妙高高原のゴルフ場にイワガラミ 夕暮れの庭で花の声を聞いてみる。

2017年7月9日(日曜日)

ゴルフに行った。
成績はともかく本日は特に、ゴルフは自分にとって検診か
体力測定に似た面があるように感じた。
スコアは54,48、カートで回ったが歩数は16000歩を越え、
そこそこの運動となり、なにより同業の皆さんと話が出来る
ので心癒やされた。

さて妙高高原のゴルフ場の林間に自生するヤマアジサイを見
かけ、以下の様な花を初めて目にした。

イワガラミ
イワガラミ。イワカガミではなくガラミ。
大きな額アジサイに似た白い花を沢山つけつる状になって
杉の木に高く巻き付いている。
見た目の通りアジサイ科の植物だという。
植物の多様性は驚くばかりだ。

イワガラミ拡大
イワガラミの拡大。よく似た花にツルアジサイがあるらしい。
これはアジサイ同様に萼片が4枚、一方イワガラミは1枚だ。
フジもそうだが巻き付かれてこんなに沢山花を咲かせられて
は樹も大変だろう。
からみながら20㍍近くも上って行くくらしい
(以上の写真はスマホでした)

さて無事に帰ってみると美術館は昨日同様賑わったという。
終了してから雑草取りをして、水を欲しがっている草花に撒
水した。

半ばぼんやり撒いていると耳元で私に話しかけてくる声が聞
こえた。

〝ねえ、私たちもそのうちに終わるのでしょう?〟
〝楽しいのでもっと咲いていたいです〟
〝出来れば来年も咲きたいのです〟
声を掛けたのはテッポウユリで、花はすぐ耳もとにあった、

「ご心配は良くわかります。一つだけいいですか、やはり花の
命は短くて苦しきことのみ多いのですか」と、
今度は私が聞いてみた。
すると一番姉さんか母親のユリが
〝シー、みんな黙って、余計な事を話してはなりません〟
と言い、ユリたちは静かになってしまった。

背の低いテッポウユリが終わり、今背が高い花が咲き誇っ
ている。
数日間雨が止んでいたのでどれも皆生き生きとしている。
何も考えないで喜んで咲くだけで良いでしょう、ということなの
か。

「では記念写真を撮りましょう」ということで園内を回った。

1
耳元で話しかけて来たユリ。

2
別の所のユリ。

3
カシワバアジサイとツーショット。

4
カシワバアジサイに話しかけている。

5
ユリに混じって強い香を放っていたクチナシ。
私もしっかり撮ってね、と言っている。、

夕暮れの庭は風が止み花が話をしながら香り、鳥も加わるの
でとても良い。

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