2015年5月12日

休館日なしの初日となった火曜日。

2015年5月12日(火曜日)

まだ台風は遠くなのに日中はよく荒れました。
そんな日の本日、冬を除き休館日なしの開館を宣言した初めての火曜日でした。
(これまで火曜は定期休館日)

来館者さんはあっても数名、あるいはゼロもあろうと思っていました。

023本日の樹下美術館の樹木。

さて実際は、と言いますと私が出かけた昼にはまだだれも見えません。
お天気も悪いし、無理もありません。

でも先日の「アンブラッセ」の続きを読んでいると、きっと誰かが見えると予感しました。
すると新潟県立近代美術館の帰りという男性お二人が来られました。
美術に詳しい方達で、樹下美術館は小さいけれど、
「庭もカフェも楽しめる。これこそ本当の美術館」と褒めて頂きました。

私が帰ったあとに、女性が三人別々にお見えになったということでした。

皆様いずれも火曜日開館の事を知らないばかりか、火曜日が休館だったことも知らずに来られたようなのです。
「ああこれでいい、とにかく毎日やろう」
当館は皆様の赴くままに寄って頂く場所なのだと、すんなり納得できた一日になりました。

 

蓄音機コンサートバナー良かった昔の本物に触れるコンサートが迫りました。
お陰様でお申し込みは40名様を越えていますが、もう少し大丈夫です。

宜しければお電話 530-4155 でお申し込みし込み下さい。

庭も今あるものを磨く 岩千鳥 明日から毎日開館。

2015年5月12日(火曜日)

「今あるものをみがく」。
これは年頭のミーティングでスタッフのみなさんと話したことでした。

展示、カフェ、庭、いずれも樹下美術館の大切な要素です。
中でも庭は生き物で、一時もじっとしてしていません。

先日、県立大潟水と森公園に行きましたが、そこも広大な庭でした。
林間の植物を保護し、茂りを整え風を通し、歩道の手入れをして、
気持ち良い環境と景観の維持をしているのがよく分かりました。

さて昨日のこと樹下美術館の庭で些細ですが、三つ気になることがありました。

①ガマズミの小さな木が虫食いにあって酷い状態になっている。
②一時吹いた風のため前庭の常緑樹が沢山落ち葉を散らしている。
③小鳥のための水盤に桜のガク片が積もるように浮かんでいる。

その午後一ときお客様が途絶えて、ゆっくり読書をしました。
終わって出ると、二人のスタッフがまさに①②③の処理を黙々としていたのです。
いずれもお願いしてないのに、何か啓示が降りているようでとても驚きました。

「頼んでやってもらう」事と「気づいて行われている」の間には、
大げさですが天と地ほどの違いがありますので、本当にびっくりしました。

進化や創造は、このような日々の積み重ねから生まれるのではないでしょうか。
これからも皆で頑張りましょう。

 

岩千鳥「岩千鳥」。
可愛いランの一種で、その昔園芸店をされていた患者さんから頂きました。

さて明日は火曜日です。
いままで火曜は定期休館日でしたが、明日から連日開館となります。
当初は閑散と思われますので、昼休みにお茶を飲みに行きます。

どうか皆様にも宜しくお願い致します。
●但し冬期の休館(12月26日~3月15日)は今まで通りです。

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