二件の在宅訪問、アザミと猫さん どくだみ茶。

2022年5月16日(月曜日)

本日の訪問診療は二件。いずれも雑木林を通るので道中はさわやか。一件目のお宅が近づくと「この辺にアザミが咲いているはず」と同乗の看護師に話した。

少し進むと道の両側に併せて数十本の花が見られた。やや日陰のせいかまだ多くが蕾だった。

 

一件目のお宅の近くのアザミ。

最初のお宅で用件を終えて庭に出るとテーブル状の庭石の上にドクダミが干してあった。

これに干したセンブリとアマチャズルを加えてどくだみ茶を作るという。
それを日常のお茶として長く飲用していると仰った。

お宅の猫ちゃんが近づいてきた。

先回から甘える仕草をするようになった。過日はスズメを獲ったらしい。
捨て猫を保護され今日に到っているとお聞きした。

次は数キロ離れたお宅へ。
開けた雑木林の水路に添って走りながら「こんな所にもアザミがあってもいいんだが」と言うと、看護師が「あそこ、あそこにあります」と言った。

やや離れた高い土手の上に沢山咲いているアザミ。
濃い紫色の茎は初めて。珍しいかもしれない。

二件目のお宅で車を降りると、看護師が今度は「あっ、猫」と言った。

近くのお宅の玄関に白黒の猫さん。遠目にとても格好良く見えた。

本日2カ所のアザミと2匹の猫に出会った。何かと利害信条が衝突しあう人間社会と違って、花や猫さんたちとは気楽な関係で良いため、心身が休まる。

お訪ねしたのは間もなく100才の方と1002才になったお年寄りだった。温かい目で大切にされているのがよく分かる。

 


倍賞千恵子の「あざみの歌」。澄んだ美しい声に癒やされる。

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