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一昨日「Viva Video!久保田成子展」を楽しく観てきた その1。
一昨日日曜日のこと、午後の美術館で良く知っているお客様とお会いした。すると、いま長岡の県立近代美術館で「Viva Video!久保田成子展」を観てきた、と仰った。久保田さんのことは知っていたが、展覧会のことは知らなかった。しかも6日に終わるという。
周辺の催事などについて、いつもボヤボヤしているので肝心なことは皆様から教えて頂くことが多い。最終日の今月6日はあまりに近く、当日何があるか分からない。急がなければと考え、これから行って来ますと言って席を立った。
上越市出身の現代芸術家、久保田成子さんは直江津高等学校のご出身。美術に優れ高校時代から頭角を現し、進学した筑波大学を卒業すると一時国内で発表されている。本日会場で見た若き日の作品は創作への情熱や強固な意思が溢れていた。
1964年に渡米、活気に満ちていたであろうニューヨークを軸に実験的あるいは挑戦的な活動が始まっている。
このたびの長岡展では初期のグラフィックから、70年代から始まるヴィデオを駆使した意欲的で美しい立体作品を楽しく観ることが出来る。
以下特に目を奪われたヴィデオアートを載せました。
「ヴィデオ・ポエム」
作者の顔が映る砂嵐状のモニターを包む赤い袋は、
送風されフワフワと気持ちよさそうであり、思わず触ってみたくなる。
傍らの短詩によると女性器の表象でもあるらしい。
以下は「デュシャンピアナ」シリーズから。久保田さんは思わぬ出会いにより現代美術の大御所マルセル・デュシャンの知己を得、敬愛し親交したといいます。
「デュシャンピアナ:マルセル・デュシャンの墓」
天井から連なるモニターは床の鏡によって上から下へ、
あるいは下から上へと視覚を刺激し無限な連続を想起させる。
「デュシャンピアナ:階段を降りる裸体」
現代美術と階段は相性が良い。
もう少しゆっくりモニターを観たかった。
「デュシャンピアナ:ドア」。二つの出入り口に一つのドア。
デュシャン作品と同じ構造のオマージュ。
中の声はデュシャンの「アートは蜃気楼だ、、、」という呟きらしい。
壁には、「ドア/あなたの精神を開く ドア/あなたの精神を閉じる」
と書かれている。
以下はデュシャンの「自転車の車輪」を引用した作品。
デュシャンの車輪は椅子に固定されているが、この三つには1個→3個までモニターが付いていて、しかも時間が来ると回る。私が居たとき、間もなく回りますと言われ引き返して観た。像が映るモニターを回してしまうとは面白い着想で、こどもも興味を持つにちがいない。直裁的だが輪廻転生をイメージさせるらしく、確かにそう見える。
デュシャンを離れて以下はオリジナルの「河」です。
この作品はとてもきれいだった。次々に変わる光の色と形状は河の輪廻転生を表象しているという。
以下は作品に添えられていた「河」のドローイング。
“ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたは、かつ消えかつ結びて、久しくとどまりたるためしなし”の方丈記冒頭を連想させる詩文が書かれている。
季節ごとの美しい流れにも輪廻転生を。
末尾に“For Father”と献辞されている。
展示の前半に帰国して闘病する父を見舞った際の映像が観られる。好きだったお酒の代わりにジュースを飲む寝間着姿の父親を愛おしそうに撮っている。何かと父への愛情が垣間見られました。
さて長々となりましたが、まだ終わりではありません。
もう少し続きがありますので、明日などに掲載しようと思います。
所有の松林から切り出した材で廊下や階段を改修。
その昔の数十年前、在宅で訪ねる家の様子は様々で、時には理由があって散乱のあまり爪先だちでジグザク歩きをしなければ、患者さんにたどりつけない、お宅もあった。
福祉施策と人的支援でいまやこのような状況は見られなくなった。
余計なものが無くいつも片付いていて、行くのが楽しみというお宅がいくつもある。小さくて気が利いている旅館を訪ねるような感じがするのである。
本日の写真のお宅もそのような家だった。
外から眺めると二階の窓辺に白いカーテンや花が見え、庭は小気味よく、石段は掃かれている。
訪ね始めて間もないお宅だが、先日廊下がピカピカしているのに気づいた。訊いてみると、所有していた山に高速道路が通過することになった際、そこの松を切り出して家の改修に使ったと仰った。
初めて耳にするいきさつであり、そんな風に手持ちの木を材にして生かすことも出来たのか、と少々驚いた。
つややかな廊下。
松は樹脂が多いのでつややかで美しくなること、丈夫なことなどで優れているという。切り出しや材への加工など手間が掛かったと思われるが、良いお仲間にも恵まれたのではと思った。
堅実で奥ゆかしい奥さんは私と同級生。ご主人は真面目一方の優しい方。
「良い奥さんですね」と言うと、恥ずかしそうにお互いを褒めあい、聴いていて幸せな気持になった。
以下は本日我が家の玄関の花と観音の様子です。
庭で咲いた黄色の芍薬と都忘れが生けてある。
観音像は40年ほど前、ある方の数ものを通販で購入しました。
モデルそのままに現代的なお顔です。
本日のワクチンは20名、うち在宅3名でした。
在宅では一定時間観察をしますので、世間話をしたり、普段は飲まないお茶を頂いたりします。観察があるため1日3件が精一杯だと思います。
本日NHKテレビ『美の壺』スペシャル「レトロ建築」 で上越市髙田の世界館が紹介されました。冬場の撮影にも拘わらず美しく撮られていて、内容の良さといい他の大規模な建築と全く遜色無かった。さすがNHK、関わる方たちの願いが伝わる良い内容でした。
二人の姪が通っている自由学園を初めて映像として見ることが出来、歴史的建造物が開かれていることに感心しました。
クリスマスローズをみな切った 田植え ツバメ 童謡「木の葉のお船」。
日中暖かく高曇りだった日。
一昨日は長く庭を賑わしてくれたクリスマスローズを切りましたが、三分の一ほどまだ残っていました。本日それを切りシーズンが終わりました。
本日切ったのを加えました。さすがの鉢もいっぱいです。
クイズです:本日かなり強い風が吹き、植えたばかりの「バラ」が一枝折れていました。
それを鉢に挿しましたがお分かりでしょうか。
大きくしてみました。
明瞭ではありませんがお分かりになりましたか。
これまでで一番良く咲いたクリスマスローズ。昨年花後に根の周囲をほぐして施肥をしたこと、石灰をくべたこと、などありますが、本当は何が良かったのか良く分かりません。ただ来年を楽しみに、今年も根の周囲の手入れは行ってみようと考えています。
裏手の水田で田植えが行われています。さる10日、大潟区のナショナルカントリーの皆様です。
さて、枝に止まることもなく猛スピードで滑らかに飛ぶツバメは変わった鳥だと思います。時々数羽が連なるように飛ぶのを見ますが、巣立った若鳥が餌をもらうため親を追いかけているのではないでしょうか。
枝や地上で給餌すれば良いものを、空中を猛スピードで飛びながら餌のやり取りをするようです。急上昇や急旋回を繰り返すなど、あたかも子のトレーニングを兼ねているように見えます。
数千キロ離れた南の国から、前年の巣へ戻るのも信じがたいことです。
以下は幼少に聴いたツバメを歌った野口雨情作詞、中山晋平作曲「木の葉のお船」です。
父が買ってきたレコードで聴きました。海を渡るのに疲れたツバメが葉っぱに乗る、と聞いて可哀想だと思っていた気がします。
童謡とは思われない味わい良いコードが付いています。
△印はメジャー(Mまたはmaj)ですね。
歌:鮫島有美子
ドビュッシー風で余韻を持った素敵な編曲ですが、いかがでしょうか。
上のコードで演奏するとこんな風になるのでしょうか。
柏崎市の飯塚邸を訪ねた。
以前出かけたところ木曜日で休館していた柏崎市史跡文化財、飯塚邸。
本日好天の午後訪ねた。
壮大な作りのいわゆる豪農の館。緑が滲みる邸内は多くの日本間や茶室がある。わけても昭和22年に新潟県を巡幸された昭和天皇が休息、お泊まりになったお部屋には、おごそかで澄んだ空気がいまだに漂うのを感じた。
昭和天皇がお休みになった二階のお部屋。
真っ白で立派な椅子。
床脇の障子の形は梅か、同家の家紋の桜か。とても合っている。
木のウロから井戸を覗いていたら人が通りました。
最後に倉を改装した展示室を観た。
上手倉と下手倉があり
本日はお茶道具はじめ生活用具のある上手倉を観た。
ゆっくり興味深く観て回りました。
寄贈された柏崎市が管理運営する文化財に、周辺の方々が熱心に協力されているのが窺われました。それだけの親しみと魅力があるにちがいありません。
満月 古い歌「月光と水玉模様」。
今夕は満月、ネイティブ・アメリカンの呼び名に由来してピンク・ムーンと呼ばれるらしい。この時のピンクはフロックスの花の色で、シバザクラもフロックスの仲間だという。確かにいま美術館の石垣にも小さな群を作って咲いている。
夕食中今か今かと待っていると上った。
月の曲は色々ありますが戦前からの古い曲「Polka Dots and Moonbeams」も好まれて演奏されるようです。
フォー・フレッシュメンによる「Polka Dots and Moonbeams(月光と水玉模様)」
(1960年のアルバムから)
1973年だったか、玉川高島屋のレコード売り場で親しくしていた先輩がヘッドフォーンをつけて視聴していた。近づくと聴いてみる?と言って耳に当ててくれたのが、このフォー・フレッシュメンのレコード。ヘッドフォーンで聴くステレオ音、そのコーラスの素晴らしさにとても驚いた。
ざっとですが、以下のような歌ではないでしょうか。
“ある庭でカントリー・ダンスのパーティがあった。突然誰かがぶつかってきて、あらごめんなさい、という声。月光の中に水玉模様の服とツンとした鼻の女の子が。思い切ってダンスを申し込むと踊ってくれた。月光と水玉模様にツンとした鼻の女の子、夢のようだった。いつかライラックが咲く小さな家で、おとぎ話のように暮らすのが見えていた”
トミー・ドーシー楽団とフランク・シナトラとの名コンビで同曲です。
(1940年の録音)
本日キョウガノコが何株も届きました。
今朝の新潟日報「にいがた人の本棚」と「銀の匙」。
去る3月末、新潟日報日曜版月2回のコラム「にいがた人の本棚」に向けたインタビューを受けていた。愛読書に類する書物を取り上げ、それにまつわる種々を話し、囲みとしてまとめる企画だった。
なぜ私にお鉢が回ったかはっきりとは知らされなかったが、かなり前もって打診があり、逡巡した後お受けし、書物「銀の匙」を取り上げることになった。
来訪された記者さんから「銀の匙」のあらすじや読みどころなどと共に、著者の事、私の生活と読書などを訊かれた。記者さんは柔軟で知的な人。話を楽しむようにインタビューを進めてくださった。
とりとめ無い話をきれいにまとめて頂いた記者さんは、本当に凄いと感心した。同書や著者について調べていることも窺われた。同行のカメラマンさんも熱心で、最初は美術館館内で、後から外のベンチで撮ってもらった。桜の陽光のせいで、しわくちゃの顔がトッチャン坊やに変わっていた。
さて前後篇のある「銀の匙」前篇は、27才の著者による明治中頃の幼少時代の自伝的小説。シーンの一つ一つは、読む者が主人公のすぐ隣か後ろに居て、それらを目の当たりにしているように鮮明に描かれる。主人公の幼少は虚弱で敏感ゆえ、一見ありきたりの出来事も物語か事件のような波乱や美しさがあって興味深い。
ひ弱な頃の主人公(私)は前後して二人の可愛い女の子に好かれる。ともにおませで活発。遊びを通して彼女らに翻弄されるが、そこには明らかな好意や愛情が生まれていて、周囲から嫉妬もされる。
ほかに“おばさん”という貴重な人物がいて、病弱な母親に代わって私を背負い、歩き、導き、ともに遊ぶ。伯母さんは漢字を読めないが非常に博識で信心深く、第二の主人公ではないかと思ったほどだ。
おばさんは立場上責任として関わっているが、その態度から並々ならぬ愛情が読み取れる。
二人の幼女とおばさん、いずれも女性だ。何をしても互いの距離と心は絡み合うように睦まじく近い。幼少からこれほど異性に好かれる著者・中勘助とはどのような人だったのか、前篇を読み始めるや興味を禁じ得なかった。
主人公は中学生になるころから急に知力がつき身体も壮健になるが、生き物はじめ万象の摂理を愛し、「銀の匙」後編では、男らしさに憑かれる14才上の兄と常に衝突する。
かって著者の幼少は大変な美少年ではなかったのか、と書いた。ネットや書物で知った成人の中勘助は身長が180㎝もあり、外国人か俳優のように見栄えの良い容姿をしている。幼い頃はことさら可愛かったのであろう。
成長した著者は一高、東大へと進む。
「銀の匙」とは別の話だが、家庭に於いて凄まじい不条理と確執の渦へ巻き込まれる。それから逃れ、かつ物書きとして家計に付与するため敢えて放浪の身となる。
その過程で「銀の匙」前編は野尻湖弁天島に籠もって書き上げられた。柏原駅から送付された原稿に目を通した夏目漱石は、“美しい,、自分には書けない”と絶賛し、朝日新聞の連載が決定した。
後年氏は兄の病と狂気に等しい行動に苦悩しつつ、一方で美しい女性たちの愛の告白に遭う。知的で見栄えの良い男性は一見幸福そうだが、深刻な人間関係や問題にも悩むのであろう。詳しいいきさつは知らないが次第に禁欲的な生き方へ、そして仏教へと傾注していく。
この間に小説「犬」を書いている。
「犬」には異教徒と通じたうえ子を宿した美しい娘への異常な嫉妬から、魔術を使って娘と共に自ら犬になり飽くなき色欲にふけるバラモンの聖人が描かれる。「犬」の読後、一体どこでこれが美しい「銀の匙」と繋がるのか、めまいを覚えるほど混乱した。
「銀の匙」を書いた27才の著者には、直前の妹の死、兄の病および兄嫁への同情や思慕、ほかに様々に複雑な事件があったのであろう。自他が陥っている辛酸と自らの苦悩の浄化、あるいは魂の補償や解毒として「銀の匙」を書いたのでは、と精一杯空想してみた次第です。
昨年1月26日、たまたま訪れた野尻湖湖畔で中勘助の詩碑に出合いました。それは昭和20中頃~30年代、家族とともにたびたび訪れた懐かしい野尻湖の旧バス停の一角にありました。碑には弁天島で再びホオジロの声を聞く勘助の深い孤独が刻まれています。
松山選手の偉業 私達のワクチン副反応と接種の前進。
松山英樹が今年のマスターズゴルフでチャンピオンに輝いた。怪物のごときスーパースターが争うメジャー大会は完璧が求められ、運不運さえも克服しなければ優勝に届かない。松山選手の達成は偉業としかいいようがない。
一昨年の全英における渋野選手といい、続けてゴルフに光が当たったのでとても嬉しい。
ことゴルフだけは、どのような形であれ、名門霞ヶ関CCにおけるオリンピックをテレビで観てみたいと思う。
優勝が決まってスタンディングオベーション。
長い影が長時間の熱戦を物語っている。
米国で肩身の狭い思いをするアジア人が歓声とスタンディングオベーションに包まれる。ゴルフのジェントルマンシップとは言え、偏狭なナショナリズムが少しでも薄まればと心から願われる。
さて11日午前遅く受けたコロナワクチン。接種直後我が二人のスタッフは全く痛くなかった、と言った。ところが二人とも当日夕刻になると急に注射部位が痛み出したという。
さらに翌12日の午後遅く、一人が37.8℃に発熱した。私の直後からの痛みは物理的なものであろうが、スタッフの数時間後の痛みと発熱は免疫生成に関わる反応と理解することが出来、熱には少しためらったが高熱移行を危惧してアセトアミノフェンを一錠服用してもらった。
するとその晩遅くの電話で、すっかり解熱し気分が良いという返事があり、ほっとした。
私の直後からの痛み、女性スタッフ二人の数時間後の痛み、そして女性一人の2日目の発熱。三者三様の反応を経て三日目を終える。
この先の遅延反応と3週間後の2回目の接種での課題は残るが、現在痕跡的な痛み以外そろって常態に戻った事に安堵している。
報道で知らされる通り、インフルエンザワクチンなどより多めの副反応は、抗体産生機序を明瞭に反映するものと考えられ、その点でも効果が期待される。
ささやかな日常ながら感染リスクは何処にあるか分からない。また掛かりつけの方に限定して必要なPCR検査を始めているので、ワクチン接種を何とか全うしたい。
昨日、矢継ぎ早に来る検査や接種におけるICTの使いづらさを嘆いた。すると願いが通じたのか、今朝医師会から個別で行う接種予定数をカレンダー付きのFAXで訊いて来た。
さすが医師会、現在この方法が最も明解で実用性が高い。
あとは安全、円滑を期して慎重に臨みたいと、昨日とは打って変わり前向きな気持になれた。
ここへきて経験則が通用しそうもなく、先行きは不透明だが、今夏が正念場ではないだろうか。
ワクチンが前線病院の負担を和らげ、広く住民の安全に寄与することを願って止まない。
本日夕食の鯛かぶら。
カブは鯛のダシが滲みて美味しかった。
先日のソーメンに続いて本日も鯛。アラは200円程度で買えるらしい。
晴れた土曜日に鳥を見ながらSPレコードを聴いた。
よく晴れ昨日の寒さが緩んだ本日土曜日午後、A氏B氏夫妻が来られ、持参されたSPレコードを掛けて過ごした。
オーボエとチェロ、そして歌が掛かった。曲はシューマンとドビュッシーのロマンス、歌は愛の妙薬。
陽を浴びる花、水浴びをするツグミ、明かりに止まるジョウビタキ、神経に優しいSPレコードの音。内外とも重圧の日々にあって心癒やされるひとときだった。
本日もガーデンライトに止まったジョウビタキ。
ツグミといい、間もなくシベリアなどへ帰るらしく、別れが近づいている。
良いお天気が予報されている明日、二つ大切なことがあり少々緊張させられる。
“春なのに”というヴォーカル曲と演奏 東日本のコロナ拡大傾向。
日中空はしっかり曇り、本日いつものA氏とともに初めてのBさんC氏とゴルフをご一緒しました。
初めての方とも楽しく回れるのがゴルフ。極地を思わせる気象のもとでもやろうと思えば出来る?のもゴルフ。私は後半崩れたが納得がいくラウンドでした。
あいにくのお天気で、レンズ雲を交えいろいろな雲が出ては消え、雨もぱらつき風も吹き、何とも活発な曇り空でした。
今ごろはまだお天気が安定せず、善し悪しを繰り返します。
本日動画サイトから以下、「It Might As Well Be Spring」を三つお借りしました。
“まるで春のよう”とか“春なのに”などの邦題が付いているこのジャズ・スタンダード曲は不安定な春の気分を歌っています。
ブロッサム・ディアリーのピアノ弾き語りです。
フランスを行ったり来たりしたディアリーはフランス語で歌っています。
風の柳のように騒がしい心、一方誰かが待っていそうな気分、などと
英語の本歌では歌われます。
上掲のみずみずしい録音は1957年。動画メモによれば、サイド・メンのベースはオスカー・ピーターソンを支えたレイ・ブラウン、ドラムスはカウント・ベイシーを支えたジョー・ジョーンズという輝かしさでした。バック・コーラスもいにしえのディズニー映画のようで私は好きです。
こちらは初めて観たビッグ・バンドの演奏です。
素晴らしいテクニックとアンサンブルは大人のバンドそのものですね。
曲はリリカルなケニー・ドゥリューにぴったりです。
切れ味良いN.H.Ø.ペデルセンのベースも歌い、
エンディングの余韻といい、何とも言えません。
春なのに春のよう、と時期はずれ風に色々連ねて申し分けありませんでした。
ところで宮城、山形、福島、長野、群馬。新潟県など、今までになく中東部のコロナが盛りはじめ雰囲気が悪い。
反対に西南では下火に見えなくもない。すでにウイルスは夏へのシフトを始めたのだろうか。
山形の飲食関連の店主が、感染を出す前に自分で閉める、とインタビューで答えていた。
東北の実直さが効いてブレーキが掛かれば良いが、この方達こそ国に守ってもらいたい。
多くの人の苦悩をよそに、ニュースが伝える聖火リレーはひとごとのようにどこか空しい。
本日樹下美術館のホウキザクラと向こうはハクモクレンです。
双方はともに大きい木ではないのですが、写真はかなり立派に見えます。
金沢市のお土産、諸江屋のオトギクズユ。
過日、金沢に詳しい方が国立工芸館に行ってきました、と言って諸江屋のお菓子「オトギクズユ」のお土産を頂いた。
2020年、金沢市に開館した国立近代美術館の工芸部門である国立工芸館を観てこられたということだった。
あまり出ない私達。でも出かけられた方が見えては時にはこうして情報やお土産を頂く。2月の十日町博物館行きもそのようないきさつがあり、“皆様から聞いた”という、それがまた楽しかったのだと思う。
いろはカルタのように、どこか懐かしいパッケージの「オトギノクズユ」
熱湯を注いでかき混ぜると、あら不思議今はむかし、軽い甘みのくず湯が出来る。
小さなカキモチのようなものが2個浮く。
是非とも金沢へ行き、国立工芸館を訪ねたい。また嬉しい低カロリーのオトギクズユを少しまとめ買いし、しばらく昼食時に飲んでみたいと思った。
- 仏像、社寺、二十三夜塔、庚申塔
- 樹下だより
- 齋藤三郎(陶齋)
- 倉石隆
- 小山作之助・夏は来ぬ
- 高齢者、昔話
- 医療・保健・福祉・新型コロナウイルス
- 花鳥・庭・生き物
- 空・海・気象
- 頸城野点景
- ほくほく線電車&乗り物
- 社会・政治・環境
- 明け暮れ 我が家 お出かけ
- 文化・美術・音楽・本・映画・スポーツ・テレビ
- 食・飲・茶・器
- 拙(歌、句、文)
- こども
- 館長の作品。
- MLB,準優勝は無いが分配金 昨日の悪天
- 心臓によくなかったワールドシリーズ決勝戦 不思議な山本投手。
- 再三の美技、ベテランの守備 果物を描いてみたい。
- 晴天の柿崎海岸 新柿線のコハクチョウと親子散歩 いよいよ「神様山本様」と「運」のドジャース。
- 18回に及ぶワールドシリーズ 観客のストレッチタイム 両球団の呼称。
- 今季初めて見た白鳥の群 雀も沢山いた。
- 本日の良寛さん講演会 本日ワールドシリーズ第一戦。
- 菓子工房「キャラメル」さんとのコラボ 庭のホトトギスとリンドウ 吟醸酒「雪の五合庵」
- 長生きのお陰色々。
- ポストシーズンが後半戦 大谷選手のもの凄い活躍。
- 富山市から同窓の後輩 美術館の秋の庭 ドジャースの頑張り 日本人ファーストと言うけれど。
- 11日の茶会の掛け軸「秋夜弄月」の現象に知覚と意識? 米山水源カントリークラブで大潟ゴルフ同好会のコンペ。
- 突然終了したドジャースのポストシーズン地区シリーズ。
- 秋はちゃんと来ている 土曜日のお茶会 残念なドジャース。
- 保育園の健診 ポワロのハローウイン 「チキンハンド」というプレー。
- 和やかだった今年の樹下美術館秋の茶会1回目。
- ドジャース佐々木朗希選手の復調 ポストシーズンのディヴィジョンシリーズはフィリーズ戦。
- 激しい雨、めまぐるしい空 今年はどんな晩秋か。
- 回復の途で「何が食べたいですか?」に意外な返事。
- 長野市からの団体さんと倉石隆の作品。
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