 恐」を試した。
頭は冴えていたが、いずれも期待した応答はない。
待てよ、者→「は」あるいは「ば」で、助詞では?
これは漢詩ではないかもしれない。
ためしに「天 光 響 恐」だけで打ってみた。
すると驚いた事に、この文字を含んだ万葉集が一首、すらりと現れた!

 

辰砂陶板額。

「天雲 近光而 響神之 見者恐 不見者悲毛」 が原典で、詠み人知らずだった。
“天雲(あまぐも)に 近く光りて 鳴る神の 見れば恐し(畏し) 見ねば悲しも”
五七五七七のちゃんとした短歌だ。

意味として、
天空の雲に光る稲妻は、見るのは恐ろしい鳴る神か、と言って見なければまたせつない

恋の歌として、
高みにおられるあなた様は天雲で鳴る雷光のようで、逢うには畏れ多く 逢わなければ悲しいのです。

陶板を原典に照らせば、「天(あま)」の下の字は“雲”であり、「光」の後に“りて”と充て、「響」は鳴ると読み、「神」が続いていたことになる。
原典に「神之(かみの)」とあるが、陶板に之が見当たらない。
「見者恐」は“見るはおそろし”で、以下「不見者悲毛」と続き、“見ねば悲しも”と読み下すことが分かった。
「悲」の下には雲の輪郭線に紛れて「毛(も)」が書かれていたことになる。
言われればそうかな、と思うものの、原典を知らなければお手上げで、このたびはインターネット様々だった。

昭和30年前後に我が家にやって来た陶板は、ちゃんと読まれる事も無く、布にくるまれるなどしてどこかの隅で窮屈に過ごしてきた。
それが立派な万葉集を戴いていたとは、本当に気の毒をしたと思う。
調べを進めると、棟方志功の扇面に鷺(さぎ)の絵とともにこの一首が書かれていることも分かった。

詠み人知らずとはいえ、何と気宇の大きい恋歌だろう。
万葉集とは、陶齋や志功の何という教養。
昔人の創造性と感性、知識と表現に比して、今日自分の非力と貧しさは如何ともしがたい。

それらは今後の課題として、館内で鳩首し作品を判じてみたK夫妻はどのような結論に達しただろう。
近日中にお会い出来るようだが、万葉集でしたね、と仰るにちがいなく、楽しみだ。

読みをプリントして、作品に添えようと考えています。

柏崎市、富山市からのお客様。

2019年3月21日(木曜日)

19年、開館後初めての祝日は春分の日。午後外へ出てみてあまりの暖かさに驚いた。
上越市髙田で24,5度ということ。暖かさというより突然の暑さ、半袖になった人もいたのではなかろうか。

そんな日、柏崎市や富山市からお客様がお見えになった。柏崎の方は熱心な美術ファンで感心させられたと妻の述懐。午後には富山の方とお話ができた。
樹下美術館のカフェに架かる「午睡」を描かれた篠崎正喜さんの熱心なファンで、氏のホームページなどを通して当館を知ることとなり、本日来館されたということ。展示と雰囲気、立地や庭のあしらいなどお褒め頂き、「富山県には無い」とまで仰って頂き、本当に恐縮かつ光栄だった。

 

2010年12月13日、樹下美術館を訪ねられた篠崎正喜さん。
カフェに架かる氏の大作「午睡」の前で。

 

 

 


今夕、庭をいじった後で大きな月をみた。

樹下美術館、今年の新規図書その2

2019年3月21日(木曜日)

昨日に続いて新しい図書を掲載しました。図版が多く読みやすい本が中心です。

 

「香月泰男 一瞬一生の画業」 監修香月婦美子 著/香月泰男 小学館 2004/2/5発売
シベリア抑留生活が自他の生命の同一化をさらに深める。

 

「新しい教科書 民芸」 監修濱田琢司 プチグラパブリッシング 2007/2/1発売
ブームにとらわれず、民芸の本質に迫る一冊。

 

「マティスの切り絵と挿絵の世界」 解説・監修海野弘 パイインターナショナル2016/2/5発行
マチスが晩年にたどり着いた幸福な世界。

 

「観じる名碗」 世界文化社 2018/10/31発売
十五代楽吉左右衛門が多方面の著名人と語る楽茶碗の魅力。

 

 「カラー版 日本洋美術史」 美術出版社; 増補新装版 2002/12/25発行
時代と美術の相、国外からの影響など重層する歴史がコンパクトにまとめられている。

 

「カラー版 西洋美術史」 美術出版社; 増補新装版 2002/12/10発行
古代から20世紀末までこまやかにまとめられた充実のハンドブック。

 

「カラー版 20世紀の美術」 美術出版社; 増補新装版2013/8/9発行
今日に続く二十世紀の劇的な美術変革の流れが分かりやすく示される。

 

「懐かしのわが街 上越 新潟日報事業社 2008/10/1
福岡市生まれの著者が復員後生活した上越の暮らしと風景への愛情写真。

 

「死ぬまでに見ておくべき100の建築」 マガジンハウス 2016/09/30発行
モダニズム建築の巨匠作品を含め遺跡や庭園、プール、空港、ホテルまで
100の劇的な建築が紹介されている。

 

「ABERTO GIACOMETTI 」 監修 オリヴィエ・キャプラン 長尾光枝 TBS発行
独自の細い彫刻と制作への没頭で今なお絶大な人気を博しているジャコメッティ。

 

「雪の妖精 シマエナガ Snow Fairy」 嶋田忠著 銀河出版 2017年12月24日発行
世にこんなに可愛い鳥がいるとは。

 

「鳥散歩をはじめよう」 鳥くん(永井真人)著 主婦の友社 2017/10/27発売
愛らしい鳥たちと出会えるコツとヒントが満載。

 

「白鳥」 写真袋谷芳樹 日本写真企画 2016年7月30日発行
国内と遠い繁殖地における白鳥とその親子は、ただただ美しい。

 

「 YASUYAKE FUNAKOSI」 求龍堂 (2014/11/1) 発売日: 2014/101/24
いにしえの石工への憧憬を胸に祈りを形に変える探求。

 

「1001 必ず見ておくべき 世界の絶景」 昭文社 2007年3月発行
英国で発行され、世界10カ国以上で翻訳されている1001もの絶景写真集。

 

「アートギャラリー ルオー」 集英社 1986/08発売
世界の苦悩と悲しみを受容し、愛をもって描いた20世紀最大の宗教画家ルオーを観る。

以上新たな本をどうかお手にとってみてください。

樹下美術館、今年の新規図書その1。

2019年3月20日(水曜日)

今年カフェの図書を30冊購入し、これまでの一部と入れ替えました。左右のラックと本棚の上段に置きましたので、どうかご覧下さい。
15 冊ずつ二回にわたってご紹介したいと思います。

 

「ビジュアル 日本史 ヒロイン1000人」 世界文化社 2011/12/23発売
神話時代から現代まで歴史を彩った女性を画像中心に網羅。

 

別冊太陽「川瀬巴水 決定版」 平凡社2017/6/26発行
便利優先で失われた大正昭和の美と情緒がしっとりした版画として残っている。

 

「現代の数寄」 淡交社 2007/5/31発行
形式から解放され茶心を楽しむ数寄(すき)の世界。

 

「小さな美術館 棟方志功」 青幻舎 2018/8/2発行
志功の版画はだれも真似出来ない。

 

「おとぎ話の幻想挿絵」 パイインターナショナル 2011/9/21発行
物語をふくらませる挿絵の世界。

 

チェコの挿絵とおとぎ話の世界」 パイインターナショナル 2014/12/10発行
アニメーション大国チェコは絵本も大国。

 

「一度見たら忘れない奇跡の建物」 編集藤本卓英
エムディエヌコーポレーション 2017年2月12日発行
驚きと美しさ、世界から心打つ100の建築物を紹介。

 

「青海と崑崙 伝説と祭を訪ねて」
勉誠出版 (2002/06)  2002/06発売
神々のふる里、崑崙山脈の入り口で伝承される幻想的な文化。

 

「村山槐多」 窪田誠一著  新潮社1997/4/1発行
森鴎外が名付け親の槐多。22才の短い生涯の強い作品。

 

「Hidden Gardens of Japan 日本の秘庭」 ランダー・ジョン著
IBCパブリッシング2017/9/28発行
日本に魅せられ、庭を見尽くした著者渾身の一冊。

 

「小さな庭づくり」 朝日新聞出版 2018/4/20発行
草木と共に自らも成長する庭造りの楽しさ。

 

雑木のある小さな庭づくり」 家の光協会 2015/10/13発行
雑木による優しさと癒やしの庭は樹下美術館も意識しています。

 

「英国で一番美しい村々 コッツウォルズ」 小学館  2002年06月発売
絵画のような田園は英国人の心の故郷。

 

「イギリス湖水地方」 JTBパブリッシング 2014年5月1日三刷発行
ピータ-ラビットのふる里が当時のまま残る湖水地方の美しさと物語が収められている。

 

「大家さんと僕」 矢部太郎著 新潮社(2017/10/31発行
素朴は愛の原点、互いの人生を越えて心通わせる大家さんと僕。

残りの15点は後日掲載させて下さい。

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