空・海・気象
この暖かさはエルニーニョ現象だろうか。
暖かですねー、がこのところの挨拶がわりになっていた。
最高気温が18~19度になる日が続き、最低気温も10度を上回った。
本日昼美術館の庭で妻達はチューリップを植え、私は剪定やはびこりの手入れなどをした。
一時間ほどだったが体がほてり汗をかいた。
ところで世界気象機関(WMO)は16日、異常気象をもたらすとされるエルニーニョ現象が年末までに強まり、過去最大規模になるとの見通しを示した、とYahoo!ニュースが知らせていた。
10月のブログで11月から3ヶ月の気象予報とエルニーニョ現象を書いてみましたが、昨今の暖かさは既にそうなってきているのでしょうか。
例年なら冷たく時雨れる荒天の時期を迎えていますが、良ければ良いでこれで大丈夫かな、と思ってしまいます。
去る11月7日に上越市牧区付近で見た桜の開花。
沢山の小型の花が細い枝に咲いていました。
狂い咲ききでなければマメザクラかシキザクラの可能性があるようです。
この時期に桜を見るのは少々頭が混乱しますが、いっとき心は暖まりました。
今冬の暖冬を伝えた予報 むかごご飯。
夕方のニュースで、この冬は暖冬という予報が伝えられていた。
昨年来続いているとエルニーニョ現象の影響だという。
太平洋赤道域から南米にかけて広範囲に海面温度が上がることで発生するエルニーニョ現象。
よく耳にする言葉だが、ぼんやりしているせいか実際の影響を実感した覚えがあまりない。
ただこの現象下の冬は特に「東日本」に平均気温の上昇という好影響があるらしい。
東日本といっても太平洋側と日本海側では気象は異なるが、幸いなことに日本海側で特に良い面をもたらすようだ。
太平洋岸に較べて平年より気温が高め、しかも降水量は少なめだという。
この度の予報は11月~来年1月の三ヶ月間だが、今年は意識して過ごしてみたい。
予報が当たり冬本番の2~3月までも暖冬であればいいのだが、果たしてどうなるだろ。
さて昨日は大潟区の雑木林にあった「瑞天寺」-「十二神社」の道を書かせて頂いた。
その道中で採ったムカゴが本日の夕食に出た。
むかごご飯は懐かしい。
うすい塩味がついていて、しかも新米で余計美味しく感じた。
お寺と神社をつなぐ道すがらのものだった為何となく有り難味もあった。
兄は上手に馬を扱った。
午後から次第に晴れた一日、但し気温は上がらず寒かった。
そんな日の夕刻受診されたおばあさんに生まれ育った場所を尋ねると、以下のような話になった。
自分は近隣の山奥で育った。
戦争が始まると村から働きざかりの男の姿が消えてしまった。
その村で自分の兄は体が小さかったためか兵役を免除されていた。
小柄だったが兄は馬を扱うのが大変上手だった。
家の馬だけでなく村のどんな暴れ馬もうまく馴らした。
ある日、よその馬が荷車をつけたまま土手から落ちると、飛び出して逃げた。
大声で人が呼びに来て兄と見に行った。
巡査まで来ていた人垣のなかで馬はいななき跳ねていた。
しかし兄を見ると急に静かになり、兄はほおずりをした。
その時の馬の目は真っ赤で、自分には泣いているように見えた。
とても良い話でもっとお聞きしたかったのですが、順番のためここで終わりました。
この方は大正15年生まれ、お年寄り達はご苦労されている分だけ本当に色々な話をお持ちです。
午後遅くの爽やかな空にヒツジやイワシ、ジンベイザメまでいました。
気温が下がったため夜になって居間にストーブを出しました。
荒天の一日。
肌寒く終日風強く雨がぱらついた日。
よく聞く話ですが今年の秋は残暑らしい日もなく涼しさから寒さへ移行してます。
順調といえばそうかもしれませんが、早い雪かも、と気をもむ声も耳にします。
但し明日からの週間天気予報は連日お日様マークが付いていました。
本日夕刻の四ツ屋浜。
大きな雲が連続して西から東へ流れていました。
本日荒天候の中ご来館下さった皆様、有り難うございました。
低気圧に見舞われた日 昼食後のイチジク。
本日午後まもなく風が出て次第に強くなった一日。
悪天候のせいもあって午後から閑散だった美術館。
最近ほぼ毎日昼食は美術館で摂っている。
ホットサンドウイッチかトーストで、パンは大抵普通の半分にしてもらう。
一緒に出るピクルスや果物のほか、妻のお弁当の野菜を一皿もらって食べる。
本日はトーストで、食後先日頂いたイチジクを食べた。
皮をむいてフォークで半分に割ったイチジク。
イチジクは無花果と書くが、中心に向かって並ぶ赤と白の果肉状のものが花らしい。
自分たちは実でなく花を食べていることになる。
荒天の本番は今夜から明日にかけということ、その後晴れが続く予報が出ている。
夜間風雨の音を聞いていると、その後の晴れなどにわかに信じ難い。
昨日に続いて爽やかな空 おいしいサツマイモ。
軽やかで様々な雲が見られた一日だった。
先日頂いた立派なサツマイモは皆さんと分け、昨昼はきんとんに、今夕は煮物になった。
今夏の当地方のお天気は順調で作物は本当に良いようだ。
春先に蒲原地方の果樹園を見てその広大さに驚いた。
もう少ししたら訪ね行って果実の実りぶりを是非とも見てみたい。
台風から崩れた低気圧が日本海を北上して発達、明日夕刻から大荒れが予報されている。
爆弾低気圧という話もあり、順調だった作物への影響が心配だ。
週末を賑やかにして頂き有り難うございました 柿崎海岸の散策 当たる気象予報。
本日の日曜日は予報通りにぐづついたお天気でした。
そんな中自転車で来られた若いご一行さんはじめ、樹下美術館は大勢さんで賑やかにして頂き有り難うございました。
出かけた曇りの柿崎海岸でいっとき陽が射した。
カモメのわきをそーと通り過ぎる。
たった一日の崩れを当てた天気予報は、明日の晴れを知らせている。
今世紀に入って何が進歩したか、色々考えさせられるが、
気象予報は確実な進歩を遂げているように思われる。
農漁業にとっては大きな恩恵ではないだろうか。
但し長期予報はいまいちかもしれない。
台風通過の空 美しく架かった虹。
台風18号は能登沖を通過した一日。
当地新潟県上越地域で目立った被害は報じられなかった。
そんな日の午後、春日山の上越医師会館に出向いた。
県医師会が行っている小規模事業所の健診事後相談と産業保健についての個別相談の担当日だった。
これは一年に一回まわってくる。
事業所健診の主な問題は肥満、アルコール関連、糖尿病関連および脂質代謝異常がメインだ。
データの最初に身長体重比が記載されているが、これが標準的だとそれに続くデータもきれいな事が多い。
一方過体重が強度になるほどデータにチェックが沢山入る。
体重は生活習慣の全体を反映していて複合的に疾病と関係する。
健康は幸福のいしずえ、明日の幸福を願って心込める以外ない。
一方の過重労働の相談もかなり深刻だった。
医師の意見がどのように反映されるのか、真剣に受け止めてほしいと念願した。
さて以下は今日の空です。
青空が見えていた時間に医師会館に入り、相談が終わって出ると激しい雨。
しかも強い陽が射していて「きつねの嫁入り」状態に少々驚かされた。
相談が終わって出た医師会館の駐車場。陽が射している中で強い雨。
雨が上がり水田に出るときれいな虹が架かっている。
午後3時半頃、まだ陽が高いので虹の位置は低い。
本日見た虹は長い時間架かっていた。
美しく出た虹を見た人は多かったと思う。
台風が関係する奇妙で絵画的な雲。
現在22時半ころ、台風15号は島根県沖を北へ向かっている模様。
本日の空に台風の接近の影響と思われる雲が見られた。
およそ台風の前後あるいは通過する場合しばしば変わった雲が見られる。
くっきりした輪郭、とろりとした一様な濃さ、奇妙な形状などのことである。
それらに、全てではないが絵の具で描いたような一種絵画的、時には物語的な印象を受ける。
本日、上越市大潟区の水田から見て西は、妙高連峰の方角に以下のような雲が見られた。
12時半ころのモノトーンに近い一様な雲。
様々な濃淡で何層か帯状に別れ、風向きに従って南北に連なっていた。
18時過ぎ。
白と黒の一様かつ輪郭が明瞭でにょろにょろと這うような雲。
くっきりしているためか、それぞれの雲の遠近や上下の区別が判然とせず、絵画のように感じられる。
18時40分頃。
上掲の40分後大きなウナギのような形の雲が横たわっていた。
台風が関係すると主に風の影響であろう、帯状、レンズ状、層状などで明瞭な輪郭の雲がみられる。
性質?もミルクのように緻密で滑らかな感じがする。
但し、同じく強風でも台風以外の場合、綿のようにふわふわした形のまま飛んで行く雲も希ではない、、、。
なぜ台風はさほど強風でない時間でも、しばしば絵画的で物語的で、奇妙な形になるのだろう。
台風の空を見ていると、次元が変化したような不思議な感覚をおぼえることがある。
明日はかなり遠ざかるようだ。
今のところ当地域に大きな被害は報じられていないが、どんな雲が見られるのだろう。
待っていた雨 お盆の出入り。
「異常な暑さ」を嘆く毎日だった。
「暑くていいんです、盆が来たら降ればいいんです」
ちょうど一週間前、一粒も雨が降らず猛暑を嘆くと農家の方が仰った。
それが盆に入った昨夜遅くから午前まで、ちゃんとしっかり降った。
農家の方の言う通りになってきて、こんな流れがお米にも良いのだろう。
雨のおかげで本日雲らしい雲が湧き、アブラゼミが元気を取り戻し、
畑が助かったという声を聴き、庭の水やりも当分休めるようになった。
いまお盆客の出入りは患家に、通りに、お寺に、そして樹下美術館に見られる。
・訪れた家で認知症が進んだおばあさんは、お客が出入りする居間でじっとして緊張の面持ちだった。
・軽い脱水症のおじいちゃんを心配して、東京から帰省中のお孫さんが付き添って受診された。
・皆が集まったといって9人もの地元のご一家が樹下美術館で昼食とお茶をされた。
・一昨年の主体展で倉石隆の「琢也」を見たという東京の青年が、90才の実家のおばあちゃんと来館され楽しまれた。
そして今夕、水蒸気いっぱいの雲が茜に染まった。
大潟漁港で刻々変わる空の色。
このあとしばらくして雨が降り出した。
本日長岡市からの男性が、拙館長のブログを見て雲に興味を持つようになった、と仰ったという。
有り難うございます、今夕は久し振りに見応えがありましたね。
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