新潟県立大潟水と森公園にリス

2009年12月1日(火曜日)

 朝から特別に良いお天気に恵まれた。それで昼休みに近くの新潟県立大潟水と森公園へ行った。そこで嬉しい発見と撮影ができた。リスとの出会いだ。

 

 あるゾーンに入ってすぐのこと、リスが地上からするすると木登りをする所を目にした。カメラを向けると高い所で隣の杉に移ったところだった。

 

 枝かげになったがモニターに写っていた。目新しいことではないかも知れないと思いつつ、管理棟でパークレンジャーにお会いした。春にもお会いした彼はとても熱心なレンジャーだ。モニターを見て、驚いた様子でコピーをさせて欲しいと仰った。以前から入場者による目撃や松ぼっくりの食べ跡などからリスの生息が考えられていたという。しかし自分では見たことはなく、写真も初めてということだった。コピーはすぐに終わった。

 

 

 ニホンリスであれば九州中国ではほぼ絶滅したといわれている。本州でも貴重な存在になりつつあるようだ。そもそも自然では一定の閉鎖した森林環境でしか生息しないらしい。建造物や芝生中心の「いわゆる公園」での野外生育はいずれも失敗に終わったという。

 今日見たリスは今後、当公園の環境指標の一つになるだろう。リスがずっと無事で、公園が魚類・植物・鳥類だけでなく、小動物の生息でも豊かな場所であることを祈った。

 

 ところで公園の一部である朝日池は、貴重なハクガンを始め多くの鳥たちの飛来地だ。今日も遠くは名古屋、京都、長野などからの車が並んでいた。彼らが構えるカメラが巨大で並大抵のものではないことに驚いた。

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