庭も今あるものを磨く 岩千鳥 明日から毎日開館。

2015年5月12日(火曜日)

「今あるものをみがく」。
これは年頭のミーティングでスタッフのみなさんと話したことでした。

展示、カフェ、庭、いずれも樹下美術館の大切な要素です。
中でも庭は生き物で、一時もじっとしてしていません。

先日、県立大潟水と森公園に行きましたが、そこも広大な庭でした。
林間の植物を保護し、茂りを整え風を通し、歩道の手入れをして、
気持ち良い環境と景観の維持をしているのがよく分かりました。

さて昨日のこと樹下美術館の庭で些細ですが、三つ気になることがありました。

①ガマズミの小さな木が虫食いにあって酷い状態になっている。
②一時吹いた風のため前庭の常緑樹が沢山落ち葉を散らしている。
③小鳥のための水盤に桜のガク片が積もるように浮かんでいる。

その午後一ときお客様が途絶えて、ゆっくり読書をしました。
終わって出ると、二人のスタッフがまさに①②③の処理を黙々としていたのです。
いずれもお願いしてないのに、何か啓示が降りているようでとても驚きました。

「頼んでやってもらう」事と「気づいて行われている」の間には、
大げさですが天と地ほどの違いがありますので、本当にびっくりしました。

進化や創造は、このような日々の積み重ねから生まれるのではないでしょうか。
これからも皆で頑張りましょう。

 

岩千鳥「岩千鳥」。
可愛いランの一種で、その昔園芸店をされていた患者さんから頂きました。

さて明日は火曜日です。
いままで火曜は定期休館日でしたが、明日から連日開館となります。
当初は閑散と思われますので、昼休みにお茶を飲みに行きます。

どうか皆様にも宜しくお願い致します。
●但し冬期の休館(12月26日~3月15日)は今まで通りです。

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