2020年12月3日

時雨の合間の日射し 愛らしい落ち葉 カフェにシベリウスのヴァイオリン 山裾に雲のいたずら。

2020年12月3日(木曜日)

しぐれる午後のカフェにいると、突然遠くに陽が射してきた。
まだ雨が残る風景の向こうが明るくなっている。今ごろよく見られる絵画的な光景で、いっとき気分が明るくなる。

こちらまで陽がやってきて外に出てみた。

 

 

2枚とも美術館の裏手で。

 

玄関前左手のモミジ。

 

カフェ右手のモミジ。
この二本が落葉するとほぼ全ての落葉樹が散り終わる。

 

上掲の株立ちの根本に落ち葉が集まっている。
北風を避けて肩寄せ合う。ああと声がでるような可愛い情景。

午後遅く、ほくほく線の田んぼに行ってみると奇妙な雲。
ときたま変な現象を目にする事があり、これも変わっている。

 

まもなくモヤモヤと消えた。
もう面倒なので理由の詮索などは止め、雲のいたずらということにした。

12月20日が最終日の樹下美術館。例年今ごろ、雪はどうなるだろうと思案して過ごす。
皆さんに聞くと予報は、当初の「多い」から「例年並み」に変わったようだ。

本日お客様が持参されたSPレコードでシベリウスのヴァイオリンコンチェルトを聴いた。木枯らしの庭に澄んだヴァイオリンが響き、北国のオーケストレーションが熱くバックアップをした。第1楽章だけだったが終わると拍手が鳴った。

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