「夏は来ぬの」小山作之助物語の発行。

2013年4月4日(木曜日)

去る3月29日の上越タイムスおよび4月4日の新潟日報に「小山作之助物語」発行の記事が出た。生誕150年を記念して出版され、学童向きとしてA4版53ページにわたる書物の漢字はしっかりルビがふられ、要点は明確で大変に読みやすくなっている。

編者は上越市大潟区で続く卯の花音楽祭実行委員長の堀川正紀氏と委員の山本栄美さん。

作之助は学校教育に音楽を取り入れ、作曲、演奏、教授する先生や演奏家を育てる東京芸術大学音楽部の礎を作り、「音楽教育の母」と謳われる上越市大潟区出身の人です。

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上越タイムスの記事。どうか大きくしてご覧ください。

作之助新潟日報記事

 新潟日報の記事。どうか大きくしてご覧ください。

冊子はA4版で53ページ、大潟区在住の小嶋秀男さんのイラストも素晴らしい。

14ページ上京してからの作之助です(本文14ページ)。大きくしてご覧ください。

15ページ作之助は現明治学院大学に通い、芝寮で同宿する海軍軍楽隊員と夜を徹して音楽談義をしたという(本文15ページ)。

以前触れたことがありますが、文久3年(1864年)生まれの作之助の母トヨ(弘化2年・1845年生まれ)は私ども杉田の出です。また作之助の弟・直次郎は当家に養子入りし、私の祖父になります。

縁者にあたる先人について普段何もせず、堀川先生はじめ皆様に顕彰事業をお任せしていること、大変心苦しく思っています。

このたびの出版は要点急所への配慮が素晴らしく、ご苦労のほどが痛いほど伝わります。

今後手許にある若干の写真や資料とともに、作之助に関する話題(作之助の短歌、還暦祝賀会、音楽葬、前島密の養女格であった松夫人、団伊玖磨氏の随筆など)、を掲載して参りたいと思います。上掲しました文書画面が小さく、拡大の労をお掛けしますこと申し訳なく思っています。

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