花鳥・庭・生き物

2019年の仕事を収めた日の短い午後 雲、土留め、ねぐら入り。

2019年12月28日(土曜日)

本日28日土曜日、午前で今年の仕事を終了し一応正月休みとした。
以下に本日の動向を写真とともに並べてみた。

 

冷たい雨、時にアラレの合間に陽が射すような午後の四ツ屋浜。
右の低い雲から吹き出すような降水雲。
言葉は悪いが、常ながら「雲が失禁している」ように見える。

四ツ屋浜から美術館へ。

南に向いたこの傾斜地に煉瓦で土留めをするつもり。

 

体に障らぬよう手抜き仕事。
高さのある薄く安い煉瓦を用い、根が通っている所は石を置いた。
ヒュウガミズキ、クリスマスローズ、アスチルベ、キョウガノコ、
アジサイ、そして百合やキキョウなども咲くようにしたい。

 

傍らで冬眠中の樹下美術館。
あっという間に春が来て目が覚めるであろう。

庭が終わると16時を回っていた。お天気が持っていたので雁たちのねぐら入りを見るべく朝日池へ向かった。

 

間もなくコウコウ、クアワクアと鳴きながら次々に群がやってくる。
明るく賑やかな声は喜びに満ちている。

 

およそ湖上を一回りして着水する。

 

暮れる朝日池。鳥たちは写真のはるか右方の遠くにいる。
およを30分ほどで全体が静かになって。

休みの間に晴れる日があれば、朝のねぐら立ちも見てみたい。

タカサゴユリの種蒔き 机上の紙は第三の脳?紙のパソコン?

2019年12月26日(木曜日)

お客様からタカサゴユリの種を沢山もらっているので、昨日の昼に少し撒いた。空き場所にスコップで縦横の溝目を付けて種を撒き、上から薄く用土を掛けた。
狭いが空いていそうな場所三カ所に撒いた。まだ沢山残っているので空き場所を見つけてどんどん撒きたい。

 

乾燥した実からこんなに沢山の種が採れた。

 

種の拡大。

タカサゴユリは強い花だと聞いている。時々沢山咲かせている庭を見て感心する。しかし樹下美術館では中々上手く行かない。このたびの種蒔きで発芽から開花まで少なくとも3,4年はかかろう。この先の夏、庭のあちらこちらで群れ咲くタカサゴユリを夢見て待ちたい。

木曜日午後は仕事休みの日。美術館も休館に入ったため時間が作れるはずだが、あいにくの雨降りで予定の庭仕事が出来ない。
机にはこの数日で介護保険の意見書5通と施設入所のための書類1通が置かれていてそれを済ませた。

さてその机は以下のように大きめの紙が敷かれている。今夏以来これをメモとして使ってきた

書き終わった現在のメモ。向こうに黒いキーボード。

この紙の裏は既に使い終わり、その後ひっくり返して使っていた。

終了している裏面。紙が薄かったのでぐ少々しゃぐしゃしてきた。
特に重要な事がらは赤いマーカーで書く。
紙は10月上旬からおよそ二ヶ月半で裏表を使い終わった。

紙には19号台風から、ゴルフの渋野と畑岡、ラグビーワールドカップ、幾つかのアドレス、抗がん剤、柏崎の川、事業所講話の予定日、書類の提出期限、マズローの成長理論、血液型の欺瞞、購入予定の書物、上京のホテルの電話、歌劇ノルマ、忘れかけていた英単語、昔のアルト歌手の名から最近の歳寒三友etcまで記入され、色々お世話になった。

上掲の紙は本日の日付を記して終了とし、新たな紙に取り替えました。

新年に向けた紙はやはり古いカレンダ-の裏。
物忘れが進む昨今、座ると目の前にある大きな紙は大事。
誠にローテクですが、私の第三の脳?紙のパソコン?かもしれません。

小春日和の田 田一面に光る蜘蛛の糸 白鳥と同じ二番穂を食べてみるその1。

2019年12月10日(火曜日)

昨日に続いてよく晴れた本日。
昼に美術館の南手に続く田んぼへ出てみた。
出て少し右手の田を見ると一面に白く光っているのが見えた。まだ納得出来る呼び名が無い、例のあの現象である。

 

 

ここでは田の三分の二ほどが光っていた。

光っているのは無数の細い蜘蛛の糸であることが見て取れる。

 

多角形に編んであるのではなくみな同じ方向に積もるように並んでいる。
わずかな風に揺られてふわふわと小さく波を打つ。

蜘蛛の糸に間違いないと思うが虫自身は見えない。

2014年以後、晩秋から初冬の好天の日の同じ光景を4回、このノートに記載したことがあった

 

蜘蛛の糸に浮かんでいるような白鳥たち(2014年)。

当節の蜘蛛の糸に関して、雪迎え、雪送り、糸遊(いとゆう又ゆうし)、流れ糸、英語でバルーニング、gossmer(ゴッサマー)など、ウェブサイトに記載が見られる。
これらはには、この時節の良い天気の日、蜘蛛が尻を空に向けて糸を吹き出し、風に乗せると自らもその糸に付いて遠くへ旅立つ現象、ないし空中を浮遊する蜘蛛の糸、を呼ぶと記載されている。
但しgoo辞書のgossamerには草むらにかかったり空中に浮遊している)細いクモの糸、の記載があった。田んぼに掛かる雲の糸は英語はゴッサマーでよいのかもしれません。(※問題は日本語ですね)

私が見た冒頭の現象はちょっと目に分かりにくくても、出来れば逆光の位置で少し腰をかがめればかなり明瞭に見える。
過去、記載したものはいずれも同じような小春日和に見られた。一度だけ細い糸が空に飛び立ち、最後の方に小さな虫体が付いていたのを見た事があり、それがいわゆる〝雪迎え〟〝雪送り〟だったのでしょうか。
実は田だけでなく、ゴッサマーで言うように好天の日の芝生や枯れ草に、無数の蜘蛛の糸が揺れているの目にすることがある。

空中を飛ぶ蜘蛛の糸はまれにこれかな?というものに出合う。しかるに田んぼ一面の蜘蛛の糸とはなんであろうか。
空想するに、当節の穏やかな温かい日蜘蛛は糸を放つが、場所や時間により風が弱く、遠くへ飛ばなかった糸がこのように田に付いたままになるのではないだろうか、という考えである。また田んぼや芝生などには特有の小さな蜘蛛がいるのではないか、とも思っているが、如何であろう。

だがかように時節を決めて出現する明瞭な現象にも拘わらず、あまり一般に取り上げられないのを不思議に思っている。
以前何人かの農家の人に尋ねたことがあったが、そういうのは知らない、と仰った。
あるいは時節に敏感な俳人が詠んだり、季語として名付けていないのも不思議と言えば不思議なことだと思っている。

 

話変わって本日田に近寄ると稲の切り株から二番穂が盛んに出ている。
気のせいか今年は例年よりも沢山実っているように感じられた。

 

切り株が15から20㎝の高さ。その中から穂が出て先端が実っている。

 

穂の部分。
今まで二番穂はちょろっとしているだけであまり実が入っていないのではないかと思っていた。
ところが今年はしっかり膨らみ頭を垂れているものもよく目にする。

そこで一本、作主のナショカン(ナショナルカントリー)さんに失敬して取らせてもらった。

 持参した本に乗せた穂。

手に取るとかなりしっかり実が入っている感触。

その穂をしごいて〝脱穀〟

 

爪を使ってかろうじて米を取り出した。右はモミガラと実が無かったモミ。

脱穀、籾すりをして採れたのは20数粒の玄米。明日もお天気らしいのでナショカンさんにお断りしてこの二三倍を採り、ガーゼに包んだものを炊飯器に入れ、一緒に炊いてもらおう。

今年は例年以上に白鳥の数が多く感じられる。雪が降らないせいもあって鳥たちは一心不乱に二番穂を食べている。彼女らはモミのままで一向に困らないらしい。

その白鳥と同じ物を食べてみる。どこか幸せな予感。

 

追加です:田んぼで見てきた蜘蛛の糸。本日gossamerという英語に出合った。最後の頼みは例によってYouTube。
gossamerで試すとテントに同名の商品があるらしく、テントばかりが出る。
gossamer on fieldで探すと幾つかの動画がありました。

 


この動画は部分的ですが、本日見た田んぼの様子に似ています。

YouTubeは本当にさすがです。
一方国内のサイトは蜘蛛のバルーニングで調べますと少しずつ分かってきました。後日再度書いてみます。

樹下美術館、朝な夕なの庭。

2019年12月8日(日曜日)

一種適当に維持している樹下美術館の庭は何風と問われても名付けようがない。目立つ石を置いたり松を剪定するのでは無く、作意無く出来れば自然な感じで清々して見えれば良いと考えている。
しかし自然な感じで清々というのは案外難しく、放っておけば直ちに枯葉累々、草ボウボウ、花はうなだれ、一目で手抜きがばれて皆様にはご不快の種となるはずである。

本当は毎日でも自ら手入れをしたいところだが、そこまで時間がなく、いい庭ですね、と言われても、この程度で済みません、と心の中で謝っている。

今年の営館も間もなく終わる。
今いち、と思いながら私なりに愛している庭。
作品、スタッフとともに庭にもご苦労さまでした、とねぎらいたい。

 

一昨日の芝生に散っていたモミジ。

 

冬木立と冬雲。

 

本日夕刻見上げると厚い雲が途切れ、月が昇っていた。

 

茜が南方に移動してもうすぐ冬至が来る。

今年から終了を少し早め、来る12月20日で冬休みになります。
間もなくですが、それまでどうか宜しくお願い致します。

集団の白鳥 夕刻の渋柿浜は大潟漁港。

2019年12月7日(土曜日)

本日土曜日、午後から車を走らせ近隣を巡った。

 

 

上掲の二葉の写真は本日柿崎区のコハクチョウ。
賑やかに見える群に何か意味があるのだろうか。

美術館に寄って遅い昼食。妻の友人が来館されていて過日の茶会の慰労をして頂いた。

夕刻は雲の様子が良いので大潟魚港へ足が向いた。

 

左手に突堤が見える。

釣り人がそこから帰って来たので、替わって先へと歩いてみた。

 

突堤の先端に小さな標識灯があった。
濡れている所は滑るので慎重に歩かなければならない。

 

 

 

突堤から西方の眺め。空が赤く染まり雪の妙高連山が浮かんでいた。

幾分寒さが和らいだ本日日中。
昨日髙田や妙高市はわずかな積雪があり初雪になった模様。大潟区、美術館の辺りの頸城区は痕跡程度だった。
明日は雨がちで空はぐずぐずするらしい。明けて月火にお天気マークが付いている。

荒れる冬空 イソヒヨドリ ブリと大根の煮付け。

2019年12月4日(水曜日)

荒れた天気はしばらく続く模様。
すでに暗い空を見てもさほど沈鬱にはならない。

 

田に冬雲がうず巻き

 

かかり始めた虹は間もなく消えてしまった

 

だが荒れる浜に一羽のイソヒヨドリ

 

そんな日の夕ご飯に小さめのブリのアラと大根の煮付けが出て
それを時間をかけて突っついた。

春秋の混在 どうか自然は平然としていて。

2019年12月3日(火曜日)

今年の夏~秋は異常な高温が繰り返され、台風ありフェーン現象ありで草木には気の毒だった。米にも影響し、県下一帯で等級が下がった。
農家へ在宅医療で訪ねた際、米の等級が下がった話になった。買い取り価格もかなりさがってしまい、ご主人はしょんぼりされていた。
見た目だけの問題。味はそう変わらないので、安くなった分消費が増えればいいですね、と言うと。期待しましょう、と案外明るい返事をされた。これからは夏期の田の水温を人工的に調節する仕組みが求められるらしい。

そのようなことで、樹下美術館の樹木にも異変を生じていた。

11月28日の写真。

手前のアオハダはが9月に一旦落葉し、10月になると今年二度目の芽吹きをして新緑になった。
アオハダの緑はそのまま続き、周囲のカエデの紅葉の中で誠にアンバランスな眺めだった。
現在モミジはほぼ散ったが、4本あるアオハダは緑を保っている。間もな降る雪に果たしてどうなるのだろう。

 

先日ハクチョウを見に行った折、農家の庭で梅が咲いていた。
傍らで柿の実が赤く、めまいがしそう。

今期このようなことは随所で見られていると思う。
この先毎年の現象となれば、1年に2回開花したり芽吹いたりで、木々は本当に困るだろう。

年のせいか世の中の多方面で奇妙なことが生じているように感じる。
自然だけは平然としていてほしいと、心から祈っている。

早起きをして海を歩き鳥を見て美術館へ オルゴール、猫、再び鳥 こどもには 良いものに接する。

2019年12月1日(日曜日)

12月1日。
本日日曜日は晴天の予報だったので、珍しく早起きをした。
早いと言っても7時少々前では、早起きとして通用しそうになく、恥ずかしい。

7時半ころから柿崎を一時間ほど歩いた。大勢の釣り人や静かになった海を撮りたかったが、残念なことにカメラを忘れていた。
海の後一旦家に帰り、朝のハクチョウ見にカメラを持参して昨日の場所へ向かった、

米山を背に朝日を浴びて次々にやって来るハクチョウは大変美しく、いくら見ても飽きなかった。

 

 

 

新たに鳥が来ると先に来ていた一群が一斉に見上げる。
大きな花びらが舞い降りる華麗さ。

ハクチョウの後は近隣の新潟県立大潟水と森公園へ。

 

好天に恵まれた初冬の園内。この先でエナガに出合う。

国内で飛翔する最大の鳥の後は小さな鳥へ、お目当てはエナガ。前回出合ったのと同じ場所へ行ってみるとはやり居た。チー、チー、あるいはキッ、キッと小さな声で鳴くエナガ。素早い鳥なので中々上手く撮れない。

木々を移動するのに付いて回り、何とか少し撮れた。私の腕ではピントもサイズもいまいち。以下中からましなものを載せました。

日本で見ることが出来る中で最も小さい鳥と言われるエナガ。北海道のシマエナガは抜群だが、当地のエナガも大変可愛い。

エナガとシジュウカラはよく一緒にいるという。この日も何となく一緒。

エナガに比べればシジュウカラはまだ撮りやすい。

 

午後美術館に出向くと、カフェは忙しそうだった。馴染みの親子さんと一緒に食事をした。

過日の東京行きのレストランで求めたオルゴール。
映画「ボディガード」の主題歌「オールウェイズ・ラブ・ユー」
がポロンポロンと流れる。
オルゴールの馬にテーブルにあったマユビトやルパン三世のミニチュアフィギュアが
ことごとく付けられていた。お客様が楽しまれた様子が浮かび、買って良かったと思った。

 

裏手の農道で和んでいた猫。
近寄るとのそりと起きた。

上掲のハクチョウは柿崎区だが、美術館周辺の頸城区ではどうかと車を走らせた。
高速道路の頸城バス停南側の水田に群がいた。今年はハクチョウが多いかも知れない。

 

クチバシを使って稲の切り株周辺を突っついている。
稲の根を食べているらしい。

 

群の中の一組のカップル?。ほかの鳥たちが熱心に食餌をしているなか、二人はしばし寄り添うばかり。

寄り添う二羽。
手前の鳥は片足を挙げて足の冷えを回避している。ハクチョウではよく見かける。

ほかの鳥が来ても離れない。

新婚さんなんだろうか。

 

遠くに居た一団が若鳥を先頭に歩いてきた。
ねぐら入りの時間が近づいたようだ。

頸北地域の水田に飛来するハクチョウは、朝日池や青野・上吉野の湖沼をねぐらに日中は周辺の田へ食餌に行く。農業と鳥が自然な形で住み合い、独特の平和感に心なごまされる。
比べて長年餌付けをして大量の鳥を集め観光資源にしている所もある。非常に不自然で、鳥類の脆弱化が心配される。そろそろ止めてはどうかなと思うが、どうだろう。

さて過日はおばあちゃんと娘さん親子が来館された。
まだ小さなお嬢さんは絵本を読んでいる。
その時のお母さんの話。
〝こどもには小さい時からできるだけ良いものを見せてあげたい。先日は箱根の彫刻の森美術館や国立都科学博物館に行きました〟
お子さんの嬉しそうな顔がとても良かった。

素晴らしい。
豊かな人生のために私もまったく同感。
そのことは幸福への道のほか,不運な孤独を耐え克服する糧にもなろう。
昔はよく耳にした先のお母さんの言葉を、久し振りに聞いた気がして新鮮だった。

さて良いものに接するのは、そんなに難しいことではない。
間違い無いのは美術館、博物館であろう。また歴史的・伝統的文物や場所を訪ねるのも良い。地域の文化イベントにも面白いものがあろう。少々高級な品は見るだけでもまずは良いし、どうしても欲しくなれば節約を心がけて求めてはどうだろう。味覚は頭脳を開発すると信じているので、年に何度かは少々高額でもランクアップをしてみたい。音楽しかり、名著、名画の書物や映画も身近にいくらでもある。
よいものとは、先ずは飽きがこないもの、光を放って自分を呼んでいるものであり、出合う前提として自然への親しみは全て基本中の基本かもしれない。
それらの中から良いものの系統やトレンドがおのずから整理され、自らの好みが形成されて行けば最高だ。
良いものに接する事はいわゆる〝お勉強〟とは少々違う。それを楽しむ、それに親しむ、あるいは幸福に感じる、ことが決め手ではないだろうか。
樹下美術館も良いものの対象たるべく努力を続け、その末席を維持して行きたい。

本日富山県美術館の方が来館されたと聞きました。
遠路本当に有り難うございました。
本年5月に富山市を訪ねた
ぜひまた伺わせて頂きたいと思っています。その折はどうか宜しくお願い致します。

鳥(チドリ、カラスとムクドリ、コハクチョウとヒシクイ、コハクチョウの親子、チョウゲンボウ、トビ) 米山、尾神の雪化粧。

2019年11月29日(金曜日)

少し溜まっていた鳥の写真を並べてみました。

以下は10月の柿崎海岸のチドリです。一見よく分かりませんが4羽います。

簡単でしたね。

以下は11月15日のカラスとムクドリです。

カラスが襲うように降りてきました。

特に騒ぎにもならす、カラスはムクドリの食事をじっと見ています。

突然ムクドリが飛び立ち、カラスが見上げます。

近くの農道に車が来たのでした。

ムクドリたちが食べていたものは多分草の種。クチバシの大きいカラスにはちょっと食べるのが無理ではないでしょうか。

以下は本日午後の頸北地域の水田です。
大小5つの群で合計500羽くらいを見ました。随分増えました。

ヒシクイが混じっています。
敏感なマガンやヒシクイはおっとりした白鳥とよく一緒にいます。
この辺りの白鳥はほぼコハクチョウですが、ガン達をかばっているように見えます。

ハクチョウは頭を上下させ、しきりに刈り田の二番穂を食べているようです。

手前にサギが来ました。口の形が違うので稲穂を食べることができません。間もなく飛び去りました。

 

帰り道、随分道路の近い所に居た小さなグループを写しました。

 

家族や親族で集まっているような感じ。

 

稲穂を食べる親子。真ん中の個体が親ですね。

 

穂をしごくように食べています。
刈り取った後の株から出る小さな稲穂を二番穂というようです。
これにどれほど実が入っているのか定かではありません。
あってもわずかと考えられますので、休みなく食べるのでしょう。

 

チョウゲンボウではないでしょうか(11月28日)。
小型のタカの仲間で、一羽で行動し野鳥を狙っているはずです。

たまたまトビが輪になって飛んでいました。お見合いでしょうか。

 

本日、米山さんと尾神岳が以下のようにちょっぴり雪化粧をしていました。

 

昨夜から厳しい寒さに襲われましたが、日曜日にかけて晴れるようなので、ほっとしているところです。

沢山並べてしまいました。

コハクチョウの小さな群 一羽のハクガンがマガンに混じって降りた。

2019年11月13日(水曜日)

一週間ほど前、コハクチョウが150羽ほどいました、とある方から聞いていた。
そこで一昨日日曜日、午後から田を見に行くとそう遠くない場所で50羽ほどの群を見た。

 

 

見ているとほかから時々数羽が降りてきた。
この写真ではマガンも一緒だが、彼らの群は数百メートル離れた所にあり、
ハクチョウだけがまず田に降りる。

 

すると頭上をマガンが通っていった。

驚いた事にその中に一羽の白い個体が見える。ハクガンに違い無い。北国のどこかで、マガンに混じってしまったのだろう。たった一羽で一緒にここまで来るとは。

 

ぐるっと東に回って地上のマガンの群に向かって行く。

 

左か二羽目、間違いなくハクガンであろう。今後沢山来て欲しい。

 

帰路、ススキの土手にスズメの群。毎年減っていることばかり報じられる。
こうして少し大きな群に出合うとほっとする。

つぶさに観察している訳ではないが、これまで初めてハクガンを見るは大抵年明けた1~2月だった。一度だけ2010年は11月20日だった。わずか1羽の飛来ではあるが、例年よりも早くはないだろうか。

次第に冷えてきて冬鳥たちには丁度良い季節になった。どんな鳥に出逢えるか、北から山から沢山やって来て欲しい。
また雪には余り降って欲しくない。

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