空・海・気象
連休最後の日の旅情 大きな秋、小さな秋。
私は旅情という言葉が好きで当ノート(ブログ)で何回か使っている。
写真を撮るときもそのような光景に目が行きやすい。
ああいいなあ、と感じる情景や場面でよぎるのが旅情(のような)感覚。
この言葉が印象的だったのは檀一雄の小説「火宅の人」だった。
そこで旅情は何度か使われていて、かなでも「天然の旅情」に出会った時は、はっとした。
具体的な説明は厄介だが、言われてみれば分かるような気がした。
小説の主人公は、かなり悲劇的な出来事までも「天然の旅情」として受け入れていたと思う。
ほかの人は勿論、少なくとも自分の影法師くらいはどこかに絡んでいる情景、目の前を過ぎ行く時間、、、、。
いわく言いがたい旅情にはそんな旅人感覚がある。
さて9月の連休最後の日の旅情です。
四ツ屋浜の夕陽。直前、空一杯に広がった群雲も見応えがあった。
大きな秋、小さな秋、ともに過ぎて行く
見送る私たちは旅人でしょうか。
本日ご来場のお客様、とても感謝してます。
9月の長峰池 ミゾハギ フジバカマ 夜、凄い雨音。
昼食後近隣の長峰池へ出かけ湖畔を歩きました。
今日の日中も雲ゆたかに湧き、また浮かんでいました。
ミソゾハギ。湿地でおなじみ「盆花」ですね。
咲く環境、真っ直ぐな姿、濃い花色、、、好きな花です。
通販で安く購入しましたが、普通の庭で咲くでしょうか(沢山水やりをするにして)。
記載している時間の21時45分ころ、非常に激しく降ってきました。
東の雲にわずか明るい部分が見えて、月の場所でしょう。
それなのにここは大雨、局所的豪雨というのでしょうか、凄いです。
-長峰池は新潟景勝100選の第16位に選ばれた、美しい景観の長峰池。
古砂丘層からの湧水池で、水生植物や昆虫たちの貴重な生息地でもあります。
周囲を巡る散策コースは、春は桜、秋は紅葉と季節のうつろいが楽しめます-
以上上越市ホームページから
※駐車場は道を挟んで池の反対側にあります。そこから米山、尾神岳が良く眺められます。
見応えある雲の日 ジャンゴのNuage。
国内では様々に大雨が報じられている。
しばしば凶暴でもある気象、、、
当地新潟県上越地方の私たちの所も作夜から朝はカミナリと激しい雨。
しかし日中は穏やかで、雲は非常に見応えがあった。
頸城野の田圃は早稲が終わりまもなく最後のコシヒカリが刈られようとしている。
先日、農家の方はそのお米のことを「ヒカリ」と仰った。
ストーケロ・ローゼンバーグのギターは「Nuages(ニュアージュ・雲)」
以前に掲載しましたジャンゴ・ラインハルトの曲です。
実る頸城野、几帳面なほくほく線特急「はくたか」。
雲涼しい一日、あたりの水田は刈り入れの盛り。
美術館のデッキに隣接する田ではドードーと幾つものコンバインが鳴り、
受け取るトラックが忙しそうだった。
ご来場頂き熱心に展示をご覧になりカフェに降りられた皆様、有り難うございました。
実りの頸城野を行くほくほく線特急「くはくたか」。
最後の秋を几帳面に走る姿の立派なこと。
こうして秋は深まっていくのだろう。
美しい朝焼け 早起きの人達。
今朝5時前に目覚めた。
窓に降ろしたスクリーンが赤く染まり、開けると東の空が華やかな雲に覆われている。
日頃見ているのは夕焼けばかり。
カメラ片手に米山と尾神岳が見える近くの中谷内池に行った。
気温が上がっていて蒸し暑かったが、日の出前の空はきれいだった。
こんな朝焼けはいつ見たか覚えていない。風景は山や水で一層ダイナミックに感じられた。
左米山、右尾神岳。
夜明け前から散歩に向かう人達がいた。この時間静かに歩く人には、どこか崇高さが感じられた。
定年退職後アルコールが急増し問題になっている人の姿があった。
頑張ってください、胸が熱くなりました。
日本自然科学写真協会に入会した。
ブログ(館長のノート)に拙文と写真を載せていますが、日常も案外撮影対象があるものだと知らされます。
およそ美術館の行き帰りや在宅まわりではカメラを携行するようになりました。
虫、鳥、草花、電車、および海や空と雲などが対象です。
それらは日ごと、また季節ごとに変化して見飽きることはありません。
今年春、プロアマ問わず入会出来る日本自然科学写真協会(SSP)という団体を知りました。
電子顕微鏡などのミクロから動植物、気象、天体、地質など幅広いジャンルがカバーされていました。
さほど堅苦しさもなく楽しむ印象も伝わります。
入会には一応審査があり、申し込みは書類と2Lプリントした5葉の写真を添えるとありました。
これまでの写真から雲を選んで申し込みますと、2ヶ月余りで入会許可の通知がきました。
入会金15000円、年会費15000円と少々高いのですが送付し、過日会員証が届いた所です。
年と共に組織や団体への帰属願望が薄れ、もとより発表やコンテストもあまり関心がありません。
これまで通り少しでも長く、身の回りの事象に眼をやりながら暮しの励みになればと考えている次第です。
去る8月22日の日没後、東の空に現れた奇妙な形の雲。
コヨリのような深海魚のような形。どうしてこんな形が生まれるのだろう。
同日同じ時刻の南の雲。海へ日没しているのに山に掛かる雲が発光している。
高い雲ならともかく、なぜ低い部分が輝くのだろう。
不安定な気象 名残惜しさがつのるはくたか。
雨による広島県の土砂災害はひどい。
あすも上空の寒気や寒冷前線に入り込む湿った南からの大気などで不安定な気候が続くらしい。
本日夕刻海を見て、蜘蛛が池の先へ出て、.水田から名残惜しい「はくたか」を撮った。
如何にも不安定な空模様。
数キロの違いで晴れたり土砂降りになったり、本日はヒョウも降ったと聞いた。
こんな日に限って息を飲むような夕焼けに変わる。
猛然と夕陽を追う「はくたか20号」。
轟音とスピードから「頸城野の龍」と呼びたいほどだった。
「はくたか」は日に日に名残惜しくなります。
今日はかなりイメージに近い写真が撮れました。
昼の雲、夕の雲 お客様ゼロが無くなってきて。
午後最高気温が34度になる暑い一日でした。
昼の空は晴れ上がり関田山脈からいくつか高い雲が立ち上っていました。
美術館では昼のカフェは賑わったが午後は展示もふくめて閑散だったということでした
閑散と言えば当初の数年間は来館者さんゼロの日が時々ありました。
しかし幸いなことに、昨年あたりから年間を通してそれが全く無くなったのです。
このことでは当館のことが少しずつ口コミやネットで広がっていること。
カフェの常連さんたちが底で支えて下さっていることの二つが大きいと思われます。
常連さんの中には、誰も来なかったら電話してと、携帯番号を窓口に知らせて下さった方もいるのです。
「万事心込める」、今後ともそのことを胸に皆で頑張って行きたいと思います。
私のノートには雲や夕焼けが頻繁に登場します。
昼の雲のことは少しは分かるのですが、日中のうちに夕焼けの善し悪しを予想するのは大変難しく思われます。
本日は外出していた妻が帰りの車中から、すごくなりそう、と電話をしてきました。
診療を終えて先日の潟川に行ったところ、雲全体が燃えるようになりました。
次第にきれいな夕焼けが見られる季節になりますね。
静かな夕刻の柿崎海岸。
夕方随分ご無沙汰していた柿崎海岸を歩いた。
遅い時間で海に人気は無かった。
私のお盆休みは終わる。
本日もお天気は優れず海は静かだった。
いつかもそんなことがあったが、帰ろうとすると海面がざわついてきて大きな魚が跳ねた。
陸は静かだが海は元気なようだ。
夕焼けの写真を撮ったあと、灯に誘われて自販機の飲み物を買った。
台風一過の空 憎らしいカボチャ。
今朝までに台風11号は当地の沖合を抜けて行った。
上越地方はさほど目立った被害はなかったようだが、一日中強い風が吹いた。
多くの台風がそうであるように、去った後の空にはさまざまな雲が現れて興味深かった。
夕暮れ時、塵が払われた空の雲は四方まで華やかに染まっていた。
雲が雲を噴出しているような昼の空。
高いすじ雲に低い雲が重なっているだけのようですが、面白い光景でした。
本日お会いした88才のおばあちゃんは気丈な独り暮らし。
右手に新しく湿布が貼られていた。固いカボチャに手こずったらしい。
「カボチャと格闘したので痛くて痛くて、憎らしいカボチャだわ本当に」と仰った。
肩も胸も痛いということ。
一時は寝たきりが心配され関係者で相談会も行ったが、春から老人カーでトイレに行けるようになった。
今は新聞を読み読書をし墨絵を描き、前向きに暮らしていらっしゃる。
カボチャと言えば昔、母から切ってといわれて切ったことがあるが確かに石のようだった。
本日見かねた看護士が少し茹でてから切ったらどうでしょうか、と言った。
何かあれば飛んでくる息子さんが近隣にいるが、本人はここがいいと仰る。
カボチャと格闘されたおばあちゃん、多くの人が無事を祈っている。
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