野イバラ(野バラ)と齋藤三郎(初代陶齋)の壺。

2016年5月25日(水曜日)

先日まで樹下美術館一帯はアカシアの白い花が沢山見ら
れていました。
それも終わり、いま路傍などに野イバラが咲いています。
野イバラはいわゆる野バラに相当する植物です。

茂ってトゲもあり、容易に触れにくい花ですが、近づくとと
ても良い匂いがします。

 

1
↑野イバラ(野バラ)。

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↑上掲写真の部分をトリミングして拡大。

 

さて樹下美術館に齋藤三郎(初代陶齋)が野バラを描いた壺
が二つあります。
一つは青(るり色)の地に黄色で描かれています。

2
↑初夏の青空を思わせる地色の「色絵のばら文壺」。
縦横22,0×26,0㎝

 

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↑「上掲の一部を拡大しました。

 

もう一つは現在展示中の作品で、赤い地に金彩で描かれ
ています。

3
↑「赤絵金彩野薔薇文壺(あかえきんさいのばらもんつぼ)」
縦横20,0×16,9㎝

あでやかな赤と金、才気と情熱が伝わる作品です。
(「ばら」と「薔薇」とありますが、器の箱の記載通りにしました)

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↑上の写真の一部を拡大。
二つの作品とも軽やかな筆致で花の喜びを伝えています。

野バラを描いた陶芸家は珍しいと思われ、陶齋の花への親し
みが伝わる作品ではないでしょうか。

アザミの季節にもなりましたので、近いうちにその作品も掲載
したいと考えています。

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