2009年1月5日

画家。それから子役

2009年1月5日(月曜日)

 正月休みも昨日で終了です。昨日は二つ良いことがありました。
一つはなんと言っても「村山陽の軌跡」展を見られたことです。先生が新潟大学教育学部藝能科で学ばれていたころ、自分はそこの前を通って中学校に通ったことを年表で知りました。あらためて先生と作品に何とも言えない親しみを覚えました。

 

 作品は着想から色彩、タッチなど全て絵画センスにあふれて楽しめました。「デッサンをやれば色もよくなるよ」。天与の才に加えて、優れた助言と懸命な反応努力があったのですね。
「手足は難しい」、倉石隆の言葉です。村山氏の絵には手足がしっかりと描かれ、対象の心が如実に語られていました。実体の品格に出会えた貴重な時間でした。上越大和で6日までの開催です。

 

 二つ目は「天地人」の始まりです。
与六(後の兼続)役の子役・加藤清史郎の素晴らしさ!脚本家はこの役者のために、台本を書き直したのでないか、と思わせるほどの俊才ぶりでした。喜平次(後の景勝)役の溝口琢矢も立派でした。

 

 早くも与六と喜平次の間に「北斗の七星の定め」と「木の葉と樹」の運命が示されました。景虎ファンとしては少々気がもめます。

 


「村山陽の軌跡展」賑わった会場

 


20歳代、100号の大作がずらりと並ぶ

 

※素晴らしい村山先生を観た日、自然と小生の絵の掲載は先延ばしに、、、。 

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