2015年8月14日

待っていた雨 お盆の出入り。

2015年8月14日(金曜日)

「異常な暑さ」を嘆く毎日だった。
「暑くていいんです、盆が来たら降ればいいんです」
ちょうど一週間前、一粒も雨が降らず猛暑を嘆くと農家の方が仰った。
それが盆に入った昨夜遅くから午前まで、ちゃんとしっかり降った。

農家の方の言う通りになってきて、こんな流れがお米にも良いのだろう。

雨のおかげで本日雲らしい雲が湧き、アブラゼミが元気を取り戻し、
畑が助かったという声を聴き、庭の水やりも当分休めるようになった。

いまお盆客の出入りは患家に、通りに、お寺に、そして樹下美術館に見られる。
・訪れた家で認知症が進んだおばあさんは、お客が出入りする居間でじっとして緊張の面持ちだった。
・軽い脱水症のおじいちゃんを心配して、東京から帰省中のお孫さんが付き添って受診された。
・皆が集まったといって9人もの地元のご一家が樹下美術館で昼食とお茶をされた。
・一昨年の主体展で倉石隆の「琢也」を見たという東京の青年が、90才の実家のおばあちゃんと来館され楽しまれた。

そして今夕、水蒸気いっぱいの雲が茜に染まった。

1上越市大潟漁港。

2大潟漁港で刻々変わる空の色。
このあとしばらくして雨が降り出した。

本日長岡市からの男性が、拙館長のブログを見て雲に興味を持つようになった、と仰ったという。
有り難うございます、今夕は久し振りに見応えがありましたね。

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