落ち葉の情景。

2015年10月25日(日曜日)

 

拙詩)
風の無い先日の庭で色づいた桜の木から一枚の葉が落ちた
落ち葉はあっと言ったように思ったが、二三度回ると草むらに消えた
落ちていく数秒、芽吹きの雨音から初夏のおしゃべりや
真夏の沈黙や秋の高い空などを思い出したのかもしれない

小雨が降った夕暮れの街をケヤキの枯葉が走っていた
木の葉はみな小さくて 、まるで大勢の子どものようだった
かたまって車の前を横切ると、次は反対に走り出す
おっと危ない、今度はこちらに向かってやってきた

晴天の北風の丘で真っ赤な桜の落ち葉が舞っている
さらさらさよなら、さらさらと幹に別れを告げている
見えなくなった彼女らは、南の土手に集まって
ぽかぽかうとうとぽかぽかと、日向ぼっこをしていたよ

北風空を鳴らす頃
己(お)の身を赤く染め終えて
何億枯葉が舞い落ちる
今日の日射しに暖まり
眠れや花の夢を見て

006 先日の樹下美術館の庭。

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