秋の講演会 司修(つかさおさむ)さんをお迎えして

2011年9月9日(金曜日)

画家にして装幀家、さらに作家である異能の人、司修(つかさおさむ)さん。樹下美術館では司さんの講演会を来る11月17日(木曜日)午後2時から開催いたします。

演題は「雪国の画家・倉石隆」です。

氏は1964年主体美術協会の創立に際して樹下美術館の常設展示作家、倉石隆らと歩みを共にされ、倉石氏とは密接に交流されました。

 

講演会お申し込みは樹下美術館の窓口で、または
お電話025-530-4155でお願い致します。

 

以下のチラシは小さめですのでクリックで拡大してご覧下さい。

111117司さん公演パンフ

1950年、司修さんは新制中学を卒業すると映画館の看板描きの助手として働きつつ独学で絵画を始められました。以来多彩な活動の中で、書物の装幀と挿絵で井上光晴、瀬戸内晴美、有吉佐和子、水上勉、加賀乙彦、大江健三郎、遠藤周作、江藤淳、室生犀星、野坂昭如、ほか枚挙にいとまがないほど数多くの作家とお仕事をされました。

また旺盛な文学活動において「紅水仙」「赤羽モンマルトル」「影について」「蕪村へのタイムトンネル」ほか多数の著作があります。

 

これらによりボローニャ国際図書展グラフィック賞推薦、ライプツィヒ国際図書賞金賞、講談社出版文化賞・ブックデザイン賞、小学館絵画賞、小学館児童文化賞、川端文学賞 、毎日芸術賞などに輝かれました。

 

1999年法政大学国際文化学部教授となられ、現在同名誉教授をなさっておられます。

 

晩秋の午後、絵画と文学の人、司修さんのご講演をお楽しみ下さい。

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