実はもう一つ八ッ橋が。

2016年7月2日(土曜日)

先々回ある孫の修学旅行みやげとして八ッ橋を送って貰っ
たことを書かせて頂いた。
記載したのは聖護院八ッ橋だったが、実はもう一つ別な店
、本家西尾八ッ橋が一緒に送られていた。

京都で試食の際、どちらも美味しくて迷ったすえ、両方送
ることにしたと聞いた。

中学三年生なったばかりの生徒が年寄りの土産に迷うの
は容易に想像出来る。

そもそも聖護院八ッ橋と本家西尾八ッ橋とでは、同じ菓子
でも由来が異なっている。

聖護院は江戸期のお琴の名手八橋検校の遺徳に、本家西
尾のものは伊勢物語などで伝えられる「三河の国八ッ橋」
の逸話に由来するとされるようだ。

由来をも勘案して決めかねたことが想像されるが、結果とし
て両方にした、というのは本当に微笑ましい。
彼がもしも裁判官になったなら、良い判決を下す名判事に
なるような気がする。

お小遣いを散財させて申し分けなく思い、またR君の人柄に
触れて心温められた。

 

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抹茶味の本家西尾八ッ橋

今では生八つ橋のほうが人気があるが、私の場合昭和31年の
中学時代、修学旅行で食べて感動した固い方の味が忘れられ
ずにいる。
(当時まだ生八つ橋は無かったかもしれません)

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