日本橋 ときわ木の御菓子「若柴」に善五郎の雀のお茶碗

2011年1月24日(月曜日)

 きめこまかいあずきを砂糖でコートした半なま系統の御菓子「若紫」。綿密なあずきと滑らかに装われた砂糖の歯ごたえが嬉しい。見た目以上に濃厚な味わいでお茶のお代わりが欲しくなる。

 御製は日本橋のときわ木、若紫は年に三回だけ予約を受けるという。

 

若柴  御菓子「若紫」の箱表

 

 20数年前に求めた永楽善五郎の雪中の雀のお茶碗で頂いた。偶然源氏に見初められ、いずれ紫の上となる若紫はまだ愛くるしい少女。出会いは愛玩の子雀をいたずらによって逃がされた騒動の最中だった。善五郎のお茶碗に今夜の出会いがあったとは。

 

 御菓子を届けて下さった方の有り難みを思い、雪の夜にかみしめるように頂いた。

 

               お茶と
雪の越後で若紫と小雀が再会

 

 さて当地では、一旦緩んだ寒波が再び猛威を振るい始めた。上越市は大雪災害警戒対策本部を設置、かなりの地域ですでに県災害救助条例の適応基準に達している模様だ。明日我が診療所も駐車場の除雪に業者さんが入る。

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